和錦城2009

〜゙和金"を゙和錦"にする為に…〜

☆●大島夢紡●☆

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本年をもって大島先生から最後に譲り受けた29尾の血脈同士での交配は“廃止”し、純大島系の源流となった弥富系和金との交配を行います。

そしてその血統を“大島夢紡(おおしまゆめつむぎ)”と称します。

この系統筋についての御説明と趣旨などを少しずつ御紹介させて頂き、和錦愛好家各位様からの御助言などを賜りたく存じます。
尚、本項目では私なりの和錦交配方法なども公開して参りますので、これから殖やす方や、殖やす予定の方、既に殖やしている方も是非御参考になさってみて下さいね!!
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この記事は現段階で御紹介すべきかどうか迷いますが、事実なので御報告を兼ねまして(笑)

画像を御覧頂ければ御分かりかと存じますが、画像は某養殖場…正確に申し上げれば『養殖場“だった”場所』です。ここでは以前、らんちゅう、和金(餌用)、江戸錦、光メダカ等を実際に養殖していた場所です。しかし、経営悪化と御主様の体調悪化、そして御長男様が家業を継がないという不遇が重なり、平成4年の盛夏に廃業し、そのまま現在まで放置されています。

画像一枚目の写真は最も大きな池でメインの池です。19.8m×9.36m×1.44m(水深)というサイズです。画像右下に見える魚群はオランダシシガシラで一時期預かっていた魚群で、現在は居りません。さて、この池を「一号池」とし、小さな池まで数えますと全部で45面御座います。全てモルタル塗りの叩き池で、一番小さな池でも120cm×134cm×55cm(画像二枚目)です。
画像二枚目の左側に見えるのはビニ-ルハウスで、ここにも叩き池が3面御座います。
ちなみに今回掲載した画像は平成20年(昨年)6月末に撮影したものです。

私と御主人は長年の御付き合いでして、昨年、持病の心臓病が悪化し残念ながら他界なされてしまいました。残された御遺族の御了解を得て、私がこの養魚場跡地を受け継ぐ事となりそうです。

経営形態としましては私が代表取締役となりますが、共同経営者が1人居ります。
正直、すぐにでも稼動したいですが長年放置されていたせいか、叩き池の其処彼処に罅割れからくる漏水や、配管の歪みetc…相当量の補修作業が必要となります。たまに親戚の方(食用鯉関係)が見えて少しばかりの手入れをなさっていらっしゃいます。もちろん、補修作業と申しましても、それには結構な金額もかかりますから、今すぐにでも稼動させたい気持ちは山々ですが、そうもいかないのが現状です。

しかし、私にとりましては長年の夢であった『和錦をメインとした本格的養魚場』を稼動させられるチャンスな訳ですので、滅茶苦茶頑張ってます(笑笑)養殖品種は和錦、大吉流星、寿恵廣錦、らんちう(大島復刻タイプ)、大阪蘭鋳(吉岡流)、の5種類で、和錦はバリエ-ションとして6タイプをと考えています。この養殖場は日本更紗和錦愛好会の本部とし、私の自宅も兼ねようと思っています。

夢は膨らむばかりですが、現段階では目の前の補修や実際に稼動した時に起こり得る様々な弊害も御座いますから、そういった“負の部分”への対処法並びに対処を即座に出来なければ話になりません。問題は山積しています。しかしこの養殖場を何が何でも稼動させ、愛好家の皆様が年がら年中集って頂ける愛好家のオアシスを…という思いが強く、今日まで、否これからも奮闘努力させて頂きます。

ちなみに養魚場の名称ですが『和錦城〜大島夢紡〜』とします。



(注)この元養殖場は現在、法的には御遺族の所有物件です。
万が一、場所が分かった方でも無断での立ち入り、訪問、無断撮影等は一切御断りさせて頂きます。
現在、この場所に魚は1尾も居りません。
尚、違法行為等があった場合、即座に法的手段により処罰させて頂きますので予め御了解願います。

夢を紡ぐ…13

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<<本項目の前回までの内容を把握していらっしゃるという前提で御話を進めさせて頂きます。>>

○腰と尾について

まず和錦が最も、その存在感や迫力をアピ-ルするのが頭構え、胴、色であるのに対し、品位と優雅さを演出するのは下半身、つまり腰から下の部位であります。

腰は決して貧弱で細身ではいけません。出来る限り太く、どっしりとした構え、骨格を見せるものを良しとします。何故なら、そのすぐ下には尾があり、その尾は休まずに振り続けるわけですので、それを支える腰が弱くては、品位や優雅さは到底望めません。

