|
「目の前の人が、自分はいかに愛されていないかを語り、
許されるはずのない過去をもつと信じていても、そのたび私に見えるのはまるで違った光景なのです。
人の周囲は、まばゆい光を放つ愛のエネルギーでつつまれています。
この純粋な愛のエネルギーに気づいてもらうことが、私の役割の一つであると思っています」
邦題のタイトルは、前作同様『チャクラ』が入っていますが、この書はチャクラ云々に関することではなく、
今まで馴染んできた「思いこみ」や「信念」等のビリーフにまずは気づいて手放すこと、
そして、いかに新しい「直観」というお供を身につけるか、また、現実化の方法等、
新たな道標を示すそんな内容になっています。
第一章 チャクラと直観力
本書の重要な「直観」については前回のブログにまとめています。
また、前作の『チャクラ―癒しへの道』を読んでいなくとも、
ここでは簡単にそれぞれのチャクラの役割について知ることができます。
(但し、人生・魂のしくみ等や身体からのメッセージを読み解くには、前作は貴重な記述ばかりです)
第二章 心の準備
【 大切なことは、“直観をあらわすシグナルに気づく”ことができるようになることです。
シグナルは体にあらわれる場合、心に働きかける場合、強いエネルギーをともなう場合があります 】
“夢の活用法”ということで、夢についてかなり詳細に記しています。
そして、動物界、直物界、鉱物界もガイドとなることも。
【 鉱物は人類の起源の秘密を記憶しています。
鉱物のもつ本当の意味での役割が果たせる時代は、今やってきたばかりです。
鉱物界のもう一つの役割は、人間の意識の拡大に貢献することです 】
また、芸術の効用や肉体からのメッセージなども。
(肉体からのメッセージについては、前書で詳しく記されています)
【 表現するという行為は、創造の世界への扉を開けるので、
直観のエネルギーが奔流なって流れこんできます。
あなたが誰であろうと、まったく関係ありません。
すべての人々が、ユニークな才能をもつ創造的な存在だからです 】
表現を得意とする方々が次から次へと
様々な分野で才能を開花させている生き方を見ているとよくわかります…
流れにのっているときというのは、「自分はこんなことまで出来てしまうんだ」と客観的に感心することも。
「あなたの創造力をストップさせてしまうのは、ほかの誰でもない、あなた自身です。
変化を恐れ、失敗を恐れ、成功を恐れ、拒絶反応を恐れ、前例がないことを恐れているかぎり、
あなたは、あなたの恐れを口にする人々を自分に引き寄せます。
“痛く感じる言葉”は、あなたの心の奥に響いた証拠で、拒否しようとしてもできないはずです。
あなたが出会う人は、すべてメッセンジャーです」
第三章 〈第一ステージ〉 目覚めの時 ― 一歩踏みだしてみよう
「大切なのは、タイミングです」
【 世界中の人々が今、宇宙規模の変化を経験しています。
日ごろから直観に従い、自分の指針をもって生きれば、外側で何が起きようと、
幻想の城が崩壊しようと、その人の内なる世界は影響を受けません 】
「あなたの保護者は誰ですか?」
とても新鮮な情報でした。
【 このキャラクターは、現実世界においては両親や養育者かもしれませんが、
通常は私たちの潜在意識下に第二の人格として存在しています 】
前へ進もうとする決意を邪魔するような、この“保護者”に気づいたら、
まずは今までの仕事に深く感謝をし、これからの役割変更を願い出る、
そんなヒントが記されています。
第四章 〈第二ステージ〉 意識の拡大 ― 自分の力を信じよう
「何をしたか、何をするかではなく、どのようにするか、どのように生きたかが大切です」
絵の全体を見ることの大切さを説くためにその詳細が述べられています。
パワーゲームの参加者
ユングのいう心理学では、“元型”と呼ばれ、
人類の無意識に存在している集合的無意識の元と解されています。
パワーゲームのスタート地点は、アストラル体と呼ばれる感情体です。
(アストラル体=見えないエネルギー体のひとつ。オーラを構成するエネルギーを発する。
感情と強いかかわりがあり、睡眠中の夢や体外離脱する際に滞在するボディ)
【 殉教者、批評者、支配者、迫害者、犠牲者、傍観者、罪の意識に苦しむ人、いい人
ほかの役柄を演じるメリットは何ですか? 】
体にしみこんだ習慣から自由になることを、直観は手助けしてくれます。
【 自分を正当に評価するためには、まず自分を許し、昔の心の傷や恨み、
いらなくなった感情を手放すことが必要です 】
そして、この第二ステージにくると、第六感、サイキックパワーが活性化され、
肉体のもつ五感を超えた能力をもたらすと。
ここでは、サイキックパワーや遠隔透視について、また祖先についても述べられています。
【 “光の世界”に意識を向けてガイダンスを求め、
誰も傷つける意志はないことを明確にしていれば、
どこから答えがやってこようとも、メッセージはあなたの魂と共鳴します 】
第五章 〈第三ステージ〉 思考の解放 ― 行くべき道を見つけよう
「第三ステージでは、いらなくなった考え方をどんどん片づけて、行く手をさえぎるものをなくし、
道をきれいにすることが求められます」
【 “大掃除”に直観が果たす役割は、いつもの思考パターンに挑むシナリオをつくることです。
