企業研究を重視した株式投資

日経新聞等から背景にある事象を読み取り、投資戦略に結びつける記事がメインです。

株式投資これだけ心得帖

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今日は「株式投資これだけ心得帖」の72日目「市場全体が下げている時に逆行高しそうな銘柄を見つける方法は?」です。最終回です。


【内容】
Q 市場全体が下げている時に逆行高しそうな銘柄を見つける方法は?


A 市場全体が下落(9割以上)していても、株価がしっかりしている銘柄はいくつかある。全体が下がっても、先人たちは「逆行高する銘柄」を探す方法を探ってきた。


 しかし、上げ相場の時でも株価が上昇する銘柄を事前に見つけるのは難しいし、下げ相場の時に逆行高する銘柄を事前に見つけるのはもっと難しい。もし見つかったとしても、広く知れ渡っていないし、筆者は知らない。


 あえていえば、比較的有効な手段もないわけではない。
たとえば、
 「市場全体が下げている時でも年初来高値(昨年来高値)を更新した銘柄」
 「市場全体が連続安でも、直近3日間の高値を抜いた銘柄を買ってみる」
などである。しかし、いずれも株価が上昇した後に買う方法なので、「後出しジャンケンに近い」と思うかもしれない。


 機関投資家や専門家などが毎年末に「翌年の注目銘柄」をあげるが、なかなか上がらない。プロでさえ難しい銘柄探しを一般投資家には、さらに難解な作業といえよう。したがって、「全体が下げる時は、嵐が過ぎ去るのを待つように、現金比率を高めておいた方が大負けしないですむ」。




【コメント】
 今日で最終回です。72回に及びましたが、今までの筆者の主張がかなり取り入れられています。
要するに、プロができないものは一般投資家ができることはないということです。そのようなことは無理にチャレンジすることはせず、違うことをやれということです。


 今回のテーマも、市場が悪い時に上昇する銘柄をどのように探すか、という点ですが、そんな簡単には見つからない、という期待はずれ?の内容です。「なんだ・・・」と思うでしょうが、それが事前に分かったら、誰も苦労しないのです。


 それにしても、一般の個人投資家が機関投資家等のプロに立ち向かうためには、様々な制約があることがよく分かりました。「普通」に戦えば、敗北は見えています。少し手をひねらないといけないのです。そのためには、安易に手を出すということはプラス面だけではないということなのでしょう。


 今回の「株式投資これだけ心得帖」特集も、時間が経っても参考になることばかりです。書庫にそのまま残しておくことにしますので、またあらためて見たいと思います。




 

今日は「株式投資これだけ心得帖」の71日目「勉強しなければいけないことが多すぎるので絞りたいが、どうすればよいか?」です。


【内容】
Q 勉強しなければいけないことが多すぎるので絞りたいが、どうすればよいか?


A 書店には株式投資関連の書籍が多数並んでおり、片っ端から読破したら、凄い物知りになると思う。しかし株式投資で結果を残せるかどうかは人それぞれだろう。知識が豊富なら、それに比例して儲かるのであれば、大学教授や執筆者は、皆、大富豪である。


 もし大儲けしたいのであれば、たくさんのことを勉強することを放棄した方がよい。限られた人生の中で、多少のリスクを覚悟のうえで、1つのことに賭ける度胸も必要である。「自分が最も得意で、最も儲かる方法」だけを実行し、他のことをいっさいやらない覚悟が必要である。意外につまらないし、精神的にも苦しい。


 浅く広くではダメで、狭く深く徹底的に極めて、一定のパターンだけで儲ければよい。そしてその儲けのパターンを他人に教えず、自分だけの秘法にしておけばよい。あれこれやるよりも、先物なら先物、大型株なら大型株、短期売買なら短期売買、海外株投資なら海外株投資、MACDならMACD、RSIならRSIなど、何でもよいので、たった1つの超得意技を作ることが、大富豪への道になる。



【コメント】
今回も筆者が今まで言い続けた内容です。手を広げずに、1つのことを継続的に集中して続けることが大富豪への道である、ということです。私などは物足りなさも感じてしまいますが、それを乗り越えなくてはいけないということでしょうか。


