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明治神宮大会が終了し、8月から続いてきた秋季大会が終了し同時に今年度の公式戦が全て終わりました。結果、常葉菊川が前チームに勝るとも劣らないチーム力を見せつけて、見事に秋を制覇して、来春のセンバツ連覇という夢を実現可能なものと印象づけてくれました。 ご存知のように来年は春夏とも記念大会ということで、例年と出場校数やレギュレーションが変更になっています。今回はそれを整理しながら、来春のセンバツの出場校を予想していきたいと思います。 ☆第80回選抜高校野球大会概要 来春のセンバツ大会は70回大会以来となる記念大会による出場校の増加=(例年より4校多い36校の出場校)となります。 気になる増枠(4枠)の分配ですが、21世紀枠と神宮大会枠、一般選考の東海・北信越と中国・四国に1枠ずつ割り当てられ、下記のようになります。 ※21世紀枠は2枠から3枠へ増枠 ※神宮大会枠は1枠から2枠への増枠 ※東海・北信越は4枠から5枠への増枠 ※中国・四国は5枠から6枠への増枠 なお、現状維持の希望枠(守備を重視して選考される=今年は大垣日大が選出)は、80回大会が最後となります。 一般選考枠は北海道1、東北2、関東・東京6、東海・北信越5、近畿6、中国3、四国3、九州4です。 大会は2008年3月22日から13日間、甲子園球場で開催されます。13日間は史上最長になります。出場校を決める選考委員会は来年1月25日、組み合わせ抽選は3月14日に行われます。 ※21世紀枠の選考方法 これまで各地区の候補校9校から2校を選出していたが、地区を下記のように3地区に分けて(1)北海道、東北、関東、東京(2)東海、北信越、近畿(3)中国、四国、九州、各地区から1校ずつを選ぶ。 ※神宮大会枠の選考方法 これまでの明治神宮大会の優勝校に加え、準優勝校が所属する地区にも1枠が与えられる。 ☆第80回センバツ高校野球出場校(一般枠&明治神宮枠)予想 ───────────────────────────────────────────── ☆北海道地区 ※センバツ出場枠(1) 確 実◎:駒大岩見沢 北海道地区はセンバツの出場枠が1校のため、優勝した駒大岩見沢で確定です。準優勝の北照の出場のチャンスがあるとすれば、希望枠のみということになります。 ───────────────────────────────────────────── ☆東北地区 ※センバツ出場枠(2) 東北大会成績 県大会成績 確 実◎:東 北 (優 勝) (宮 城1位) 有 力◯:聖光学院 (準優勝) (福 島1位) 微 妙△:盛岡大付 (4 強) (岩 手3位) 微 妙△:明 桜 (2回戦敗退) (秋 田2位) 東北地区はセンバツの出場枠は2となっており、優勝の東北は文句なしで決定です。 問題は決勝で大敗した聖光学院の扱いでしょうか。東北との試合の比較だけで選考するとするならば、準決勝で対戦した盛岡大付、初戦で延長14回の激闘を繰り広げた明桜(旧:秋田経法大附)が浮上する可能性もあります。 ───────────────────────────────────────────── ☆関東地区 ※センバツ出場枠(4or5)+明治神宮枠(1) 関東大会成績 県大会成績 確 実◎:横 浜 (優 勝) (神奈川1位) 確 実◎:慶應義塾 (準優勝) (神奈川2位) 有 力◯:聖望学園 (4 強) (埼 玉2位) 有 力◯:水戸商 (4 強) (茨 城2位) 微 妙△:千葉経大附 (8 強) (千 葉1位) 微 妙△:宇都宮南 (8 強) (栃 木1位) 関東地区のセンバツの出場枠は4or5校。それに加え横浜が明治神宮大会で決勝に残ったことで+1校が追加され5校は確定、6校目は東京地区との比較で選ばれるか否かが決まります。 まず決勝に残った横浜と慶應義塾の神奈川の2校は確実とみます。そして4強に残った聖望学園も有力と見ます。気になるのは同じく4強の水戸商が横浜に大敗した点ですが、5校選出が確定したのでほぼ問題なく選出されるでしょう。 問題は5校目の選考。優勝校の横浜と接戦を演じた点を評価されると千葉経大附ですが、こうなると南関東4校、北関東が1校とバランスが悪く地域性が問題となりそう。その場合、初戦敗退ながら宇都宮南も選考対象と浮上してくる可能性も。 