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「見上げれば星は天に満ちて 心に残る物語−日本文学秀作選」浅田次郎編(文春文庫)を読みました。「百物語」・「秘密」・「疑惑」・「死体紹介人」・「山月記」・「狐憑」・「ひとごろし」・「青梅雨」・「補陀落渡海記」・「西郷札」・「赤い駱駝」・「手」・「耳なし芳一のはなし」を読むことが出来ます。なにか、懐かしく、感じながら、文豪の作品を楽しみました。青年時代、呼んだ記憶のある作品ばかりです。読むたびに、深い香が漂ってくる作品ばかりです。たぶん、これから、たびたび手に取り、何回となく繰り返し読むことでしょう。しかも、ゆっくり、かみ締めながら。 |
宮ちゃん文庫
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「道誉なり」北方謙三著(中公文庫)を読みました。楽しく、面白く上下2巻をいっきに読み終わりました。尊氏の時代は、私にとっては余り読み物を読んでいない時代です。戦の時代だったのですね。北方さんの本を読むのは初めてでした。南北朝時代、これまた、人間の世界、時代です。面白く、おかしいのが人の世でしょう。それぞれの登場人物が、それぞれの役を演じています。この時代の物語に興味を持ちました。ここしばらくはこの時代に遊んでみたいとおもいます。観阿弥の名前も出てきました。たのしいたのしい。 |
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「偽りの明治維新」星亮一著(大和文庫)を読みました。私も、明治維新については、失敗だと思っています。偽りの明治維新はまさにそのとおりだと思います。問題は、現在もその、つまり、明治維新の残影がちらついていることです。いや、そのものかもしれません。その体質やいかに??副題は、会津戊辰戦争の真実です。内戦とは悲惨なものですね。第2時世界大戦後、内戦になりかけたことはあったのでしょうかね。 占領軍に占拠され手も足も出せませんか?? 明治維新の暗殺、毒殺、謀殺。陰謀の時代。その生き残りは、加害者に違いない。そのものたちの政府。西郷は、最後には、気付いたのでしょう。時は、おそかっですけどね。維新を唱えるどこかの知事もいます。望みなし。明治維新の本質に近づくために、読んでください「偽りの明治維新」を。 |
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「リンボウ先生の日本の恋歌」林望著(集英社文庫)を読みました。林先生は私の敬愛する先生です。生きるとはどんなことなのか? 此の世に生を受けたとは何なのか? 男と女は? 愛することは。 やはり、この世は、面白い。 生きていることを楽しもうと甘い囁き。 そうそうなのだと説く林先生。 人生を楽しむため、いや、生きることの楽しさがようやくわかりかけてきました。 峠を越したということでしょうか。 後は、くだるだけ。 足元不確かに、よろめきなが、たちどまりながら、迷うことをおそれず、坂道をくだっていきましょう。 リンボウ先生の本の読むといつも思います、高校生に古典を教えても無駄です。人生経験が不足しています。 「リンボウ先生の日本の恋歌」読んでください。 |
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「バサラ将軍」安部龍太郎著 文春文庫を読みました。短編集です。「兄の横顔」「師直の恋」「狼藉なり」「智謀の淵」「バサラ将軍」「アーリアが来た」の6編の構成。私の肌に合うのは、「狼藉なり」です。頼遠と師直。武士といえば、戦国時代のようですが、室町時代も武士の時代。そんな時代があり、今があります。人の生き様、生きようは、今と昔は、違うのか、同じなのか?平成19年は年初から混乱気味です。100年後の作家達は、私達が生きるこの平成時代をどのように描くのでしょうか? |