確かに、銘柄選別においても同様かもしれません。業種を分散させると、結果として平均的なパフォーマンスに近づきます。自分が得意としている業種に絞り、売買を繰り返すことも必要なことかもしれません。


書籍をたくさん買うことも、知識を保有しているのと、株式投資で成果を挙げることは別だということもポイントです。TVに出演している証券会社等の専門家は、あまり株式投資をしていない人も多いと聞きます。その方が、客観的なコメントを出せるからです。裏を返すと、株式投資で利益をあげることは容易ではないということかもしれません。


大儲けだけが目的ではないという人も多いと思いますので、その場合には多少は手を広げることも良いのではないかと思ったりもします。

今日は「株式投資これだけ心得帖」の70日目「途中まで順調に進んでも売りそびれてしまうケースが多い。何か良い対策は?」です。



【内容】
Q 途中まで順調に進んでも売りそびれてしまうケースが多い。何か良い対策は?


A 「もうはまだなり、まだはもうなり」という有名な相場格言がある。投資家が「もういいだろう」と思う場面は、まだ先があり、「まだ大丈夫だろう」と思う場面は手仕舞うべき時という意味である。
格言の意味はその通りであるが、「ここで売るべし」「ここは我慢すべし」など具体的に示されているわけではない。


 大半の人間には予知能力がなく、株価の天井や底値を事前に予知することができない。しかし、筆者の経験では、「気持ちよく派手に買うと危ない」「おそるおそる、静かに買った時は、案外上手くいきやすい」「株価が思い通りに動いて、とても機嫌が良い時に手仕舞うと成功のことが多い」「機嫌が良い時に粘ると、たいしたところで手仕舞えないことが多い」


 ギャンブルや勝負事も引き際が肝心だが、「儲かってご機嫌が最高の時=最高の逃げ場」である。株式投資も同様。個人差もあり絶対的な定義はないが、「過去に自分が嬉しくなって舞い上がってしまった状態」を記録しておきたい。その時と同じパターンになったら、欲張らずに手仕舞いたい。



【コメント】
今日は売り時についての考え方です。売り時は非常に難しいということはよく言われています。欲張りすぎてもダメですし、売り急いでも後悔することがあります。筆者の経験では、予知能力はないため、儲かってご機嫌の時が売り時だと定義しています。


 こうなると個人差があり、「何割上昇したら売り時」などということではないことが分かります。最後の「過去に自分が嬉しくなって舞い上がってしまった状態」というのも個人差がありますが、ストップ高が続く状態を連想してしまう人も多いでしょう。最近の相場ではめったに見なくなりましたが、相場が好調時にはよくあった話です。


 つまり、売りそびれることには対策などはなく、自分の心理状態で、「この程度利益が出ているのだから、ハッピーだ」と思える水準になれば売却すればよいという非常にシンプルなことだと分かります。たとえ、仮にその後当該銘柄が上昇したとしても、「ハッピー」な気持ちが消滅するわけではありません。



 売り時は利益が出ている時ばかりではない点が難しいですが、いずれまた相場上昇局面が到来するため、その時に備えて、一度自分なりの投資スタンスを整理しておくと良いかと思います。

今日は「株式投資これだけ心得帖」の69日目「様々なチャートをどんどん加工し続けていくと、画期的なチャートになるか?」です。


【内容】
Q 様々なチャートをどんどん加工し続けていくと、画期的なチャートになるか?


A 
 チャートの世界では毎年のように新しい手法が編み出される。それだけ多くの投資家や研究者たちが「もっと儲かる良い方法はないか」と常に考えているからだろう。


 新しく編み出されるチャートやテクニカル指標は「従来あったものを新たに加工している」ケースが多い。皆が気づかなかった組み合わせや皆が使っていなかった変数を利用することで儲かるのであれば、それは新兵器として通用する可能性大である。


 しかし加工を重ねたチャートや指標には注意点もある。それは変化のスピードである。例えば日足チャートだけならば毎日の変化が反映されるが、25日移動平均線は25日間かけて変化するので、変化のスピードが25分の1になってしまうともいえなくもない。加工を重ねていくと、タイムラグが生じやすい。


