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<コメント>
土佐錦魚(とさきんぎょ)は昭和44年8月8日、高知県の天然記念物に指定されています。申請者は野中進氏で、島根県の出雲ナンキン(昭和57年天然記念物指定)、愛知県の地金(昭和33年天然記念物指定)と共に“日本三大地金”と呼ばれており、その歴史はまさにドラマチック!!
まずは昭和20年7月4日の大空襲!
そして追い討ちをかけるような昭和21年12月21日の南海大震災…
もう、この時点で土佐錦魚の数は壊滅的状況にあり、誰もが『あぁ、土佐錦魚はもう絶滅しただろうな…』と、諦めていた事でしょう。
しかし“メイクドラマ”はここからでした。
土佐錦魚の名手であった田村広衛氏が、高知県内において『傾いた鉢に残存していた6尾の土佐錦魚を発見』なされ、その時の2歳魚4尾と3歳魚2尾が現在流通している全ての土佐錦魚の基礎となっています。
凄くドラマチックな御話だと思いませんか?(^^)
この土佐錦魚ですが『琉金からの選抜交配淘汰説』と『琉金と大阪蘭鋳との交配説』がありますが、私は後者を支持しています。と、申しますのも、現在でも純粋な土佐錦魚同士の交配で、背鰭が完全に欠如した魚がしばしば出現しています。これは無背鰭性金魚の大阪蘭鋳の血脈が表現されている証ではないでしょうか!?私は大阪蘭鋳にも惚れ込んでおり研究対象としておりますので、土佐錦魚は避けて通れない研究対象であり銘魚中の銘魚と言えるでしょう!!
まさに水中に可憐に咲き誇る牡丹の様…こんな銘魚を育んだ高知県の“いごっそう魂”に心より敬意を表させて頂きます。
画像1、2枚目:東京都在住愛好家様より直接分譲 明け4歳 オス
画像3枚目:左側の面被り君もなかなか…(^^)v同じく東京都在住愛好家様より直接分譲
明け3歳オス
画像4枚目:面被り君
この土佐錦魚は、品評会云々のレベルではなく、あくまでも趣味で飼うレベルです。
しかし…この何とも華麗で可憐な雰囲気!!
本当に土佐錦魚は素晴らしいです(ToT)←感動(笑)
よく“土佐錦魚は弱い!”と言いますが、本当でしょうか?私の経験では『決してそんな事はない』と思いますよ(^^)当歳、二歳とあまり過保護にされた魚や、元々内臓が弱い血統魚などは、確かに弱いですけども…少なくとも、この2尾はメチャメチャ強いです!!
近付くだけで“餌くれダンス”ですから(笑)
和錦並みではないにしろ、それに近い強さは持っています(^^)
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