和錦城2009

〜゙和金"を゙和錦"にする為に…〜

●伝説の和錦●

[ リスト | 詳細 ]

私が実際に見て、過去、現在を問わず実在が確証出来る和錦達の御話です!!想像力と夢を掻き立てながら御読み下さいm(−−)m
記事検索
検索

全1ページ

[1]

この魚は春山と別系統で、春山はやや赤の多い、赤勝ちというほどでもありませんでしたが、そんなような更紗魚であったのに対し、菊水と名付けられた魚は明らかに白の多い白勝ち更紗で、私が大島先生と知り合った当時は4歳のメス魚でした。

大きさは35、6cmと春山には及ばないものの、菊水以上に“白勝ちの妙”を見せてくれた和錦は、過去居りません。飛び散ったような緋色が、そこかしこに色濃く配置され、特に、下半身に行くほど赤が増えておりました。私は約6年間、つまり大島先生がお亡くなりになるまで菊水を見ていましたが、老齢になっても決して色艶が減る事はなく、むしろ、年輪を重ねれば重ねるほど、玄人は思わず唸り、素人はその圧倒的な美しさに、暫し見とれてしまう。そんな魚でした。

先生は春山と菊水は常に一対として論じられ、それだけ先生のお気に入りであったことでしょう。
傾向として、春山から得た子魚は体躯の伸びが早く、菊水の系統は色が良い印象があります。当、ブログで御紹介している左記カテゴリ-の純大島系和錦に掲載してある魚は、全て春山系統です。
当時、最後の分譲で29尾を譲り受け、そこから私の全てが始まったわけですが、菊水の系統も欲しかったのは言うまでもありません(笑)

ただ、当時は自宅のガレ-ジの一角と、自宅にあった納屋の一角だけの飼育規模でしたので、両方の系統魚を管理、維持、保存出来るだけの場所もありませんでしたので、泣く泣く断念した次第です。

現在、菊水の絵をヘタクソですが制作中!!後日公開(^^)v

皆様は“銘魚(めいぎょ)”という響きにどのような印象を御持ちでしょうか?多数の受賞暦を誇る魚、入賞の難しい大会で上位入賞を獲得した魚、目利きの愛好家がこぞって“あれは、良い!”という魚…確かにどれも銘魚には違いありません。

私も長く金魚に携わっておりますが『銘魚になる可能性のある魚』には多数出会えても、『銘魚』に出会ったのはほんの数回、そしてこの“春山(しゅんざん)”は別格の銘魚でありました。私は12歳の夏休み、大島先生に出会い、そして意気投合(笑)し裏庭へ招かれたのですが、その飼養規模は驚くべきものでありました。あくまでも個人宅ですので、それこそ弥富や郡山に点在する大型養魚場のように広大な面積で飼養なされていたわけではありませんが、それでも相当数のタタキ池、左官用トロ舟、大きな木製桶などが所狭しと並べられ、簡易的に申し上げれば“足の踏み場も無い”という状況でした。当時の大島先生の飼養なされていたのは『開き尾和金、フナ尾和金、らんちゅう、コメット、朱分錦、その他改良中品種』で、種類としては改良途中のものが4〜5種類居ましたから9種類〜10種類を飼養なされておられました。

さて大島先生は元々昭和の半ば頃まで金魚と錦鯉の愛好家でいらしたので、庭の一番奥には錦鯉の大きな魚が数十尾楽々と飼える大きさ(水量は不明です)の池があり、その中には数十尾(後々池の清掃作業で判明しましたが全部で27尾)の見事な大型の更紗和錦群が!!!

そのどれもが見た者に感動を与える緋と白の優美な競演、そして大きな体躯にも目を見張りました。第一印象は『錦鯉の紅白が群れている』と思いましたし、決して金魚、和錦であるとは気付かない程の大きさ、その大きさは平均して全魚が一尺(約30cm)はありました。それだけでも子供の目には刺激の強すぎる光景でしたのに、その中、その凄過ぎる群れの中に1尾“怪物”が紛れ込んでいました。

愛称は“春山(しゅんざん)”。当時、明け5歳のメスで、頭紅、目赤、口紅、尾紅、各鰭も全てベタ赤、そして胴体には大蛇が這いずり回っているかのような見事且つ完全なまでの色彩美。

しかし何よりも凄かったのはその大きさでした。実際に池から上げて計測器などで計測したわけではありませんが、その大きさは控え目に申し上げても頭の先から尾の先まで40cmを遥かに凌駕していました。当時は私も12歳でしたので、確かに実寸以上に大きく見えたのでしょうが、普段から自宅にも水槽や魚が居ましたし、島根県の実家でも多数の出雲ナンキンに触れておりましたので、何もそのような接触が無い同年齢の方よりは、魚の大きさには敏感だったと思います。

そして思い出、特に自分が素晴らしいと心から感銘を受けた対象は時間の経過と共に余計に美化されるものです。しかし、それを踏まえて私は再度申し上げますが、春山は間違いなく40cm台後半の大きさはありました。そう確信出来る理由と致しまして、大島先生が一度だけ春山を直径60cmのタライヘ入れましたが、その時、内寸ギリギリに見えましたし、ある時同じ池に入っている別魚を採寸すたところ35cmでした。その35cmの大きな和金と横に並んだ春山を見ましたが、35cmが異様に小さく感じたからです。そのような感覚から致しますと、春山は間違いなく40cm台後半のサイズはあったと思います。

『こいつだけは別格じゃ。』
と先生は仰っておりましたが、その通りだと思います。大島先生は無理な餌やりには反対派の方です。故に春山も無理に大きくさせようと大量の餌やりをしたわけではありません。他の子と同様の育成をした結果、その大きさにまで育ったのですから春山は本当に大きくなる遺伝子を兼ね備えた銘魚の中の銘魚と言えるでしょう。

春山は私の和錦における頂点であり、昔も、今も、これからも追い続けていく幻の銘魚であります。生涯をかけても『二代目春山』に相応しい1尾を入手出来るかどうかは分かりません。しかし決して諦めずにやっていこうと思っております。

現在、春山の絵をヘタクソですが制作中!!後日公開(^^)v

全1ページ

[1]


.
wak**jou
wak**jou
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索 検索

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト≪さとふる≫
実質2000円で好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事