6校目の東京地区との比較に関しては、明治神宮大会で横浜が関東一(東京)にコールド勝ちしているだけに有利とは見られます。ただし、横浜が神宮枠を獲得しており関東6校、東京1校というバランスをどのように高野連が判断するのか、判断基準が明確ではないため最後まで予断は許しません。6校選出となった場合は上記の6校でおさまりそうです。 ───────────────────────────────────────────── ☆東京大会 ※センバツ出場枠(1or2) 東京大会成績 確 実◎:関東一 (優 勝) 微 妙△:国士舘 (準優勝) 東京地区のセンバツ出場枠は1or2校。2校目は関東地区との比較で決定されます。比較の一点で言えば、明治神宮大会で関東一が横浜(関東地区代表)にコールド負けしているだけに不利は否めません。優勝校の関東一は確定として、準優勝の国士舘は非常に微妙な立場で選考を待たなくてはなりません。 ───────────────────────────────────────────── ☆北信越地区 ※センバツ出場枠(2or3) 北信越大会成績 県大会成績 確 実◎:長野日大 (優 勝) (長 野2位) 有 力◯:丸子修学館 (準優勝) (長 野1位) 微 妙△:敦賀気比 (4 強) (福 井3位) 微 妙△:高岡一 (4 強) (富 山3位) 北信越地区のセンバツ出場枠は2or3。3校目は東海地区との比較で選ばれるか否かが決まります。例年、決勝に残った2校ですんなり決まるケースが多いのですが、今年は長野県同士の決勝となったために、地域性と3校目の選出の可否などによって選考基準が変わってきそうです。まず優勝した長野日大(長野2位)は確定。春夏を通じて初めての甲子園は間違いないでしょう。微妙な位置にいるのが丸子修学館(長野1位)。長野日大と同県という点をどのように判断されるでしょうか。単純に戦績という点だけで言えば、すんなり選ばれる可能性も大きいと思われます。 そして同じく微妙なのが4強の2校。優勝した長野日大を9回2アウトまで追いつめた敦賀気比(福井3位)は、3校選出の場合は確定と言えますが、2校選出になると丸子修学館との比較になりそう。高岡一(富山3位)も直接対決で負けているだけに可能性は低いですが、3校選出の場合に丸子修学館を押しのけて選出されるかもしれません。 ───────────────────────────────────────────── ☆東海地区 ※センバツ出場枠(2or3)+明治神宮枠(1) 東海大会成績 県大会成績 確 実◎:常葉菊川 (優 勝) (静岡1位) 確 実◎:中京大中京 (準優勝) (愛知3位) 微 妙△:市岐阜商 (8 強) (岐阜3位) 微 妙△:宇治山田商 (8 強) (三重1位) 東海地区のセンバツ出場枠は2or3。それに加え常葉菊川が明治神宮大会で決勝に残ったことで+1校が追加され3校は確定、4校目は北信越地区との比較で選ばれるか否かが決まります。決勝に残った常葉菊川(静岡1位)と中京大中京(愛知3位)は確定。
難しいのが3校目の選考です。準決勝の2試合が共にコールド決着だったため、8強からの選出も視野に入れなくてはなりません。まず4強に残ったうち常葉橘(静岡3位)は、常葉菊川との同県対決でコールド負けしており地域性からも可能性は低いでしょう。もう一方の三重(三重3位)はどうでしょうか。地域性では有利ですが、これも三重で3位なうえに準優勝の中京大中京にコールド負けしているのが不利に働きそうです。 上記の2校が消えた場合浮上してくるのが、岐阜3位ながら愛工大名電(愛知2位)に勝ち、優勝校の常葉菊川ともスコア上は接戦している市岐阜商。そしてもう1校は、東海大会では未勝利ながら中京大中京に惜敗した宇治山田商(三重1位)を推します。宇治山田商は三重を圧勝して勝ち上がってきており、今大会でも優勝候補にあげられていた実力校です。この両校を比較した場合、地域性では互角。東海大会の1勝もしくは県内の成績のどちらを重視するかで意見が割れそうです。もし東海地区から4校選出された場合は、上記の2校ですんなりといくかもしれません。 ───────────────────────────────────────────── |
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