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柿本人麻呂の代表的な歌に次の一首があります。
ほのぼのと明石の浦の朝霧に 島隠れ行く 舟をしぞ思ふ
この歌は中世、神秘的な解釈が行われ、仏教の深奥に及ぶ教理が込められているものでした。
ところで人麻呂は中世以来、人丸と称されてきました。
それが近世、民間レベルで不思議な意味づけが加わりました。
すなわち、
人丸=火止まる
です。
人丸の絵を飾っておくと、火の用心になるのでした。
ここの紹介するものも、おそらく火の用心の目的を兼ねた絵だったのでしょう。
我が宿の 柿本(かきのもと)まで やけきても
あかしときへて こゝでひとまる
柿本は我が屋の垣のもとということですね。
文字絵というのも面白いと思います。
***メディアコンテンツ研究会―活動報告***
魔法少女は流れない、それは積み重なる
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