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宮本 亜門さんと11人の協演者が織り成すストーリー。
(よしもとばななさん、サンディーさん、村上和雄さん、横尾忠則さん、天外伺朗さん、名嘉睦稔さん、
須藤元気さん、佐野三治さん、船戸崇史さん、茂木健一郎さん、荒俣宏さん)
それは本当に素晴らしい生きザマです。
出合えてよかった、ありがとう、と素直に感じたそんな本。
「人生のリセットは躊躇しない。自分でやるしかない」
亜門STORY1 好きなことが人と違う―心に蓋をして対人恐怖に
(各章ごとに、亜門さんご自身のお話が1〜5として綴られています。
ご自身に対しても、また読み手に対しても、「愛おしむ」、そんな感情が伝わってきます)
よしもとばななさん(作家)
「すべて思いのままにならなくていい。だってそれが人生だから」
亜門さん 「自分がコントロールできないものがあると知るのは素晴らしいですね」
「自分を責めても何も始まらない」
「物事を一方面から見て判断しない。まるーく見れば、違う一面も見えてくる」
ゲリー・ボーネル氏とばななさんの対談本『光のアカシャ・フィールド』 ブログ
亜門STORY2自殺未遂に引きこもり、父親から日本刀をつきつけられ精神科へ
サンディーさん(アーティスト)
「アロハセラピー、身体ごと笑えば人に優しくなれるの」
「毎瞬毎瞬が時の始まり。そう思った瞬間にその人は本当に生まれ変わる」
「呼吸するときもね、自分が一番気持ちよくて、
自分を幸せにしてくれた光的な時間を思い出しながら吸うの。
息を吐くときに浄化させちゃうの」
「人は変えられない。でも自分が変われば、周りも鏡に映ったようにどんどん変わっていく」
クムフラのお話や、ALOHAという言葉の幾つかの意味
(自分も相手も分かち合いながら生かされている、思いやり、調和、浄化、謙虚、
あなたの人生をつくりだしているのはあなた自身なんですよ、それらを心から感じて使うこと等)
意識が拡がるような、そんなお話ばかり。
村上和雄さん(遺伝子学研究者)
「32億分の一の奇跡。日常は笑いと感動だけじゃないよね。
そういうときこそ、人間として生まれたすごさ、
自分が奇跡的存在であることを実感してほしいんです」
「世界中の人から遺伝子を一セットずつもらっても、お米一粒の中に入っちゃうんです。
これってすごいよね。読んだほうもすごいけど、設計図を書いた誰かがいるわけでしょ。
どちらがすごいといったら書いたほうがすごい」
「科学者が神仏を持ち出すと・・・ということになるから(笑)。それでサムシンググレードと」
「楽しいと疲れない、楽しくないと疲れる。僕たちを動かしているのは心の遺伝子、
心が遺伝子の働きを変える」
「人間にとって陽気な心っていうのは、良い遺伝子のスイッチをオンにするし、
悪いストレスは悪い遺伝子のスイッチをオンにするということです」
越智啓子先生の著書にも度々登場されています。
摩訶不思議対談: 茂木健一郎さん(脳科学者)
亜門STORY3引きこもりからの卒業。最愛の母の死を超えて演出家へ
横尾忠則さん(アーティスト)
「人生は理屈では動かない。心と身体を開放したとき、大事な何かが降りてくる!」
「ある程度任せておけばいいのであって、妙な抵抗をすることはないね。
自分であえてことを起こさなくなると、向こうからやってくる」
横尾忠則氏の『私と直観と宇宙人』『天と地は相似形』のブログは↓
天外伺朗さん(作家・科学者)
「全部宇宙の計らいで、幸運、不運なんてない。経験して気づけば人生が好転していく」
「ボームという物理学者の素粒論と色即是空は同じことをいっていると思ったんです」
「まず自分自身としっかり向き合うことが必要ですね」
亜門STORY4自分の軸を見失い、人生をリセット。導かれるままに沖縄へ
名嘉陸稔さん(版画家)
「慌てることはない。千年の樹木のリズムで、ゆっくり物事考えて」
「疑ったり、逆行したりしない。素直な気持ちで、やるべきことをやっていけばいい」
「田舎のほうが人間らしいなんてことはない。
それは刷り込みにすぎない。思い込みはやめよう」
「自分の体が大自然だということを忘れてはならないと思うんだ」
「善も悪も自分のなかに両方内在していて、すべての芽は自分のところにあるんだよね」
「自分も木と同じ命の延長の中にいる。そう思うと長い時を観念した気持ちになるのです。
人と人の間に住む意味も見えてくるのではないのでしょうか」
須藤元気さん(作家)
「頭を使うな!直感に従えば、間違いありません」
「ポジティブになりたい人は、まず言葉を変えてみるのもいいですね。
あと、ネガティブなものにフォーカスしないというのも大事です」
「自分の生きている役割を知るためには、経験を重ね、内観し、気づくしかない」
摩訶不思議対談: 荒俣宏さん(作家)
亜門STORY5 9・11、交通事故、チベットを通して知った、生かされていることの意味
佐野三治さん(ヨットマン)
「”神様助けて”は自分への応援メッセージ。神様は腹の中にいる!」
ご自身も生命の危機にさらされ、お仲間を次々に亡くされた壮絶な体験談は、
それ自体がメッセージとして心の奥深くに伝わってきます。
船戸崇史さん(医師)
「病気は”悪”ではない。”本来の生き方”に気づくメッセージ」
「“ありがとう”“また会おう”
そう言って死ねる死に様は、残された人の励みになり、感謝となる」
「“頑張れ”が“ありがとう”に変わりませんか?」
在宅末期医療に携わる船戸氏ご自身の癌摘出手術についての貴重な記述も。
亜門さん 「奇跡って、突然何かが起こるということではなくて、
もうこうやって生きていること自体が奇跡」
「僕たちが普段の生活で、当たり前だと思っていることも決して当たり前じゃないんですね」
死と向き合う場面では、幾度も涙が流れました。
思いやる、感謝で満たされる、その瞬間はどんな場面だろうと満たされるに違いありません。
以前から、同じ沖縄に惹かれるその想いと、美術番組等で感じた感性には
とても魅かれていましたが、未だ演劇の舞台等にはあまり興味は持てず、
(これからかもしれないとは感じるところはありますが…)
また、宮本亜門さんご自身の人生と、目に見えない世界に対する観ずるところについては、
まったくもって知らずにおりました。
あえて考えたことはなかったのですが、この頃、ひと、
他の人たちの生き方に興味をいだいている自分に気づきました。
その隠れていた動機が出合わせてくれた本のように感じています。
「ちからを抜いて…」そんな言葉が聞こえてくるようです。
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