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本とか

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読んだ本の感想など、ネタバレあり。
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観たり読んだり

ライブなら、書き散らかすことができるんだけど、
本とかDVDとか、じっくり読んだり見たりするものって、読んだり見たりしてる間は
いろいろ考えたり、「おお、ここは!」なんて思ったりするんだけど、あとで書くのは難しい。
だから、「読んだ」「見た」っていう事実だけは書いておこうかと。


01.07〈読了〉
魔王/伊坂幸太郎
「モダンタイムス」を読む前に復習のつもりで。単行本発行時に読んだけど。
でそのときにも思ったことだけど、重ねて思う「伊坂、予知能力持ってんじゃね?」
状況はますます似てきているようにも思え、現代にも犬養みたいなのが、
いちど現れてみたらどうだろうとさえ思えますが、
日本人は、「慣れてしまう」民族なので、それはちょっとまずいのかな、とも思います。


01.11〈DVD〉
アフタースクール/大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人
おもしろかったー。映画自体もだけど、DVD特典のオーディオコメンタリーがさらに。
普通に見て、立て続けにオーディオコメンタリーつきも見てしまった。
映画の復習も兼ねられて、理解が深まります、そして爆笑。
映画もおすすめです、ストーリー言うわけにいきませんが。
キャスティングって大事よね、と思いました。


01.18〈テレビで映画〉
L Change The World/松山ケンイチ
松山ケンイチ、困っただろうなあ、と思うばかりの映画でございました(笑)
工藤夕貴に高島弟、鶴見辰吾、と、大映ドラマかよ、な演技の連続に失笑。
南原が出てくるに至ってはふざけているのだと思うことにしました。
なんで最後まで見ちゃったんでしょう? しかも録画してまで。


01.20〈読了〉
モダンタイムス/伊坂幸太郎
550ページ弱、一気に読めます。展開速いし、キャラいいし。
伊坂さんがR25のインタビューで「僕は、何もできない、そんなにチカラがない人が
何かに立ち向かっていく話が好きなんですよ。主人公を、大きな漠然としたものと対比させたくて。」
とおっしゃってますが、なるほどなー、とここ最近の伊坂作品を思い出して納得。
そして同じインタビューで「広げた風呂敷をいかにたたまないで読者に納得してもらうか」って
ことをおっしゃってましたが、それもまたなるほど、って。おすすめですわ。

映画化され、ヒットして、この秋からはドラマ化まで。
いまさらですが、原作を読みました。

うわさにたがわず、おもしろかったです。
厚生労働省のお役人白鳥はもちろんのこと、私は高階院長がお気に入り。
このジジイ、食えないねぇ。

このシリーズは続けて読みたいかも。

白鳥登場時、私の中にうかんだのは精神科医伊良部(by奥田英朗)。
物語が進むにつれイメージは変わったけど、同じコトを考える人は多いらしく、
解説でも茶木さんがドラマ「トリック」の科学者上田とともに引き合いに出していました。

で、
映画版「チーム・バチスタの栄光」で白鳥を演じたのは。。。阿部ちゃん。
で、
ドラマ版「空中ブランコ」で伊良部を演じたのも。。。阿部ちゃん。
で、もちろん
「トリック」のどんとこい上田といえば。。。阿部ちゃん。

うーーーん、やっぱりただものではないな、阿部ちゃん。

時の首相が、仙台市内をパレード中に、ラジコン爆破事件で暗殺された。
容疑者「青柳雅春」は、仙台市内中に設置された情報収集装置セキュリティポッドや
善良な市民からの通報により、徐々に追い詰められていったかのように見えた。
事件から2日後、本人から「投降する」との連絡が・・・。

20年後の世界では誰も信じていない青柳雅春犯人説はいかにして捏造されたのか。
そして青柳雅春は、その周辺の人々は、いかにしてそのでっちあげと戦ったのか。

テンポのいい会話(見た目まで美しい、これは小説だからできること)、
個性的な登場人物(ロッキーとか雅春父とか、かっこいいよ)、
張り巡らされた伏線、そして何より、ストーリー。
エンディングは思ったよりもあっけなかったが、この物語の重要なところではない気がするし。
偶然に助けられすぎ、とどこかのブログで読んだが、それは逆でしょう。
青柳が元宅配ドライバーなのも、ショットガンも、連続殺人犯も、セキュリティポッドも
偶然が必然になるために、周到に練られ、配置されていて、どれをとっても、
それ単体で不自然に登場するようなことはない。

彼の著作の中でいちばん分かりやすいエンターテインメントになっているんじゃないでしょうか。
そりゃあ、読んだほうがいいよ。


さて、言わずと知れた「本屋大賞」受賞作ですね。

本屋大賞って「書店員が読んでほしい本」じゃなくて「書店員が売りたい本」なんだ。
そうだったのか。だから「分かりやすい本」が選ばれちゃうのね、「おもしろい本」よりも。

だから本屋大賞、納得はする。
さらさら読んじゃう人も、深読みしながら読む人も、どちらも絶対楽しめる。
だから書店員が、「売りたい」のだ。これなら誰にでもすすめられるから。
極端な話、ベストセラーは本を読まない人が買わないと生まれないのだから。