思いこみと魂の目的がどの程度共鳴しあっているかを測る有効な計器は、感情です 】
前向きに生きるためのアドバイスは、とても有効なものばかり、
思わず、「ハっ」と、納得します。
【 同じ役割を演じつづけることで、養育、愛情、サポート、励ましの言葉など、
自分に必要なものを受け取ろうとしていないか? 】
第六章 〈第四ステージ〉 意志を意識化する ― エネルギーに方向性を与えよう
この第四ステージに到ると、心と体が軽くなり、誰もがかろやかに弾んでくると云いますが、
「しかし実のところ、旅のこのステージにおいてもっとも厳しい精神的な課題が待ち受けています」と。
【 個人の課題は、意志を純粋でクリアな一つの音に調整することです 】
ここで現実化の詳細が語られています。
現実化 = 意図 + パワー
【 現実化とは、エネルギーの波動を変えることです 】
【 強い感情は、即座に、そして驚くような結果を招き寄せることがあります 】
たぶん誰でも一度や二度では済まないくらい経験しているであろう、そんな例を挙げています。
【 意識を一点に集中させることで、自分のまわりの現実を創造できることがわかります。
しかし、このレッスンの趣旨を理解したら、こうした練習に対する興味を手放し、先に進むときです 】
起こるべくして起こることを、ありのまま受け入れるようになると、
‘操作’しようとする気もなくなってくるような…
【 起こるタイミングはいつも正しいということを少しも疑わなくなるでしょう。
意志のエネルギーをたんなる自己満足や、取るに足らない個人的な用事のために使いつづけていると
体感したパワーの感覚がしだいに頭脳に達し、動機がねじれてしまいます。
力が人を堕落させることは誰もが知っている事実です 】
電化製品についても、「電化製品と友だちになろう」は、経験上からのおすすめでもあります。
他には、
シンクロニシティ、サイキックパワー、シャドーとの対面(ゲリーさんの著書を思い出します)、
非物質化現象(前回のブログでも紹介、身近なブラックホール、
また、肉体のない存在、儀式とリズムについて、それぞれ詳細が語られています。
第七章 〈第五ステージ〉 生き方を明確にする ― 内なる真実に基づいた決意をしよう
このステージでは、また新たなパワーゲームの発生に注意を払わなくてはけないようです。
集団のなかでくだす決定について、ヒントが述べられています。
また、ここでは医療機関に対する、重要な私たちの‘在り方’も提示しています。
【 社会が健康を回復するためには、各個人が自分のくだした決定に責任をもつことです 】
第八章 〈第六ステージ〉 結果にこだわらない ― 無条件の愛を学ぶ
「行動の結果に対する期待を完全に手放せるかどうか」
【 愛に生きながら、その愛にも、愛がなす結果にも執着しないという生き方です 】
【 人生で経験する出来事の背後にある深い目的について、
私たちは永遠に知ることがないかもしれません。
私たちに求められていることは、今という瞬間瞬間を大切に生きることだけです 】
【 愛がもっとも強力な誘惑のパワーをもち、あなたを変容させます。
直観の働きは、第三者の視点を私たちにあたえてくれることです 】
どのような結果であろうと、受け入れることが何より大切だと。
他には、種とシンボルの話が、興味を引きます。
【 シンボルや形状、デザインパターンは私たちの潜在意識に驚くべき影響を与えていることが
しだいに明らかになっています 】
とくにプラトンの立体について。
第九章 〈第七ステージ〉 本当の自分を発見する ― 自我と魂が一つに
最終目的地、旅の終着点について記しています。
【 歩きつづけているうち、知らぬ間に私たちは大きな旅土産を受け取っていることに気づきます。
“あなたがあなた自身を発見”したことです。
内側に構築された平和な世界は、毎日の生活の出来事に影響されません。
自分自身と他者に対する無条件の思いやり、
感情と理論に左右されない明晰なマインド、
“私たちはこの美しい宇宙の共同創造者である”というゆるぎない信念もあります 】
自我と魂の一体化
【 この内なる智慧の場に座り、巡礼の旅の途中で出会い、助言や励ましをくれた人々すべてに、
感謝をこめて温かい光を送りましょう。
すべての終わりが新しい始まりに続いていることを忘れないでください 】
エピローグ
サスカチュワン族の言葉
「我々の一人ひとりが、それぞれの歩くべき道を知っている。
だが、どの道も同じ中心点に向かっている。
私は私の場に立ち、あなたとは異なる方向から、真ん中を見ている。
しかし、二人とも、同じ真ん中を見ているのだ。
・・・・・
我々には何千人もの仲間がいる。
一人として同じ人間はおらず、誰も彼もみなが結ばれあっている。
我々は、同じ円の中心点に向かって歩きつづける。
円には始まりも終わりもない」
実に親切に、各項目ごとエクササイズや瞑想法などが記されています。
前作につづき、著者の経験を交えた素晴らしく有効な道標となる内容の『Beyond the Obvious』でした。
本書について
Deepak Choopra, A Gift Of Love - The Love Poems Of Rumi |
クリスティン・ペイジ
[ リスト ]




