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今朝の日経新聞1面トップ記事です。
食肉加工2位の伊藤ハムは7位の米久と経営統合する方針を固めたようです。2016年4月に共同持ち株会社を設立し2社を事業会社として傘下に置く方向で調整しているとしています。売上高の合計は全体で6300億円と日本ハムを追い、ハム・ソーセージ事業の国内シェアは日本ハムを抜き首位に立つ見通しです。少子高齢化で国内市場が縮むなか、商品開発と調達力を強化しアジア市場開拓を加速する方針です。
食品の中でも、伊藤ハム・米久という食肉加工の統合は、非常に珍しく、50年ぶりという話のようです。両社は東証1部上場企業同士であり、業界内では再編機運が強まるのは間違いなそうです。
食肉加工業といえば、日本ハムがどうしても印象が強いですが、生肉や惣菜を含む食肉加工全体では2位の伊藤ハム、3位のプリマハム、4位のスターゼン、5位の丸大食品などとどちらかといえば、規模を拡大することなく、ブランドや伝統を重視している印象が強く、国内では一定のシュアを守ってきていることで、お互い共存共栄してきている印象がありました。今後は、海外展開を踏まえると、1社ではなく、複数社の連合で取り組んだ方が、勝算があるとみていると思います。
食品業は景気の変動を受けにくい業種とされています。アジアやアフリカなど今後人口が増加していく国では、食品に対する需要が大幅に増加していくと思われ、食肉加工の市場も大きく拡大していく可能性は高いと考えられます。日本ブランドの企業がどこまで浸透していくか、体力を強化した企業連合がシェアを伸ばしていくものと思います。
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