そして「直木賞」選考対象辞退作。

これが直木賞候補になっていれば、今回は間違いなく取れたと思うんだ。
今までは、叙述にしかけがあったり、SFっぽかったりという、
重鎮審査員には分かってもらえなかった、数々の候補作の欠点
(すべて実際には、そこがその作品のミソなんだけど)
それがないから。今まででいちばん分かりやすい作品だから。
たとえば、これが直木賞とってたら、獲りにいったと思っただろうなあ、ってくらい。

でもやっぱり直木賞は遅すぎるしなあ。っつーか分かりやすくないと獲れないって、ねぇ。
うーん、でもいいのか、直木賞もらっておかなくて。
不労所得がウン千万違うって島田雅彦が言ってたぞ(「文学賞メッタ斬り!リターンズ」)


以下、ネタバレです、若干。

花火が重要なアイテムです。

花火ってのは離れてる人どうしも同時に見ることができる。
思い出を共有してるやつなら、離れていても同じものを見たときに
同じコトを考えるもんなんだよ。

ロッキーがこんなふうなことを言うわけです。いいね。

あとね、

おまえ、小さくまとまんなよ

これ、笑っちゃうような場面なんだけど、忘れられないなあ。

伊坂さんかっこいいぞ

発売直後に図書館に予約してようやく順番が回ってきましたよん。
まだ1ページ目しか読んでません。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/77/b5/walker_walker1965/folder/1532090/img_1532090_43449484_0?1215532692

偶然ですが、今日伊坂さんがこの「ゴールデンスランバー」での
直木賞へのノミネートを辞退していたことを知りました。
ヘンだと思ったんだ、今回のノミネート作に入ってないの。
っつーか、読む前から決めてますけど、
ノミネートされてれば、ほぼ間違いなくこれが受賞、な今回の候補作群
断られちゃってどーすんのよ、直木賞。

以前から、直木賞ってのは「授賞が遅すぎる」傾向がありますよね。
宮部さんしかり、東野さんしかり、
あとは的外れな指摘で怒らせちゃった横山さんとか。
長いってだけで選ばれなかった小野さんとか。
選ばれた作品が悪いとはいいませんが、選考自体がなんかヘンという(笑)


伊坂さんに関しては、もうすでに遅すぎるでしょうね。
今回の辞退(事態)は、「もう直木賞はいりませんから」っていう
彼の意思表示のような気もしますね。

受賞作になる心配のなくなった傑作、読むぞ!

図書館派なので、読みたい本が見つかると、予約を入れます。
見境無くいれていると、いちどに順番がまわってきてしまい、結局読めずに返したりすることも。
人気がなければまた借りればいいのですが、人気本が一気にという
今回のようなことがあると「何がなんでも読まねばならぬ」ということになるのです。
2週間で4冊。最近としてはかなりのハイペース。

1.サクリファイス/近藤史恵 

2.楽園(上)(下)/宮部みゆき

3.夜明けの街で/東野圭吾

期待値として2→3→1だったんですけどね、1→2→3かな、感想としては。

1.は自転車のロードレースを題材にした青春ミステリ。近藤さんの作品はいくつか読んでるんですが、近藤さんの趣味を生かした独特の舞台設定がおもしろいんです。前半はロードレースの何たるかがわからないまま読んでたんで、スムーズに入ってこなかったんですけど、途中から一気にいきました。主人公のアスリートとしての成長がいちばんの読みどころなんでしょうけど、ミステリとしてもおもしろかったと思います。で、最後まで読んで、なるほどサクリファイスかと。本屋大賞、惜しくも次点だったらしいので、ほっといても売れるんでしょうけど、おすすめします。

2.は「模倣犯」で登場した下町のジャーナリスト前畑滋子再登場の長編小説。「模倣犯」未読の人は読んでからでないとダメです。ちょっと期待しすぎちゃったかなー。普通にさくっと読めますし、いつもどおりさわやかキャラも出てくるし。でもなんか物足りないんですよ。前畑さんに頼りすぎっていうことと、あと上巻終わるまでどっちつかずなまんまいっちゃうあたりが原因でしょうか。これ書いたのが宮部さんでなければ十分なんですけどね、宮部さんならもっと面白く出来るんじゃないの〜って思っちゃう。

3.同じことは東野さんにもいえるのです。東野作品にかぎらずなんですけどね、人気作家の版元角川ってはずれが多い。読みはじめから「なんだこれ?」って感じだったんですけど、最後までそのままいっちゃいました。東野初心者がこれからいっちゃったらどうしましょってくらい、いまいち。これ書いたのが東野さんじゃなかったらもうコイツの本読まねー、ってなるかも。

本屋大賞、伊坂さんだそうですね。おめでとうございます。
でも最近は本屋大賞、どうなんでしょう。もっとたくさんの人に読んで欲しい、っていう主旨なら
伊坂さんみたいな人気作家にあげなくてもいいのにね。

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