|
最近話題になっている「国家の品格」。半分くらい読みました。
筆者の言っていることには非常に共感しました。「それは言いすぎだろっ!」っていう部分がたくさんありますがそれはそれで良いと思います。逆にそこまで言い切ると気持ち良いと感じました。
この本は論理だけではダメで情緒が大切だと言っていますけど、この情緒ってやつ、私は「曖昧さ」だと思いました。
日本人はよく国際社会ではっきりしないとかNOと言えないとか言われていますが、はっきりしない曖昧さこそが日本人の特徴だと思います。
昔から日本人は物事をはっきり言わず言葉ではないもので感じることでコミュニケーションをしてきました。より少ない言葉でより多くを伝えることに美学があったわけです。出なければ俳句や短歌などの文学は生まれなかったはずです。
「曖昧さ」というものは日本の空間にもよく表れています。
例えば障子
障子は音や光は通すけど視線は通さない。これは部屋と部屋を曖昧につなげる装置と言えます。
あるいは縁側
縁側は家の中なのか外なのかよくわかりません。その曖昧な空間はなぜか心地よく魅力的な空間と言えます。
このように空間のなかにも「曖昧さ」があるように日本の文化は「曖昧さ」に溢れていてそれが他国にはない魅力であり情緒というものではないかと感じました。
|