|
第9話
逆賊の子孫、という事が知られて科挙に受からなかった舜臣は、再び絶望を味わわなければならなかった。
舜臣は苦痛を癒すかのように狩人達の群れに入り、手を血に染めながら世の中とに高い壁を築き始めた。
一方牙山県官ソン・タクはあらゆる手段を使い税金を集めるのに血眼になっていた。
税金徴収がなかなかうまく行かないソン・タクは、痛い目に遭わせる丁度いい「見せしめ」を探すのだが・・・その「見せしめ」にチョンスの父が捕らえられ、獄死してしまう。
舜臣は自分よりももっと大変な境遇の友に何もしてやれなかった事に自責し、これ以上の犠牲者を出してはいけないと税金納付調査に乗り出す。
舜臣の努力でソン・タクの不正が暴かれ始めたが、事実を未然に知ったソン・タクは舜臣を捕らえてしまう。
第10話
ソン・タクに追われるようにして牙山を出てきた舜臣とチョンスは漢陽にたどり着いた。
柳成龍に会うつもりで成均館を探すが、舜臣は己とあまりにも違う成龍の前に立つ事ができなかった。
見知らぬ土地で行く当てのない舜臣とチョンス。
追い討ちをかけるようにチンピラにまで絡まれてしまう。その危機を救ったのは果たして元均だった。
久しぶりに再開した舜臣と元均は成龍にも会い、8年ぶりの再開を喜ぶのだったが・・・
しかし元均は舜臣が以前とは様子が違う事を心配し、既に舜臣の事情を把握していた成龍は、舜臣が自ら強く生きる方法を学ぶしかないという思いで、薄情にも背を向けてしまうのだった。
元均、成龍と別れ、盗まれた荷物を探しに麻浦船着き場をうろうろする舜臣とチョンスは、ひょんなことから許商団に入る事になるのだが・・・
|