|
『常民文化』の最新号が出ました。
この雑誌は成城大学における民俗学研究の成果が載るものです。
内容は次の通り。
・経済の離床を考える―イリイチの「シャドウ・ワーク」を手がかりに―
・「河童」のイメージの変遷について―図像資料の分析を中心に―
・〈パロディ〉によるサブカルチャー再考試論―『さよなら絶望先生』を例に―
・純粋な暴力―生命を占有しているという事実―
・瀬戸内海漁村における女性の働き―畑作の消滅と漁業の専業化から―
・福島県いわき市江名における漁業の変容―漁村社会の把握にむけて―
・おどけ者話研究の展開のために
・文献資料から見る石上神宮の鎮魂と鎮魂祭
・和同開珎銭に関する一考察―東洋史からみた銭文の読み順を中心として―
実に題材の幅が広いですね。
和同開珎から『さよなら絶望先生』まで。
『常民文化研究』は純粋な民俗学の論文集だと思っていたのですが、かなり自由なものだと知り驚きました。
|
全体表示
[ リスト ]





『常民文化』に載っていた「瓜子姫」研究は著者が修士課程の人だったため、読むのを後回しにしていました。しかし、なかなか丁寧で、しかも苦労して詳細な資料を作成しておられたり、こちらが見落としていた論文を読んでいたり……と、修士が書いたものだからといって軽視できないな、と痛感しました。
2011/5/17(火) 午前 8:15 [ リンメイ ]
卒論を基に作成したものかも知れませんね。
卒論は時間をかけて文献収集した上で書きますから。
それが次第に粗製乱造し勝ちになってしまうわけですが(反省)…
2011/5/17(火) 午後 0:30 [ 奈良漬 ]