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京都仏教会理事長の有馬頼底(らいてい)・臨済宗相国寺(しょうこくじ)派管長(78)が大阪国税局の税務調査を受け、自筆の書の揮毫(きごう)で得た所得を巡り、09年12月までの5年間で約2億円の申告漏れを指摘されていたことが分かった。過少申告加算税など追徴税額は約1億円とみられ、既に修正申告したという。

国税局は今回の揮毫料について、美術商が販売目的で依頼、事前に価格を決めたうえで有馬管長が個人収入として受け取っていたと指摘した模様だ。有馬管長は取材に対し「揮毫料は非課税のお布施と同じだと考えていた。文化庁の予算が少ないので(受け取った揮毫料で)文化財保護のために古美術品を購入し、境内の美術館に展示している」と説明している。

有馬管長によると5、6年ぐらい前に東京の美術商から一般販売用の掛け軸などへ筆で書を記す揮毫の依頼を受けた。以後「1点5万円」などと揮毫料を決め、美術商から現金で受け取っていた。他にも京都や神戸の美術商からも同様の依頼があった。揮毫料で、室町幕府九代将軍、足利義尚の和歌短冊など数々の古美術品を購入し、相国寺境内にある承天閣(じょうてんかく)美術館に展示したという。

国税局は過去3年間分の所得税を課したうえで、美術商が支払った揮毫料に税務上含まれる5年間分の預かり消費税の納付も求めたとみられる。
 
宗教法人は経理がずさんで公私の区別があいまいなケースも少なくないようですので、今回のようなケースは氷山の一角かもしれません。

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