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今朝の日経新聞1面トップ記事です。
日本生命保険は三井生命保険を買収することで三井側と大筋合意したという内容です。ニッセイは三井住友銀行など三井生命の主要株主から8割程度にあたる株式を買い取り、子会社化するとしています。国内生保の再編は約11年ぶり。人口減少で国内生保市場は大きな成長を見込めないうえ、11月のかんぽ生命の上場で競争が厳しくなるなか、競争力を高めるとしています。
国内生保同士の久しぶりの再編記事です。日本生命と三井生命との組合せで、合併ではない点に少し特徴がありますが、三井生命が日本生命のグループ入りするということです。三井生命はかつて住友生命との統合が噂されていましたが、実現していませんでした。明治安田生命も、三菱系とみずほ系での組合せでしたので、生保業界については、銀行グループとの関係性は薄いのかもしれません。
日本生命については、第一生命に売上(保険料収入)を抜かれたという危機感があったと思います。株式会社ではないため、相互会社の形態をとっているため、上場している第一生命とは方向性は異なりますが、「日本一」を死守してきた会社にとってみると、買収先を探していたとみられます。
幸い、生保の経営体力は回復している状況でした。最近は株価が下落し、不安な点はややありますが、まだ含み益もある水準であり、大きな影響はなさそうです。
不動産業界との関係でみると、両社ともにオフィスビルを多数抱えており、自社活用するか、または賃貸で活用するか、売却していくのか、駅前や官庁街を中心とした好立地に不動産を保有しているだけに、今後の動向には注目が集まります。
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