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「天璋院篤姫(上・下)」宮尾登美子著 講談社文庫 を読みました。もちろん、今年の大河ドラマの篤姫です。宮尾さんの本を読むのは初めてです。非常に面白く読んだとともに、大河ドラマの進展が楽しみです。文庫本の帯に篤姫を演じる宮崎あおいさんの写真がのっています。素晴らしいドラマになりそうな予感がします。さて、大奥の御台所からみた、徳川時代の終焉。裏から見た明治維新。奥からの将軍家。興味深く読みました。人生波乱万丈。どの人にもそれぞれの人生があり、全うしたく思います。斉彬、慶喜のイメージが少し変化しました。江戸城には薩摩藩からの篤姫、皇妹の和宮。攻めるのは薩摩軍を中心にする官軍。暗躍渦巻く時代ですね。小説の終わりに、篤姫の母親のお幸や、妹の於才の名前が出てきます。ふるさとなんでしょうね。 |
宮ちゃん文庫
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「遠い迷宮」阿刀田高傑作短編集 阿刀田高著〈集英社文庫)を読みました。ひょっとしたら、本当にあるのかもしれないと想像させるのが阿刀田さんの短編です。にやりと笑う、そんな読書感です。以前にも、阿刀田さんの作品を楽しんだ記憶があります。本棚を探してみます。気分転換に最適かも。脳細胞も活性化されます。長編もあったと思いますが、やっぱり短編です。どこか、この世の中で実際に起こっているのでしょうね、作品中のようなことが。だから、此の世は面白い。 |
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「血の日本史」安倍龍太郎著(新潮文庫)を読みました。もちろん私は、安部龍太郎さんの大ファンです。日本史の一シーンをつなぎ合わせながらの読み物です。この中で、描かれることが、安倍さんのこれからの作品のテーマになっていくのでしょう。隆慶一郎亡き後は、安倍さんに期待します。ただ、読み物として面白い。司馬さんとは少し感覚が違い、より以上に人間味が描かれています。今まで読んだ、安倍さんの小説を読み返して見ましょう。90点です。 |
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犯人に告ぐ(上・下)雫井脩介著(双葉文庫)を読み終わりました。雫井さんのものは、初めて読みました。余りこの種類のものは、読まないのですが、題名に誘われて読んでみました。劇場型と強調しすぎかな?? 前半の誘拐事件の解決失敗、後半の成功。自分自身が、刺される。地道な捜査による犯人発見。ありそうで、なさそうな話。 渡恒彦さんで、テレビドラマ化を期待します。渡さん言葉で「犯人よ今夜は震えて眠れ」と怒りを込めたコメントを聞きたい。書物も、そこそこ面白かったです。70点かな?? |
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重力ピエロ(伊坂幸太郎著 新潮文庫)を読みました。「光事件(母子殺人)」・落書き事件・親子間の殺人事件。伊坂さんの本を読むのは3冊目かと思います。少し慣れてきましたので、新鮮味がありません。でも、楽しく読ませていただきました。重力とピエロ。何かを表現しているのでしょう。現在の時代の中で書かれた小説だと思います。いいのか、わるいのか、清水の舞台から飛び降りてみましょうか??? |