 マネー雑誌や勉強会では、「加工に加工を重ねた最新型チャート」が人気を集めているが、実は「加工度の低い原データに近いチャートのほうが変化は早い」ということもある。



【コメント】
 今日はチャートに関する内容です。株式市場の低迷が続き、個人投資家の盛り上がりが今一歩のためか、最近は書店ではチャートに関する書籍があまり目立たなくなった気がします。個人的にはチャートに依存するのは好きではないため、その状態がむしろ健全だと思ったりもします。


 筆者は証券会社にいたためか、チャートに関しては情報として多少は重視しています。チャートの知識を一定レベルは身につけておいた方がよいことは間違いありません。「画期的なチャート」という定義についても、興味がない人にとっては全く興味が沸かないかもしれません。


 チャートは常に新しいパターンを目指して、開発が続けられていると思います。コンピュータ将棋がプロ棋士と同等レベルにまでレベルが上昇していることから、株式市場でもコンピュータが強くなる時期がいつかは来るかもしれませんが、そんな簡単なものではないことは明らかです。ただ、その夢に向かってチャート愛好者は日々勉強を重ねているはずです。


 チャートに関しては新聞記事に出てくる内容くらいは、最低限勉強しておいた方が良いと思います。

今日は「株式投資これだけ心得帖」の68日目「説明書が分厚い商品は信用していいか?」です。


【内容】
Q 説明書が分厚い商品は信用していいか?


A 多くの人は説明書が分厚く何でも書いてあると、信用度が高いと感じ、逆に説明書が薄く少しのことしか書いてないと信用度が低いと感じる。分からないこと、不安、疑問に思うことが全部書いてあるのは、親切なことだろう。しかし、「分厚い説明書を全部読まないといけない」という状況ははたして親切なのだろうか?


 人間は1人ひとり異なるため、「5分間でわかることがいい」とか「30分間かけても分からないことがダメ」というわけではない。しかし簡単に頭に入らない説明は注意した方がよい。何か裏があったり、落とし穴があったりしがちである。


 「複雑な条件付き商品」は、詐欺まがいで業者に有利な設計になっている。株式銘柄選択ソフトでも、複雑な仕組みのものは、一般投資家が使いこなしづらいようになっている。


 「複雑だからこそ皆が使えないので、自分だけ使えて有利になる」と思えない人は、なるべく単純なものを選んだ方がいい。筆者の経験では、「能書きの長い商品に良いものは少ない」「能書きばかり長々と説明するセールス担当者は怪しい」ように思う。複雑なものより単純なもののほうが壊れにくいし、壊れても修理がしやすい。迷ったら単純なものを選んだほうがいい。



【コメント】
 今日は説明書に関する内容です。株式投資とは一見、関係なさそうですが、例えば投資信託など金融商品の目論見書などを指していると思います。紙ベースで、小さな文字がたくさん書かれている印象があり、全文字を読むことはかなり困難な冊子は、親切ではないと筆者は考えています。


 例えば、単純な銀行預金よりも複雑なスキームになっているデリバティブ預金などはおそらくは複雑な説明書になっているはずです。現在は、金融商品取引法の施行により、金融機関側の説明責任が増していますので、以前よりは表記は見やすくなっています。しかし、今でも分かりにくいケースは多々あります。高利回りを大きく書いている外債などはその好例で、為替リスクやカントリーリスクなどの注記書きは小さく書いてあるはずです。


 金融機関側も様々な対策を行い、説明書(目論見書等)の単純化を図っています。説明するべき事項がリスクばかりを強調することがあり、投資信託等のリスク性商品の販売高が伸び悩んでいるという結果にもなっているようです。金融商品取引法の施行は、金融機関側と利用者側の双方にとって大きな影響を与えたといえます。


 株式投資も専門性が増してくると、難しい投資手法や売買注文方法などが出てきます。難しくて理解できそうにない、もしくは納得できない場合には、無理な投資を行わないということが大事になってくると思います。詐欺まがいの投資にも騙されないことが必要です。
 

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