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6月11日(金)FMハナコ井戸端倶楽部の放送の担当を無事終了。いつものパートナーは体調を崩しましたので、急遽、代打をさがし、番組にでていただきました。
テーマは「夏がきたら思い出すものは」でした。
リスナーからのメッセージは「夏の海岸でのナンパ話」「炎天下のクラブの練習の思い出」などなどでした。
今日は、暦の上では入梅。番組中でも読んだのですが、高村光太郎の「梅酒」を紹介します。
梅 酒
死んだ智恵子が造っておいた瓶の梅酒は
十年の重みにどんより澱んで光りを葆み、
いま琥珀の杯に凝つて玉のようだ。
ひとりで早春の夜更けの寒いとき、
これをあがってくださいと、
おのれの死後に遺していつた人を思う。
おのれのあたまの壊れる不安に脅かされ、
もうぢき駄目のなると思ふ悲に
智恵子は身のまはりの始末をした。
七年の狂気は死んで終つた。
厨に見つけたこの梅酒の芳りある甘さを
わたしはしづかにしづかに味はふ。
狂瀾怒涛の世界の叫も
この一瞬を犯しがたい。
あわれな一個の生命を正視する時、
世界はただこれを遠巻にする。
夜風も絶えた。
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この梅酒という詩を読みなおし、夫婦というものの不思議を感じます。そのやさしさを見習いたいと思います。
私は、本が大好きで、たくさんの本を所有しています。
子どもは、私が死んだら一緒に本も燃やしたるわといいます。希少本もあるのですがね。価値観はそれぞれです。
ブログもそれぞれです。
2010/6/12(土) 午前 9:48