穴あき日記〜奈良漬のブログ

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引越をしてから2ヶ月経つというのに、いまだに未整理のダンボールがあります。
その1つを整理していたら、古い絵ハガキが数枚出てきました。
画像に挙げたのは、そのうちの1枚です。

「大正十五年五月二十三日
  巴里にて」

1926年のパリから送ったものです。

「会津の
  御姉様 御許に」

この人はパリ滞在中に福島県の会津に住む姉に宛ててこの絵ハガキを送ったんですね。
切手がないから、他の荷物の一括して送ったか、帰朝する知り合いに頼んだかしたものでしょう。

文章はこんなふうに書かれています。

「此の絵はがきをふみちやんに上げ
 て下さいませ、ロシアの画家のかい
 た油絵もうつくしいものです、北の
 ヨーロツパでも最も北のロシアの都
 のモスコーのある家の裏庭を
 描いたものです、
 (中略)
 何となくロシア
 らしい感じが致します小供の
 遊んで居るのが面白く思ひます、」

お姉さんの娘さんのふみちゃんという子にあげたもののようです。

パリ滞在中になぜロシア画家のモスクワの情景を描いた絵ハガキを選んだのか、ちょっとわかりかねますね。
この時期は、日本でも社会主義活動が盛んで、御存じ『セメント樽の中の手紙』がプロレタリア文学誌『文戦』に掲載されたのもこの年でした。
このハガキの送り主もあるいはそうした思想に傾倒する人物だったのかも知れません。

もっとも、そうひねくれた考えをしなくても、単に絵が良かったからかも知れませんね。
これはポレーノフ「モクスワの中庭」という作品で、ロシアの外光派の代表作品と言われます。
パリは外光派の中心でもあるから、芸術の勉強をしに行って、この作品に興味をもったのかも知れません。

まあいろいろ想像できて面白い絵ハガキということです。

これをもらった「ふみちゃん」も、もう亡くなってしまったのでしょう。
めぐりめぐって僕のところに来たのでした。

11年前の青森旅行

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平成10年9月の九州旅行について、以前、記事にしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/warszawa11045/12375663.html
大分〜宮崎〜鹿児島と列車で旅をして、帰りは熊本方面から北上したのでした。
結果として九州一周の旅になりました。

さて、それからしばらくして今度は弘前〜八戸の旅に出ました。
このときは市立弘前図書館で郷土資料を閲覧することが目的でしたが、八戸には純粋に散策したくて行ったのです。


9月12日(土)
午前中、大宮駅で弘前行きの寝台特急券を買う。
*太平洋側から北上するのがよかったのですが、数日前の台風の影響で復旧していませんでした。
 そこで、秋田方面を通る特急あけぼのに乗ることになりました。
夜、特急あけぼのに乗車。

9月13日(日)
目覚めると、列車が庄内平野の広大な水田地帯の中を突き進んでいました。
八郎潟あたりでは雨が降っていましたが、弘前では雨に降られずに済みました。
朝、弘前図書館に入館。
『朝鮮物語』『豊臣朝鮮軍記』『太閤記略』『仏説善悪因果経』『妓王』を見ました。
昼過ぎ退館。
2時33分発青森行きで八戸に行きました。
5時半頃到着。
津軽湾を初めて見ましたが、紫色の海でした。
泊まるところを決めていなかったのですが、八戸駅では見つからず。
結局、本八戸駅までひたすら歩きました。
画像はそのときのものです。
素泊まり3500円の宿に宿泊。
玄関で挨拶をしたとき、女将の婆さんが尋問みたいにいろいろ訊くものだから、なんだかなあと思いました。
夕食を食べに外出しようとすると、近頃、オウムが勢力を増してきているということを言ってきました。
どうやら、僕をオウム信者と疑っていたらしいです(当時、坊主頭でしたw)。
そこで不信感をなくすために身分証明になるものと、来た目的を話したら安心していました。


9月14日(月)
7時半に宿を出て、1時間あまりかけて八戸駅まで歩きました。
9時43分発盛岡行きに乗って帰路に着きました。
しかし盛岡から乗り継いだ列車は新白河―黒磯間が台風の影響で復旧していなかったため、代行バスに乗り換えました。
午後8時20分発の黒磯発宇都宮行きに乗って、そこから宇都宮線で大宮に。
半日がかりの鈍行の旅でした。

なお、翌日また台風が本土に上陸したので、この機会に行ったのは正解でした。

この年の夏は、京都〜岐阜県郡上郡美並村〜名古屋、大阪〜名古屋、大分〜宮崎〜鹿児島の旅に続く弘前〜八戸の旅でした。
今から考えても、よく歩いたものだと呆れます。

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古代東国の武将平将門は、現在の千葉・茨城を中心に勢力を誇っておりました。
その後、真偽はともかく、将門の傍流の氏族が現れ、また将門の遺児の事跡が語られ、将門の家臣の末裔という家々が集落の開拓者として名を残しました。

