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「ジョゼと虎と魚たち」(田辺聖子 著)角川文庫を読みました。短編集です。田辺聖子さんの本を、読むのは、久しぶりでした。今月の文庫編集長に誘われ読みました。さわやかに過ぎ行く春風のような感じがしました。これが、田辺流なのでしょう。人生のうち、そんなことも経験するであろうこと。この本を手元に置いて、そのつど、何回と無く読みつむことになるかな?? 生きるということ。自分というもの。愛というもの。 そんな、重いこと考えず、気楽にいきましょか??? それがええ、それがええ! |
宮ちゃん文庫
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ナラタージュ(島本理生 著)角川文庫を読みました。島本さんの作品を始めて読みました。結末を楽しみに我慢して読みすすみました。人それぞれに、戻りたいところがあるものです。歳を重ねると、その場所がおおくできてきます。人生なのでしょうね。でも、本当は戻れないのです。そのことは、わかっているのです。別れはつきものです。その経験した別れの苦しさの度合いにより、読後の感想は違ってくる。幸せを求めながら、不幸になっていく。つらいことなんですね、愛するということは。島本さんの他の作品を読みたいという強い欲求は、沸き起こってきません。でも、誰かに・・・・。 |
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『冷静と情熱のあいだ』Blu(辻仁成 著)『冷静と情熱のあいだ』Rosso(江國香織 著)共に角川文庫 を読みました。 |
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『明日の約束』辻仁成著(文春文庫)を読みました。辻さんの作品を続けて2冊読みました。今回は、短編集です。「ポスト」「明日の約束」「ピジョンゲーム」「隠しきれないもの」「歌どろぼう」「世界で一番遠くに見えるもの」が収められています。試みの作品のように感じました。短編とは、そんなものなのかもしれません。時間の経過が短いですから。でも、瞬間の思いを鮮烈に残すにはいいでしょう。詩より、短歌、俳句へ。心と時の流れをもっと楽しみたい。辻さんの作品を、もう少し、読み続けたいと思います。 |
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「サヨナライツカ」辻仁成著(幻冬舎文庫)を読みました。主人公と年齢が近いせいもあるのか、思い出と共に、新しい思いも出現しました。出会いと、別れの繰り返し。愛することと、愛されること。異性への愛、子どもへの愛。幼い恋、大人の情。生きとし生きるものへの熱い思い。自己愛。人生というもの、大きすぎて考えられない、でも、その楽しさを感じてみたい、失うものがあったとしても。自分自身を見失うのか?? 虚構。見えないものへの望郷。迷い道。石につまずき、木にあたり、血を流しながら、求めていくのでしょうね、生きていきたい道を。あの時の道。 |