そして腰の太さは、加齢し完成へ近づくほどに重要性が増す部位でもあります。腰の貧弱で細い魚は、その先にいくら良い尾が付いていても、いずれ崩れます。大島系審美においては尾は特に大きめが良しとされますので、腰の支えは益々重要視しなくてはなりません。

●子魚期から腰に注視し、出来るだけ骨格の良い魚を選ぶ。
●その後、動物質と植物質の餌をバランスよく与える。
●出来るだけゆとりを持った飼育容器で熟成させる。

上記3点は、大変重要なポイントでありますので、愛好家の方、そして子引きを考えておられる方は是非知識として覚えておいて下さい。

次に尾ですが、進化論から申し上げても鮒尾→三つ尾→桜尾→四つ尾となり、最上は四つ尾であります。それぞれがどんな形状であるかは、皆様御存知でしょうから説明は省きます。そして単に四つ尾と申しましても、開いているだけではだめです。

一番手前の骨(親骨と言います)が、前方へしっかりと迫り出した“尾肩がある”状態でなくてはいけません。ある程度、しっかりと尾肩があれば、四つ尾以外の開き尾でも良しとはしますが、四つ尾が最も賞賛されるべきであります。

しかしここには雌雄差というものもあり、オス魚はカチッと決まった尾が良いですが、メス魚は多少柔らかくても良いですし、またメス魚は柔らかい尾を持つ個体が多いのも事実です。この現象は腹部に卵巣を持つが故の生物として、当然の選択であります。

理想的には“オスのような尾を持ったメス”という事になります。

夢を紡ぐ…12

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<<本項目の前回までの内容を把握していらっしゃるという前提で御話を進めさせて頂きます。>>

○胴への緋の乗り方について

前回は主に鱗並びについて述べましたので、今回は更紗模様そのものについて自論を述べさせて頂きます。

頭や各鰭への緋色の乗り方も大変重要ですが、最も鑑賞面積が広く、大きいのは他ならぬ胴体であり、和錦が大阪蘭鋳と同様に“模様魚”としての鑑賞価値も持ち合わせているならば、その部位への模様の乗り方は問われるべきだと考えます。

胴はいわばキャンバスであり、そこにどのように緋色が乗るのか?食い込むのか?

これは愛好家にとっては非常に重要な問題であり、やはり単一色の魚よりは目立ちます。
故に、品評会などでも審査員へのアピ-ルが強くなり、上位入賞への確率が高くなるのは必然的でありましょうし、自然な事と言えます。

過去、美しい和錦の定義としては『背白腹赤が良い』と、大体の飼育書などで書かれていますが、これはあくまでも“上下”の論に過ぎません。横(左右)も大変重要と考えます。横見で美しくても、上見でつまらない模様では、上物とは言えないのです。上でも、横でも、斜めでも素直に『見事な美しさだ』と感じられる更紗模様を良しとします。

大島先生は『本更紗が最も美しい』と述べられております。本更紗を纏った体躯も力強く大型の和錦は、さながら真っ赤な血飛沫(返り血)を浴びた武士のようであろうと思います。緋と白の面積比は理想的には5:5、もちろんキワもしっかりと分かれていて美しくなければいけません。詳しくは左記カテゴリ-内の『●大島式和錦の美学●』を御参照願います。

画像は、本更紗ではありませんが、かなり美しい更紗模様を持った和錦達です。

如何でしょう?
更紗と云う美…これ、そのものも日本伝統美と解釈しています。

<画像説明>
上から吉岡系、純大島系、平賀系、名古屋系の和錦です(^^)
微妙に緋色の質が異なるのが分かりますでしょうか???

