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辛さ・苦しさは、本来の宇宙には存在していないし、私たちの本質的な性質ではありません。
まずはそれを思い起こして下さい。
弥栄の【清明心】が【いのち】の本質ですし、【神】の本質です。
辛さ・苦しさはどうやって生まれるのでしょうか?
それは【責める心】から生み出されてまいります。
自分を責めるか、他をとがめて責める心から生まれるのです。
それは【いのち】への否定ということになります。【いのち】の弥栄いやさかとは真逆のものです。
責める、とがめる、罰する思い自体が、【いのち】に反するエネルギーです。
私たちは、時として、自分の具体的体験・経験・できごとに対してはもちろんのこと、
それによって湧いてくる感情反応に対しても無意識に【責めて罰する】ことがあります。
「これではダメだ!」ととがめの心を起こします。
そういう【無意識に責める心】やとがめる思いが、自分自身の生きるパワーをダウンさせ、
次元を下げ、結果として自分の中に辛さ・苦しさを生み出します。
何かのできごとがあなたを苦しくさせているのではなく、
外的条件があなたを辛くさせているわけでもないのです。
無意識に自分を責める心だけが原因です。
無意識のまま、気付かないまま、自分を責める心が満杯になれば、
他者や全体を責め始めます。
他者や全体に対しても反感をもち、攻撃したくなります。
自分を責め、他者を責めているとき、
【自他の繁栄】など願うなんてもってのほか!という心になっています。
本当の自分(イヤサカを願う自分)を忘れ、遠く離れてしまうわけです。
でも、忘れ離れているだけであって、原点としての本質は何も変わっておりません。
ですので、もしあなたが全体の繁栄を願えないときがあるのなら、
自分の何かを責めてとがめていないかどうか、それに気付いて下さればよいのです。
【何かを責めてとがめる心】は、あなたのエネルギーでもなければ、
光としての本質的なあなた自身でもありません。
それはまるで【つきもの】のようにあなたの肉体を通過しようとしただけのことです。
それらは、フワフワとどこからともなく流れてきて、
あなたが勝手に「自分の思いだ!」と勘違いして捕まえたものにすぎません。
責める心はあなたではありません。
どうぞ気付いて手放して下さい。
弥栄いやさかとは、大切な根本としての【いのち】のことだけを記憶すると同時に、
【いのち】に無益な雑事や枝葉の記憶をできるだけ手放すことにあるのです。
速佐須良姫神はやさすさらひめのかみという神が、
無益で有害な記憶をことごとく消し去って下さるので、「明日に持ち越さないぞ」と決めて、
あとは神の作用にゆだねておられれば宜しいかと思います。
古今東西の人類の長い歴史の中で、必要以上にお金を搾取し、
ひどいときには人の命の輝きさえも、
押さえる方向に導いてきた特権階級の方々が存在してきました。
今も、一部そういう方は存続しています。
だからといって彼らを憎んでも何も始まりません。
むしろ、対立する心がこちら側に湧けば、さらに彼らのエネルギー
(押さえこもうとする力)を強めていくことになります。
最も腹立たしく最も忌み嫌う相手こそ、
その方々の弥栄豊穣なることをいのってあげることが肝要かと思います。
なぜなら、彼らこそ、最も貧困な内面(枯渇感)の持ち主だからです。
枯渇感が動的に働くとき、他者をおさえつけようとするエネルギーとなり、
静的に働くとき、他者の言いなりになるアキラメとなっていきます。
この動と静は表裏一体のものです。この双方とも弥栄豊穣ではありません。
全てを自分だけで奪い続けたがるようなマイナスな権力者にこそ、
「どうぞ、本当に満ち足りてください。そして全体の繁栄のために動いていって下さい」と
いのっていくようにすればよろしいかと思います。
高天原の【和魂にぎみたま】と豊葦原(物質現実界)の「荒魂あらみたま」とが、
イキイキとしたあっぱれな心を現実界へ現すべく、堂々と融合することが
【神ながらの道】の理想となっています。
和魂
神の基本・本質。源は高天原。自分個人を超越した全体愛。
いかなる人種であれ、どんな物質であれ、どんな動植物、山川草木であれ、これらをことごとく
【真善美愛化】しようとすること。
より理想的な形へと発展・繁栄しようとすることなのです。
荒魂
「現魂」とも。【実行実現】していく力。
「荒魂」は、「矛盾反対」を受け入れ歓迎し、この相反するものを【和魂】に同化させていく勇猛果敢な心。
「荒」では本来は意味が該当しません。「現す」「現れる」の「あら」を以って表現が可能になります。
どんなに個人的な「頭」にとって気に入らないものでも、これを歓迎し、
自分の内なる【和魂】に積極的に融合させていくパワフルさが「荒魂」です。
『 深・古事記 神ながらの道』から引用
深・古事記 神ながらの道 真名著 ブログ1↓
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2013年03月29日
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