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約15年ぶり、二回目の信州上田の旅、
二日目の夜は、平米当たり、日本で、最も飲食店の数が多いという、上田市で
呑んだくれました。
行ったのは、大泉の名店、スナック「えんどうママの店」のママの息子が経営
している、「六文銭」のマスターに教えてもらった、
「くろい蝶」というお店でした。
地元で60年営業を続けているという、老舗中の老舗。80歳を超える店主は
元気いっぱい。
集まってくる客も、地元のベテランたちで、とっても楽しかったです。
長野県ならではの、蜂の子や、カイコ、そして山菜料理などを戴きました。
さて、なぜこの上田には飲み屋が多いのか?
これは僕の仮説ですが、この街にもしっかり根付いている「無尽」という制度
が関係しているのでは?
「無尽」って知ってますか?山梨県辺りでは有名なようですが、この上田でも
よく行われているようです。
もともと無尽とは、「一定の口数と給付金額を定め、加入者を集めて定期に掛
け金を払い込ませ、抽選や入札により金品を給付すること」(三省堂提供「大
辞林 第二版」より)という庶民のための金融システムだったのですが、
今は、月1回程度、特定のメンバーで集まって食事や飲み会をすること。そ
して、その時に食事代とは別にお金を出し合って積み立て、メンバーが順番に
使ったり、グループの目的のために役立てたりすることをいいます。
地元で仲間が多い人は、大抵3つぐらいは無尽に参加しているようです。
そうゆう無尽仲間が多い、無尽による飲み会が多いからこそ、これだけ飲み屋
が沢山あっても、上田の夜は賑わっているのだろうなって、僕は想像しました。
実際、それほど広くない範囲に、沢山の飲み屋が密集しているのは、なんかワ
クワクさせられますね。
とってもディープな上田の夜を堪能いたしました。
(つづく)
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