夢を紡ぐ(特別編)

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<<本項目の前回までの内容を把握していらっしゃるという前提で御話を進めさせて頂きます。>>


○平成の銘魚○

まずは画像を御覧下さい。

画像の魚は平賀養魚場産のメス魚で、2005年10月23日に開催された「第十二回金魚日本一大会」にて、日本一大賞を受賞した和錦で、育成者は現在は埼玉県の三郷市鷹野にある高級金魚専門店“夢館(旧:錦魚館)”店主でもあり、私の友人でもあり、和錦の熱狂的愛好家としても高名な千葉護氏です。

この魚の通称(*私と千葉氏の間だけですが…)は“夢姫(ゆめひめ)”と言います。

私はこの夢姫を小さい頃から知っていますが、とにかく理想的な体型と色彩美で、見る人が見れば思わず陶酔の域にまで達してしまう程の凄みとオ-ラを持っていました。夢館が旧店舗時代(東京都葛飾区)にあった頃、何度となく私は千葉氏に『売ってくれ攻撃』を仕掛けましたが、とうとう入手出来ませんでした。

もちろん、夢姫を狙っていたのは私だけでなく、他の多くの和錦ファン蔓延の的であったのを今でも鮮明に覚えています。

まずこれまで私が述べてきた“理想的な和錦の審美”を全て兼ね備えています。体型、色彩、品位…そして愛らしさや和錦の重みといった、真に抽象的概念さえも一瞬で感じさせてくれる銘魚中の銘魚と言えます。現在、夢姫は6歳となり、千葉氏の元を離れ、これまた熱狂的和錦愛好家様宅で2mクラスの水槽で優雅に暮らしているそうです。それだけの価値、否、それ以上は十分にあると断言出来る和錦です。

私が何故、この魚を御紹介したかと申しますと、私が追い求める一つの極地が、この夢姫であり、この雰囲気、このオ-ラを纏った和錦であるからです。口紅の入り方など、本当に武者震いを覚えるほど妖艶でエロティズムを感じます。

大島夢紡は、体型はそのままに、夢姫の鱗をもう少し細かくし、上半身が尖ったような外見を理想とします。

夢を紡ぐ…11

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<<本項目の前回までの内容を把握していらっしゃるという前提で御話を進めさせて頂きます。>>


○胴○

今回から胴体の解説及び大島夢紡作出の為の審美について述べさせて頂きます。

まず一口に“胴”と申しましても、数ある要素の中で最も注意すべきは『鱗並び』です。
ただ普通に重なり合っているだけでは駄目です。大島先生から学んだ胴と鱗についての大切な教えを箇条書きにして以下に纏めましたので、御高覧願います。

***************************************************
(胴:形質)
1:鱗は細かく整然と並び、乱れや剥離跡があっては品位に欠ける。
2:横から見て、背鰭の手前付け根を頂点とし、菱形(ひしがた)に見えるもの。
3:上から見て、十分に太さがあり、決して間延びしていない長形であるもの。その際、重心である背鰭付け根が最も幅広である事。

(胴:色)
1:単一色、更紗、何れの色彩においても艶やかで健康的な照りをもっているもの。
***************************************************

ここで着目して頂きたいのは、色彩の審美が、ただ1つだけであるという事です。
和錦のみならず、金魚の優劣の究極は“均整”にあり、色彩ではありません。観賞魚ですので、美しいのは大切ですが、観賞魚という側面と同時に『命の通う、生きた“芸術品”』という大変重要な要素も大きく、そして強くあります。

『一に形質。二に形質。三、四が無くて五に色彩。』

それを疎かにして、決して芸術的金魚は成し得ないものです。
画像を御覧下さい。画像の和錦は大変美しい、品位の高い鱗並びをしています。鱗が細かく、整然とし、尚且つ色彩も健康的で艶やかで、色香があります。

大島式では和錦を賞賛する言葉として『色香がある。』、『品位がある。』、『女性的色気がある。』等の抽象的な言葉が多くありますが、その表現をする際、全体の50%前後を胴の形質と鱗並びが占めています。

そして鱗並びというものは、次世代へ確実に遺伝されます。
つまり荒々しい鱗並びの親魚を用いれば、やはり子もそういった表現の子が多くなるのは自明の理であります。稚魚〜明け2歳期くらいまでの若い魚であれば、大抵は美しく、細やかな鱗並びをしていますが、加齢に伴って、徐々に荒々しくなります。そうなった状態を『崩れがある。』、『錆びが来ている。』等と称します。

それを如何に先送りし、品位ある佇まいを維持出来るか?

餌や水、環境というものも当然大切ですが、この点は血統が大きくものを言います。
ちなみに画像の魚は明け4歳、メス、弥富系の和錦です。当歳から全く鱗並びが乱れていません。間違いなく、この子の親魚は極めて品位のある個体であった事が、容易に想像できます。

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