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「そして文明は歩む」(森本哲郎 著)を再読。
最初は、何時頃読んだのだろうか???? 何歳だったかな???
たぶん、時がたち、内容の理解度も少し進んだような気がします。
経験は、大切です。年を重ねるとは、意義あることです。
あと、何回読み直すでしょうか???
さて、オリンピックの開催地は、東京よりイスタンブールではどうでしょうか??
この本を再読し、イスタンブールへの思いが募りました。
ま、大阪が開催地なら、気持ちも変わるかもしれませがね???
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宮ちゃん文庫
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絵本徒然草(上・下)、橋本治(文)、田中靖夫(絵)を読み終えました。
ま、1回ではなく、何回も読むことで、古人に近づけるかも。
学校の教科書などにも紹介されている文章もあります。
少し、世の中を斜めに見ているようです。
でも、最後は、自分の父親の思い出が描かれてあります。親ばかですよね。
では、最後の第二百四十三段をお読みください。
八つになりし年、父に問いていわく、「仏はいかなるものにか候ふらん」と言ふ。
父がいはく、「仏には人の成りたるなり」と。また問ふ、「人は何として仏には成り候ふやらん」と。父また、「仏の教へによりて成るなり」と答ふ。また問ふ、「教え候ひける仏をば、何が教へ候ひける」と。また答ふ、「それもまた、先の仏の教へによりて成り給ふなり」と。また問ふ、「その教へはじめ候ひける第一の仏は、いかなる仏にか候ひける」と言ふ時、父、「空よりや降りけん、土よりや湧きけん」と言ひて笑う。
「問ひつめられて、え答へずなり侍りつ」と、諸人に語りて興じき。
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学生時代は、フランス革命を学んでいました。それゆえ、フランス革命とテロリストという言葉が、私の手を動かし、本屋の書棚から、本書を、引き抜かせました。
まずは、立ち読み。本書の序章に、私の大好きな、石川啄木の詩がありますので、ご紹介します。
石川啄木は、大逆事件に関心を寄せていました。
「ココアのひと匙」 (石川啄木)
われは知る、テロリストの かなしき心を―
言葉とおこなひとを分かちがたき ただひとつの心を、
奪われたる言葉のかわりに おこなひをもて語らむとする心を―
われとわがからだを敵に擲げつくる心を―
しかして、そは真面目にして熱心なる人の常に有つるかなしみなり。
はてしなき議論の後の
冷めたるココアのひと匙を啜りて、
そのうすにがき舌触りに、
われは知る、テロリストの
かなしき、 かなしき心を。
つづき、2.26事件に関し、歌人齋藤史が詠んだ歌も、紹介されています。
たふれたるけものの骨の朽ちる夜も 呼吸づまるばかり花散りつづく
これらの歌に触発され、購入してみました。
さて、本題。もと国民公会議員にしてテロリストと呼ばれる、ルカルパンティエの生涯についての紹介です。
小説家が描く人物像ではなく、歴史学者が描く人物像ですので、久しぶりの読む革命関係書籍なのですが、少し退屈。
ロベスピエールを委員とする、公安委員会の恐怖政治。革命の推進。革命精神の地方への拡大。
独裁とテロリズム。
本書では、テロリズムを、「革命的テロリズム」と「反抗的テロリズム」に区別します。
反抗的テロリズム「体制側に向けたテロ」とは、革命の展望を持たない一種の絶望的な反抗と述べています。
本書の中の文章を紹介
テロリズムのすべてが悪と見なされている今日の風潮においては、テロリズムを本質的な属性とする社会革命のすべて(とくにフランス革命とロシア革命)が、巨大なマイナスの遺産と見なされがちである。もしも、これらの社会革命がマイナスだけであるならば、「テロリスト」ルカルパンティエの生涯もまた無意味になるであろう。だが私は、これらの社会革命がいずれも後世に残る重要な成果をあげたこと、そして、今日のわれわれがその遺産の恩恵を受けていることを、ここではっきりと指摘しておきたい。
以降、本書では、テロリスト ルカルパンティエの生涯を紹介しています。
歴史学者が描いたので、わくわくする場面は少ないですよ。
トクヴィルのイギリス革命とフランス革命の比較。
1.両革命はともに自由と平等を目指したものであったが、両者の間には次のような巨大な差異がある。すなわち、イギリス革命がほとんどもっぱら自由を目指しておこなわれたのに対して、フランス革命は主として平等を目指しておこなわれた。
2.両革命において、大衆、つまり、固有の意味での民衆は、同じ役割を演じたのではなかった。フランス革命においてはそれは主役であった。イギリス革命においてはそれはほとんど常に脇役であり、イギリス革命は、上流階級ないし中産諸階級の大部分によって開始されたのみならず指導されていた。
本書文章
貧しい大衆が主役であったために、自由よりも平等が優先され、自由が失われて独裁への道が開かれてしまいました。
200年以上前の、フランスそして周辺国の出来事。
私の本棚の奥で再登場を待ちかねている懐かし書物を、虫干ししようかな?
ページを繰りながら、赤線を確認してみようかな??
30年前の、箕面市粟生間谷の大阪外大。蛍光灯の下、阿河雄二郎助教授の研究室。少人数のゼミでの熱い討論を懐かしく思います。
その意味で、読んでよかったかな????
コンコルド広場は、当時の革命広場と名付けられた処刑場です。中央のギロチンでは、ルイ16世、ダントン、ロベスピエールなどが処刑されました。血のしみこんだ、広場です。
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「プリンセス トヨトミ」文春文庫(満城目 学 著)を読み終えました。映画は見ていません。
大阪が舞台です。
スケールが大きいのか、小さいのかよくわかりません。
ただ、大阪人として、やはり、少し興奮します。東京に対するある種の感情でしょうか??
作品中、大人になって、父親との会話のなさを話すところがあります。父親と大阪城の地下に同道する場面。
死を覚悟した父親と、大阪国の存在に半信半疑の息子。6月19日、今日は父の日です。
何となく、じゃりんこちえ を思い起こさせる プリンセス トヨトミの橋場茶子。(羽柴茶々の子????)
登場人物の名前は、わざとらしいですがね。でも、それがよかったと思います。
真田、松平、旭、鳥居、蜂須賀、長宗我部、大谷、宇喜多、などなど。
茶子を守る役目として、真田大輔(大助)なのでしょう。
意識はしていないでしょうが、恋してならない関係であるがゆえに、女になろうとする大輔。
女学生の制服で中学に通う息子(大輔)を、何となく認めてしまう父親。
中学校の先生。大阪国の存在の意味。
やっぱり、私は大阪の街が大好きです。大阪人が自慢です。
秀吉の大阪城は、徳川が埋めつぶしました。徳川の大阪城は落雷により焼失。
いまの天守閣は、大阪市民の募金により、再建費用を捻出。
まさに、大阪の大阪城です。
西日に映えるWTCも、鮮やかかもしれませんが、やはり、大阪城です。
大阪城が、紅く燃える日。
オリンピック誘致。東京に負けるな、大阪。
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「月のしずく」(徳間文庫)浅田次郎著を読みました。短編集です。
それぞれの作品に、それぞれの思いを持って読みました。
短編は、俳句ですよね。下の句は、読者が感じる。
各作品を書くに当たり、なににどのように触発されたのかを知りたいものです。
作品を書き始めることになった動機は????
読書はやっぱり、楽しいですね。
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