そうした将門にまつわる伝承を求めて何年か歩き回っていました。
書物では分からない事柄をいろいろ知り、有意義な経験でした。
その中で特殊な出来事といえば、ある旧家と知り合いになったことです。

とある秋の午後、印旛沼のほうの古い集落を歩いていました。
交通の便が悪く、駅から1時間以上歩いたところにあります。
平地は見渡す限り水田。
画像に見られるように、ところどころに小山があります。
その小山を登っていくと、道沿いに集落が形成されています。

その集落の中でとりわけ立派な屋敷がありました。
僕は惹かれるように門をくぐって進むと、主人がいました。
そこは江戸時代の初め、この集落を開拓した人の直系でした。
そのお宅には数多くの文書があります。
それらを親切に見せてもらいました。

先日、久しぶりにその方からお電話があり、文書のことでご質問をいただいたので、わかる限りのことをお話しました。
またそのお宅は江戸後期に剣術の道場もかねていたところのようで、その手の資料が多くあります。
流派は心極流。
どうも剣術と柔術とを兼ねる道場だったみたいです。
この流派についてご質問があり、今日、ちょっと調べたことをご報告しました。
正直、武術の歴史はまったく暗いので、これから調べなくてはいけないので、お茶を濁した程度で恥ずかしいことをしていましました。
剣術の歴史の煩雑で難解なこと。
ちょっとやそっとで正しい知識を得られるようなものではないようです。

知識欲が湧きあがる!

※2枚目の画像は印旛日本医大駅。
 北総鉄道の終着駅です。

11年前の鹿児島旅行

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引越の荷物を整理していたら、昔の未整理のスナップ写真がいろいろ出てきました。
まだデジカメを持っておらず、旅行に出るたびに使い捨てカメラを購入していた頃のものです。

どこで撮ったのか分からない写真もありますが、ここに挙げたのは間違いなく鹿児島に行った時のものですw

平成10年9月3日の桜島と西郷隆盛蘇生の家です。
桜島は説明を要しませんね。
西郷蘇生の家というのは、西郷隆盛が安政5年(1858)月照上人とともに入水自殺を図りますが、隆盛だけ救助されます(上人はすでに死んでました)。
隆盛も助けられたとはいえ容易に本復せず、一月近く病床に臥します。
その時に使われた家がここです。
幕府から身を隠すためにもこういう質素な小屋にいる必要があったのでしょう。

さて、11年前は鹿児島だけでなく、大分にも立ち寄りました。
僕が旅行に出るのは何かしら本を見るという目的が伴います。
この時も大分県立図書館、鹿児島県立図書館への訪書の旅だったのでした。

平成10年
8月31日、寝台特急富士に乗って大分に向かう。
9月1日、大分には朝9時過ぎ到着。
 午前中、県立図書館で郷土史料閲覧。
 午後、日豊線で宮崎に向かう。
 宮崎駅前の商人宿で一泊。素泊まり3500円。
9月2日、朝6時11分発の列車で西鹿児島駅下車。
 10時過ぎ、県立図書館で郷土史料閲覧。
9月3日、開館から閉館まで県立図書館に籠る。
 退館後、竜ヶ水まで散策。
 西鹿児島駅前で芋焼酎ほか土産を買う。
 午後6時55分の特急なはに乗車。
9月4日、大阪到着。
 大阪からは在来線を乗りついで埼玉県大宮市(現さいたま市)の家に帰る。

大阪から在来線で大宮まで戻るなんて、もう出来ませんわ(-o-;)
ちなみにこの一週間後、弘前〜八戸に行くことになります。

熊本の本妙寺は加藤清正が建てたことで知られるお寺です。
今月の上旬に参ったところ、幾人か名の知れた人物の墓があるのを知りました。
小西行長の墓碑もその一つです。
 
清正といい、行長といい、秀吉の腹心ですね。
でもこの二人、仲が悪かったと伝えます。
それに行長はキリシタンだったと思いますが、なぜに仏教寺院に墓が?
 
行長は熊本の宇土城の城主でした。
なので同じ熊本の寺院に墓があるのはいいとして、よりにもよって熱心な法華信徒の清正が建てた寺にあるとは…。
でもよくよく見ると、大名の墓としては小さいし、新しいんですね。
画像はホムペに載せておきました。
 
これ、昭和38年に建てられた墓でした。
行長の家臣白井家の子孫が白井本家の墓を建て替えたときに、あわせて旧主行長の墓も再建したようです。
 
この寺はとても広く、境内にもいろいろ寺塔が建っています。
中でも大本堂が気にいりました。
明治期の再建になるものですが、風情がありました。
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