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小栗判官一代記
民間伝承
[ 奈良漬 ]
2012/2/4(土) 午前 10:02
かくして忠義に篤い家来衆の懇願を聴きいれ、閻魔様は小栗を娑婆に戻します。
その後、塚(墓地)がカッパと開いて小栗が蘇ります。
しかし、体はむごい状態になっていました。
(いわゆるハンセン氏病に相当する体のようです)
自分で歩くこともままならず、土車(つちぐるま)という粗末な台車なようなものに乗り、熊野に参ることにします。
しかし自力では無理なので、道々の人々の慈悲に頼って少しずつ進んで行きます。
そしてついに熊野で湯治をして全快。
その後、照手姫とも再会し、宿敵横山大膳を退治し、富貴の身となり、83歳で大往生します。
小栗の物語は前半と打って変わり、蘇生後は涙をさそう内容です。
壮大な英雄物語として広く語り継がれました。
今説経節の本(新潮日本古典集成・説経集)で読み返してみましたが、思わず読み入ってしまいました。
改めて読んでみて、今でいうところの大衆文学的な面白さ満点の作品だとおもいます。
竜神と安徳天皇
古典的奈良漬
妖狐〈玉藻の前〉ならぬ〈玉子の前〉
擬人化作品(前近代)
[ 奈良漬 ]
2012/1/29(日) 午後 10:49


