「私は負けへん」めまい闘病と誤診に立ち向かった一家族の記録

「私は負けへん」駒草出版。著者の私が、読者の方と触れ合うために開いたブログです。

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

 両親に支えられながら、東京駅に降り立った。当時の私は、病気だった。

新宿に名医がいると知り、藁をもすがる気持ちで上京しました。

その際、宿泊したのが「京王プラザホテル」でした。

 上京するのも初めて、また、名医とは聞くものの、6年の原因不明と言われ続けた病気が、果たして

快方に向かうのか。不安だらけの滞在でした。支えなしで歩けない私を、東京駅からいろいろな人が

横目で見ていました。人目につかないホテルに入ってしまいたい。

私はそんなことを考えていた気がします。

 ホテルに入ると、ロビーには、着飾ったお客たちで賑わっていました。本来、ホテルは、結婚式の招待

客や、観光客、ビジネスマンなどがいる空間。病人の私には場違いな雰囲気です。自分でも情けない思い

で、立ち尽くしていました。そこへ、にこやかなホテルマンが近づいてきました。

「なにか、お困りですか?荷物をお持ちします。」

私は、東京に降り立ってから、初めてほっとしたのを覚えています。

 両親も同じ気持ちだったと、後に話してくれました。ホテルマンは、部屋へと案内してくれた後に、

事情があるのだろうと、何気なく私たちの滞在の目的を聞くと、困ったことがあれば何でも言って下さい

と、部屋を出て行かれました。

 私は、次の日診察を無事に終え、結果が出るまでの数日間を、東京で過すことになりました。

ホテルを予約しているのは、2日間。私と母は公衆電話から新宿のホテルに電話をかけました。

運悪く週末をはさんでいたため、空室はありません。そこに、あのホテルマンが現れて、笑顔でホテルを

探してくださいました。私は、あの時のことを今でもはっきり覚えています。

 それから、一ヶ月に一度、上京し診察を受けました。もちろんホテルは、「京王プラザ」です。

 あれから月日は流れ、日帰りで上京できるようになった今も、お茶を飲みに訪れます。

私にとって安心できる場所だから。

 ホテルマンは私の回復した姿を喜んでくれています。まるで、以前から知り合いだったかのように。

「京王プラザ」には、愛があります。もてなすという言葉を超えた・・・。

 大好きな場所。それが私のプラザストーリー。


                                    日高 ようこ

全1ページ

[1]


.
watamake25
watamake25
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事