和錦城2009

〜゙和金"を゙和錦"にする為に…〜

{模様魚}二十四ノ美麗

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この項目では、銘著『金魚問答』の中(26項〜37項)に三好氏が大阪蘭鋳の斑名を24列挙されています。金魚問答内では、図示ではなく、文字のみの列挙になっており、具体的イメ-ジがなかなか掴めませんので、私が絵に起こし、色付けをし、図示させて頂きます。

挿絵上段は松井佳一博士が作成された“金魚系統図”内に挿絵で図示された大阪蘭鋳の輪郭を模写したもので、下図は私のオリジナルです。おおよそ、オリジナルの大阪蘭鋳のシルエットは、このようであったかという推察で描きました。

尚、色付けは私の個人的感覚によって色付けしてありますので、過去に実在したかも知れない本物の大阪蘭鋳斑紋とは若干異なる場合もあるかも知れません。予め御了承願います。


(斑紋の見方と規定)

○:これから図示する24の大阪蘭鋳斑紋は、あくまでも“理想像”であり“絶対”ではありません。ここに図示する斑紋以外の模様でも大阪蘭鋳の存在価値に少しも影響しません。

○:口紅 鼻髭 目赤 両奴を“道具”と呼び、それらにきちんと緋色が乗っている状態を“道具揃(どうぐそろい)”と言います。またそのような道具揃の魚は“特に美しいもの”という意味合いで『別品(べっぴん)』扱いとなります。しかしこの道具は頭部位に限ったものではなく、大阪蘭鋳の“鑑賞すべき大切な部位”に対しても“道具”という表現をする場合があります。

○:ここに図示する大阪蘭鋳は全て“尾紅”である事から、大阪蘭鋳の色彩優劣において最低限の規格であろうと思われます。

○:大阪蘭鋳は妄りな人工調色は一切認められません。しかしほんの僅かな人工調色は暗黙の了解として認められていたとの表記もあり、本項目内では、この人工調色の事を“御化粧(おけしょう)”と表記します。
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金魚問答 37項下段記載

画像1:私が作成した挿絵。
画像2:金魚問答内に記載されたもの。

斑名:立浪鹿ノ子(読み:たつなみかのこ)




<口紅 両腹 飛鹿ノ子 六枚梶 尾紅 丸金 丸尾>

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<<コメント>>

金魚問答にはこの斑で最後の記載になります。

立浪の如く、荒々しく、迫力のある模様であり、大阪蘭鋳の中でも有名な斑であります。
巻上げたる紅の浪…惚れ惚れします。



さて、ここまで三好氏が金魚問答の中で示された更紗斑を、私の拙い絵とともに御覧頂きましたが、皆様はどのような御感想を持たれましたでしょうか?日本人は特別、紅白という色彩の妙に惹かれる国民性があると思います。実在、想像を問わず、これほど精緻を極めた更紗模様を金魚へ乗せるという美意識は高く評すべきであり、日本金魚文化の多数の要素の中でも、やはり大切な部分でしょうね。

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金魚問答 37項上段記載

画像1:私が作成した挿絵。
画像2:金魚問答内に記載されたもの。

斑名:緋兜胴巻(読み:ひかぶとどうまき)




<頭紅 胴紅白一筋 六枚梶 尾紅 丸金 丸尾>

/////////////////////////
<<コメント>>

面被り模様に両腹に一筋、赤い帯を配した模様で、これが“別品扱い”になっていないのは不思議ですが、頭が全て赤である事がその要因ではないでしょうか。いずれにしても素晴らしいです!!!

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金魚問答 36項下段記載

画像1:私が作成した挿絵。
画像2:金魚問答内に記載されたもの。

斑名:紅ノ横引(読み:べにのよこびき)

((別品))

本六輪道具揃
<口紅 鼻髭 目赤 両奴 六枚梶 尾紅 丸金 丸尾>

/////////////////////////
<<コメント>>

この模様は現代では“鰹節(かつぶし)”と呼ばれる模様で、更紗模様の中では下品と位置付けられていますが、大阪蘭鋳独特の丸っこい体型、要所にきちんと入った緋色…これは間違いなく“上品で愛らしい”模様であると思います。

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金魚問答 36項上段記載

画像1:私が作成した挿絵。
画像2:金魚問答内に記載されたもの。

斑名:玉タスキ(読み:たまたすき)

((別品))

本六輪道具揃
<口紅 鼻髭 目赤 両奴 紅タスキ 六枚梶 丸金 丸尾>

/////////////////////////
<<コメント>>

丸く、太い胴体を紅色の襷(たすき)を掛けた、なんとも面白くも美しい模様です。
私的には、こういった模様はある程度、御化粧を施したのではないでしょうか?金魚問答の著者である三好氏も、痕跡が見えないように手を加えるのは暗黙の了解として通念であったというような内容の文章もあります。私は、天然、自然の模様でこのような模様は、まず見た事がありませんし、出現したという話も聞いた事がありません。

但し、それは私の無知故の事で、金魚の色彩は無限の可能性があります。このような模様が一切の手を加えずに出現しても不思議ではありません。

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金魚問答 35項下段記載

画像1:私が作成した挿絵。
画像2:金魚問答内に記載されたもの。

斑名:源平錦(読み:げんぺいにしき)

((別品))

本六輪道具揃
<赤白珀 口紅 鼻髭 目赤 両奴 六枚梶 丸金 丸尾>

/////////////////////////
<<コメント>>

“珀(はく)”とは、元々宝石を表す漢字です。つまり赤と白(紅白模様)の宝石を意味するのではないでしょうか。私の挿絵では、この源平錦を十分に表しきれてないと思いますので、実態が判明し次第に追って描き直し再度UPしたいと思います。

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