穴あき日記〜奈良漬のブログ

『熊楠と猫』発売中!/ツイッターID:@NarazakeMiwa

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 次のページ ]

耶馬渓文庫のある風景

先月中旬、大分県中津市に行ってきました。
駅前に宿をとり、バスで30分ほどかけて山間の耶馬渓という名勝地に3日通いました。
 
目的は郷土資料館の耶馬渓風物館という施設に所蔵される『平家物語』の写本をはじめ、古典籍をいろいろ見せていただくことにありました。
記録的な大雨で山国川が氾濫して、被害が甚大であったことは記憶に新しいところです。
当館は川沿いにあるのですが、幸い床下浸水もまぬかれて、予定通り閲覧できることになりました。
(画像中央の中州に見えるところ。右手の建物は中学校)
イメージ 1
ここには明治期に学者小野桜山という人物が集めた一大コレクションがあるのです。
『平家物語』や『徒然草』、『方丈記』など知られた作品から、郷土色の強い資料までたくさんあります。
印象では九州や中国地方から集めたものが多いようでした。
毛利家の家臣の家から出たものもあるようです。
 
さて、調べの合間に撮った写真を少し挙げておきます。
イメージ 2
田んぼのカエル。
カエルやオタマジャクシがたくさんいました。
川にはメダカや小魚もたくさんいました。
 
イメージ 3
コシロカネグモ…だと思います。
 
イメージ 4
モンキアゲハ
埼玉県民にとっては珍しいチョウです。
 
2年ぶりの耶馬渓への訪書の旅でした。
当時の記事(随分あっさりしてますが)↓
また機会を見つけて行きたいものです。
 
 
***異類の会***
続・日本に於ける鰐(ワニ)の認識 ―虎に対する認識との連関を中心に―
 

岡崎市の浄瑠璃姫

先日の土曜日、愛知県岡崎市に文楽を鑑賞しに行ってきました。
近松門左衛門作といわれる牛若丸と浄瑠璃姫のラブロマンス『源氏十二段』を公演するというので。
そもそも文楽を生で鑑賞するのは初めてのことでしたので、貴重な体験となりました。
イメージ 1
今回は古い作品の復曲ということなので、一種、実験的な試みという側面をもったものでした。
上演されたのは『源氏十二段』の一部で、矢矧(やはぎ)の長者の「館の段」と「長生殿(ちょうせいでん)の段」の二段から成っています。
前者は詞章しか残っていなかったので曲は新作。
後者はいつのものだか知りませんが、譜面が残っているとのこと。
前後、全然曲調が違いました。
新たに曲を付けた五世野澤綿糸師によると、後世の文楽とは違い、初期の近松らしさを出すのに苦労したようです。
譜面のない作品をイメージで復元するのは、まったくの新作ではありますが、その時代らしさを出すのは大変だったことでしょう。
新古典主義とちょっと似ているかも知れませんね。
それが出せたからといって、現代人に合うものになるとも限らないから、面白い作品を作るというのとは違うのでしょう。
その意味で商業優先ではなく、学術的な実験という一面があると思います。
 
さて、このあと浄瑠璃御前の伝承地を少し歩いてみました。
乙川の河原に大きな碑が立っており、このあたりで浄瑠璃姫が入水したと伝えます。
イメージ 2
石碑の力は強大で、こういうものを建てることによって、伝承地として確定させてしまうんですね。
本来、漠然と「あのへん」と伝えられていたものが、印を付けることで具体的に「あそこ」と認識されるようになるわけです。
 
橋を渡って川沿いの成就院(じょうじゅいん)という曹洞宗寺院の墓地に行きました。
すると、新しい墓に囲まれて浄瑠璃姫とその侍女冷泉の墓が並んでおりました。
近現代の普通の墓石の中に中世の伝説上の人物の墓があるというのは、なかなかシュールな光景でした。
イメージ 3
侍女の名「冷泉(れいぜい・れんぜい・れいぜん)」というのは浄瑠璃姫の物語の他にも散見されるところで、これまた面白い人物です。
 
