映画 「442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍」
を見ました。
日本とアメリカ、戦争という不幸な時期があり、色んな歴史がありますが、ア
メリカ陸軍史上で最も多くの勲章を受けた、本当にアメリカ人から尊敬されて
いる部隊が、日系人部隊だったというのは、日本人として本当に誇らしく思う
し、その歴史は語り継いでいきたいものだって思いますね。
その日系人部隊が、442日系部隊ですね。
442日系部隊とは、第二次世界大戦中のアメリカ合衆国陸軍において日系ア
メリカ人のみで編成された部隊ですね。
ヨーロッパ戦線に投入され、枢軸国相手に勇戦敢闘しました。
その激闘ぶりはのべ死傷率314%(のべ死傷者数9,486人)という驚異的な数字
が示しています。
この作品は、その442部隊で生き残った戦士たちの証言を中心としたドキュ
メンタリー映画で、元兵士(ベテラン)は、80歳半ばから90歳代の方々で、
本当に最後の貴重な証言が詰まった意義深い作品です。
カリフォルニア州なんかでは、排日移民法なんて作られるぐらいで、もともと
日系人は、アメリカの中で劣等国民扱いされていたんですね。
で、あの真珠湾攻撃があり、日系人は、敵対国国民と見なされ、刑務所同様の
強制収容所に強制収容されたんですね。
そんな中から、志願して442日系部隊は生まれたんですね。
軍部では「日系人の忠誠は信用できないため、前線に出すべきではない」とい
う意見が大勢を占めていたため、日系人の志願は認められていなかったようで
すが、色んな動きの中、志願が認められたんですね。
日系二世は、一世とは違い、生まれたときからアメリカ人。でももとから「ア
メリカ人」と認識されている他の兵士たちとは違う。
彼らは自らがアメリカに忠誠を抱いていることを、命を張って証明しなければ
ならなかったんですね。
そんな中で、日系人部隊は、身体を張って、活躍し、素晴らしい実績を上げて
いき、認めさせたんですね。
彼らの活躍は称賛を浴び、沢山の勲章を得て、そして、劣等国民扱いだった日
系人の地位を上げることに貢献したんですね。
日系人の元兵士(ベテラン)たちの、顔は、どう見ても日本人。
やっぱりそこには、日本人の一世から教え伝えられた日本精神がある。
僕ら日本人としても誇らしいし、忘れてはならないなって思います。
そして、アメリカ社会で、軍人、そして退役軍人(ベテラン)が、いかに社会
の中で尊敬されているか、その姿にも感動を覚えるとともに、日本の現状、自
衛隊や、元自衛官に対しての尊敬心が薄いことに悔しさを感じます。
命を賭けて戦った人たちのおかげで今の僕らがあるし、今後も、何かあったと
きに、普段から厳しい訓練をして、いざというときに僕らの命を守ってくださ
る方々に対して、敬意を払えないってそりゃおかしいだろ!失礼だろ!
自衛官だって人間、たまには不祥事もあるでしょう。でもなんか不祥事がある
と、鬼の首と取ったかのように騒ぎ立てる態度って、本当に頭おかしいと思う。
国を守り、国民を守るために、普段からしっかり訓練して、いつでも有事に備
えて準備してくださっている方々に、心から敬意と、感謝の念を感じます。
この作品に出ているアメリカ人の、ベテランに対する態度って凄く心に響きま
した。
日本人として、442日系部隊のことは、知らなくてはならない歴史だと思う
し、語り継いでいかなくてはいけない歴史のひとつですね。