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「漢字展」 東洋文庫ミュージアム
に行ってきました。
世界史上、最も字数が多い文字という漢字。
その漢字は、伝説上の皇帝・黄帝の時代(前25世紀)に、蒼頡(そうけつ)が発明したといわれているんですね。
資料の形で確認できるのは、殷(前17〜前11)の後期、そこに、最古の漢字、「甲骨文字」が登場するんですね。
なんと、その「甲骨文字」、見ることができました。
その後、いろいろな文字が乱立しますが、あの秦の始皇帝(前259〜前210)が、文字も統一するんですね。
で、唐代になり、「楷書」が完成します。
その楷書の普及に貢献したのが、書聖・王義之なんですね。
また、日本に渡ってきた漢字を、解読するための、ヲコト点というのも面白かったです。
そしてそして、僕が今日一番よかったなって思ったのは、
この令和の時代になり、令和という元号が、初めて日本の国書からとられたことが話題になりましたが、
それ以前、「昭和」や、「平成」などは、こちらから採用されたという、
「尚書(書経)」が見れたことです。
尚書とは、古代の王者の記録や文書を集めたものだそうで、日本では元号の典拠に用いられてきたんですね。
そして、令和が採用された、8世紀の万葉集。
その17世紀に書写したものも展示されていました。
これには感激しました。
いや〜たまらないですね。
令月とは、あらゆる物事を行うのに良い、めでたいとされる月のことを言うのですね。
―万葉集「梅花の歌」―
初春の令月にして、
気淑(よ)く風和ぎ、 梅は鏡前の粉(こ)を披(ひら)き、 蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。 さらに、令和の元となった一文は、「文選」に収録されている句を踏まえて作られたという説があるということで、
6世紀前半の、「文選」も紹介されていました。
ほかにも興味深い展示たくさんありました。
とても勉強になりました。
もともとの浦島太郎の話は、いまぼくらが知っている浦島太郎の話とちょっと違うんだぜ的な展示も面白かったです。
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