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『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』
エックハルト・トール著 あさりみちこ訳 飯田史彦監修
誰もがきっと悟りたいというより、楽に生きたい・・・そんな思いで手にするのでは
ないのでしょうか。
監修をされた飯田史彦氏がわかりやすくするためにかなりこだわった熱意が
言葉遣いの端々に伝わってきます・・・が、英語が堪能な方は、原書を読まれた方がいいかもしれませんね。
この本で使われる「思考」や「無意識」の意味合いは、今までの解釈からは少し違っているかもしれません。
また私自身考えさせられたのが「憐れみ」という言葉です。
但し、この本でも述べているように あくまで言葉は道具として、またニュアンスとしてとらえるように
とあるように感覚的に捉えるのが本質だと思います。
この本では、やはり思ったとおり・・・今知らなければいけない多くの数々を学びました。
著者をはじめ、多くの人は、極限状態に直面するというきっかけがないと
さとりへの道をひらくことができないようだと、この本でも幾度か述べていますが、
まさに自分の実に様々な体験も、「より高い視点からみればポジティブな出来事で、実際には対極のない至高の善の一部」だったのでしょう。。。
「時間の世界から「いま」へと意識変化が起きると、すべてのものが生命力にあふれ、
エネルギーを発し「大いなる存在」とつながっているのがはっきりと見えてくるはず・・・」
この瞬間を経験すると、本当に何事が起こったのかと驚き、そして喜びに満ち溢れてきます。
それを「瞬間的ではなく、永続的に意識をシフトさせることが必要」と。
あの輝きが持続的に起こったらどんなに素晴らしいことでしょう・・・。
こんなことも指摘しています。
「目標を設定し、たとえば意図的に未来を創造していると「いま」が疎かになる・・・」
「今を目的達成のための踏み台にしていると、人間関係にも表れてしまう・・・」
思考や感情が未来を創造するとわかると、ついありがちな事ですね。
「いまに在る」「いまのパワー」「無抵抗」「手放す」
「いま」に至るのが困難な、女性特有の悩みについてもP.227に詳しくアドバイスが記してあります・・・。
こういう時期、わかっていても周期的にどうしようもなく襲ってくることがありますよね。
余談ですが・・・、よく美輪さんが、現代の失われた美意識についてお話しされていますが、
この本でも、現代芸術・建築・音楽・文化において一部をのぞき、
本当の美や本質は描かれていないと指摘しています。
それは、多くの人が思考優勢の生き方をしていることが一因と。
真の創造性と美があふれる源泉につながる・・・素敵な表現です。
【わたしは存在するというパワフルな感覚】
【自分自身であると同時に自分よりはるかに偉大な存在、大いなる存在とひとつであること】
【思考を客観的にながめると高次の意識が活動しはじめる。思考と感情を観察する。】
【「いま」につながり、はじめて真の許しができる】
【感情はありのまま、ひたすら観察し、感じること】
【試練に見舞われたら、からだのエネルギー場を意識し、インナーボディに根をおろし、
そして「いま在る」状態に入り、大いなる存在からの支持を待つ】
【「いまこの瞬間」からだ全体をひとつのエネルギー場として インナーボディに意識を向ける】
【時間は幻、いまが唯一、時間の外に出る】
【世界は意識の投影にすぎない】
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こんなにストレートに心に沁みいるメッセージは、これまであったでしょうか
空気や水と同じくらい、当方にとって大切な本となりました
2009/4/29(水) 午前 10:30 [ Joy all ]
>「目標を設定し、たとえば意図的に未来を創造していると「いま」が疎かになる・・・」
「今を目的達成のための踏み台にしていると、人間関係にも表れてしまう・・・」
思考や感情が未来を創造するとわかると、ついありがちな事ですね。
なるほど。・・・なんとなく・・ニュアンスはわかります。いつも「いま」だということですね。現在興味をもっている禅師の言ってることと、一致します。
2010/12/15(水) 午前 3:06 [ カール(カヲル32) ]