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Sunday, May 05, 2013

川崎市、放射能焼却灰の海面埋め立てを再開、毎月6000万ベクレルが東京湾に流入。川崎市環境局「これは『汚染』ではない」(東京新聞)

 
 川崎市が二十六日、放射性セシウムを含むごみ焼却灰の海面埋め立てを再開した。環境への影響が分からないとして停止した二〇一一年七月以来一年九カ月ぶり。海への排出濃度は国の指針を下回るという市。排出されるセシウムの総量を問題とする市民グループとの主張の溝を埋められないままの再開となった。(山本哲正)

 午前九時すぎ。橘処理センター(高津区)で前日に出た焼却灰を積んだトラック三台が、川崎区浮島町の処分場に到着した。灰に放射性セシウムを吸着するゼオライトを添加した約五トンに、燃えがらを混ぜた計約三十トン。他センターの燃えがらと比較すると、やや茶色がかって見えた。

 敷地に降ろされた灰を、スタッフ十人余りでコンベヤーに投入。灰は小一時間かけて少量ずつ運ばれ、水を張った処分場に落ちていった。

 市によると、五日の焼却灰の放射性セシウム濃度は一キログラム当たり一二九ベクレル。一一年七月の同二五三〇ベクレルから大きく下がった。ゼオライトなどを混ぜると同六〇ベクレルで、市は溶出分からみて処分場内の水を一リットル当たり四ベクレル前後で管理できるとみる。

 処分場から海への排水時にゼオライト処理はない見込み。市は濃度を見つつ、大きな問題がなければ、現在の試験埋め立てを本格実施につなげる。

 原発事故前の濃度は「測っていないが、ほとんどなかったのではないか」と市環境局。事故を受けて、一リットル当たり四ベクレル前後の排水濃度をどうみるのか。同局は、国の水管理目安が一リットル当たり七五ベクレルと示しつつ、「国の決めた指針を下回るところでの処分。これは『汚染』ではない」と主張する。

 一方、市民グループ「ごみねっと川崎」は、月間排水量千五百万リットルから毎月排出されるセシウム量を六〇〇〇万ベクレルとみて、「意図的に東京湾の汚染量を増やしてよいのか」と指摘する。「『処理時の濃度が薄ければ総量は問題にならない』と市民が受け入れると、一時保管が続く濃度の高い灰の処理にも影響が及ぶ」と心配する。

 環境問題専門のシンクタンク・環境総合研究所の池田こみち顧問は「市民に公開の場で処分方法を議論する透明性がなかったことが問題だ。結果的に月間六〇〇〇万ベクレルを流すなら、排水時濃度はどうあれ東京湾の受ける影響は同じ。汚染でないとするのは欺瞞(ぎまん)だ」と話している。

転載元転載元: 元村議 ちかちゃん

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