ともあれ、有意義な日帰り旅行となりました。

名古屋訪書の旅

一週間ぶりの更新です。
しばらく名古屋に行っておりました。
目的は古典籍の調査なので、たいがい何処に行っても室内に籠って名所見物ができない旅なわけですが、今回もまたその例に漏れず。
とはいえ、そこで容易に手にしがたい古典籍に触れられるわけだから、本好きには十分満ち足りた時間になるわけですが。
 
まず名古屋市立鶴舞中央図書館へ。
ここでは『源平盛衰記』の版本を見ました。
『源平盛衰記』の版本には江戸初期に出版された古活字本(活字を組んだもの)、その後出版された整版本(版木に彫ったもの)のほかに、両者を混ぜて製本した乱れ版があります。
今回は実態のよく分かっていない乱れ版の1本が本館にあるということなので、足を運んだ次第です。
このほか、幕末明治の名古屋の文人小寺玉晁が写した『十二支戯文』を披見。
「丑拾遺物語」などのパロディも収録していて愉快な本でした。
 
ついで某大学の先生のお宅で御所蔵の屏風や手鑑、古典籍を拝見。
珍しい作品の数々を見せていただきました。
 
それから徳川美術館と同じ敷地内にある蓬左文庫(ほうさ・ぶんこ)へ。
イメージ 1
ここは尾張徳川家やそれに連なる武家の旧蔵書などを収蔵しているところです。
そこで現存する『源平盛衰記』の中で最も美々しい写本(汲古書院から影印本が出てます)を披見。
そのほか、無刊記整版本2種、故実書『物具わすれ草』など見ました。
 
徳川美術館のほうでは「徳川の姫君」という企画展が開催されておりました。
時間がなかったので、10分くらいで退館せざるを得なかったのが残念です。
大名の姫君の周囲にあった調度品などを実見できるいい機会となりました。
ヨーロッパの古い街に見られる看板は魅力的なものが多いですね。
僕も看板写真集を持っており、実際行ったら写真におさめてみたいものと思っておりました。
で、今回はエストニアの首都タリンの旧市街で見かけた看板を少々をば。
 
まずはEesti teatri ja muusikamuuseumの看板。
エストニア劇場と音楽博物館(?)というところのもの。
船の舳先に長髪の芸術家の「爆発だ」みたいな顔がついた看板ですけど、何を表していうのでしょうか…。
イメージ 1
 
次はkohvik。
カフェの看板です。
イメージ 2
 
次のはmunga kelderとあります。
ステンドグラスを使った綺麗なものです。
描かれている人物は修道僧。
monk's cellarということですが、何の店だか忘れました。
酒屋かな?
イメージ 3
 
最後はヘルシンキの古本屋の看板です。
日曜の午前9時。
開店は10時なので、中には入れませんでした。
イメージ 4
 

エストニアの野草など

エストニア旅行の続きです。
前回は生き物を少々紹介しましたので、今回は植物を少し。
というのも、いろいろ植物の写真を撮ったのですが、特定できないのがほとんどで困ったもんです。
植物図鑑を入手しておくのでした。
ただ収録数は少ないながらも主要な植物を取り上げた図鑑ならば手に入れたので、そこで確認できたものをいくつか紹介します。
 
エストニアの首都タリンの朝、港のほうに歩いていくと、原っぱがあり、そこにいろいろの植物が見れました。
イメージ 1
まず最初のは海岸に至る階段のわきに生えていた花。
podrakanep(Epilobium augustifolium)という花で、日本名はヤナギランというらしいです。
イメージ 2
次にMesiputk(Myrrhis odorata)。
スイートシスリーというハーブの一種です。
これは至る所でたくさん咲いていました。
イメージ 3
次はKuslapuu(Lonicera caerulea)。
スイカズラの一種で、クロミノウグイスカズラというものみたいです。
花が咲いていないので、普通の低木みたいですね。
イメージ 4
 

全8ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]

[ 次のページ ]


.
奈良漬
奈良漬
男性 / O型
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
検索 検索
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
友だち(2)
  • 太陽求めポチが行く
  • トーヤ
友だち一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!
CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事