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ワンダーフォーゲルの山紀行
18才から50年山を歩いています。全国あちこちの名峰や関西の山を四季歩いています。スキーも大好きです。

書庫東日本大震災、原発問題

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東日本大震災から3年

 今日3月11日は、風はまだ冷たいものの、日中は春めいた日射しがありました。近くの公園に出てベンチでランチとしゃれ込みました。
 
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 3年前の3月11日、大阪市内のオフィスで仕事をしていました。午後同室の若い女性が気分が悪くなったといって机に伏せました。私も頭の中がくらくらした感じがしましたが、伏せるほどでもなくくらくら感の原因が大地震の長周期微動によるものであることは後で知りました。微動の周期が長くなりゆっくりゆらゆら揺れると頭がくらくらするようです。
 
 それからというものは津波の巨大なエネルギーと放射能汚染の広がり、メルトダウンするかも知れないという原発事故の報道に連日釘付けにされました。
 
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これは先日蔵王へスキーに行ったとき、仙台空港で見かけた津波の水位を示す表示。最高水位は3・02メートルだったとのことです。
 
 三陸地方に「津波テンデコ」という言い伝えがあります。「てんでばらばらに高台に向かって一目散に逃げろ」という意味です。しかし一旦高台に逃げてから位牌を取りに戻ったとか、一旦校庭に児童を集合させてから避難させようとして津波にのみ込まれ多くの幼い命が奪われたケースもありました。言い伝えというものをいかに自らに引き寄せて身につけていたかどうかで運命が分かれました。言い伝えと言うことに人間はもっと謙虚になるべきでしょう。
 
 「全電源喪失」という考えられないような福島第一原発事故が起こりました。人知を超えるような出来事が起きると言うことです。太平洋岸の地震がプレートの沈み込みによるひずみエネルギーの解放によって起きます。一定の時間がたてば蓄積されたひずみエネルギーが解放されようとする動きは必ずやってきます。富士山も江戸時代の宝永の噴火以来地下のマグマエネルギーが蓄積されています。いずれは噴火するのと同じように。
 
 3年もたつというのに福島第一原発ではまだ使用済み核燃料すらすべて取り出せていません。ましてやメルトダウンした核燃料はどんな状態になっているのかもわかっていないし、取り出せる技術も未確立です。福島第一原発事故の最大の教訓は人類は核エネルギーをコントロールできないということではなかったか。
 
 「世界で一番厳しい安全基準」をうたい文句に原発の再稼働と原発輸出が行われようとしています。「世界で一番厳しい安全基準」というものが仮に真実だとしても相対的な基準でしかありません。そんな相対的基準が自然の猛威に耐えられるとは思えません。
 
 東北の人たちは東日本大震災が風化することを恐れています。風化させている張本人は、原発再稼働と成長戦略の目玉だといって原発輸出に躍起になっている政治家自身ではなかろうか。
 
 

原発は異質の事故

 

「町に戻らない」5割近く 福島・大熊町で全世帯調査

 
 復興庁は6日、東京電力福島第一原発事故で警戒区域に指定されている福島県大熊町の全世帯を対象にした調査結果を公表した。大熊町に「戻らないと決めている」との回答が5割近くあり、理由は「放射線量への不安」が約8割を占めた。帰還を望む世帯はわずか約1割にとどまった。
 調査は9月7日から同24日にかけ、福島第一原発が立地し、立ち入りが制限されている大熊町から避難した全5378世帯に郵送によるアンケート方式で実施。63.7%にあたる3424世帯が回答した。
 調査では45.6%が大熊町に「戻らない」と答え、「戻りたい」は11.0%、「現時点でまだ判断がつかない」は41.9%。10〜30代で「戻らない」が54.7%と多かった。「戻らない」とした理由を複数回答で聞いたところ、「放射線量に対する不安」が最多で約8割、次いで「原発の安全性に不安」が約7割。避難の状況については「世帯でまとまって避難」が6割近く、「複数箇所に分かれて避難」も3割を超えた。

 福島原発事故が起きてしばらくしてから「飛行機でも落ちる。絶対安全というものはない」といった元首相がいました。原発事故への恐怖と原発をなくせという世論の高まりに対して、原発は存続させろといいたかったのでしょう。
 また「絶対安全ということがない以上、安全基準も暫定的でいい」といって、大飯原発の再稼働を容認した大阪の市長がいました。
 このアンケート数値は恐らく大熊町は今後存続することがきわめて難しいということを意味しています。飛行機は落ちれば被害者はその搭乗者と運悪く落ちた周辺住民に限られるでしょう。しかし原発事故はいったん起きれば街そのものを消滅させてしてしまうということです。
 原発事故は飛行機事故とはまったく異質の事故だという証明です。
「飛行機でも落ちる。絶対安全というものはない」という、一見もっともなようなロジックにだまされてはいけません。
 福島県へ除染ボランティアに行った人から、七夕の笹につり下げられた短冊に「ガンにかかりませんように」というのがあったと聞きました。子どものうちからガンを心配しなくてはならない福島の子ら。胸が詰まりました。思わずへたくそな短歌にしました。
 
福島の 子どもの願い 胸つまる 「私はがんに かからぬように」
 
先日大阪府下の自然エネルギーを利用した発電施設の見学ツァーに行ってきました。
 
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東大阪のポッポ第2保育所(民間)。園舎の屋根に太陽光パネルが設置しています。
 
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2004年新築の際設置したとのこと。エネルギー問題の関心が高まっていないときに設置したといいますからかなり先駆的です。
 
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職員室のカウンターに置かれている発電量を示すモニター。
 
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ミミズコンポストも置かれていました。ミミズコンポストとは、環境を守るために、みみずを飼って生ゴミを食べさせ、ゴミを削減すること。生ゴミを、「無臭で」、「小さなスペースで」、「電気を使わず」、「安く」、「早く」処理し、非常に栄養価の高い「肥料を作る」のがみみずコンポストで す。
 
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ミミズの糞が下のポリバケツに落ちてたまっていく。
 
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園長さんから説明を熱心に聞きます。
 
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雨水を貯めた「雨水くん」タンクの蛇口をひねって子供らが水遊び。
 
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雨水は園庭の溝を流れて
 
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水たまりができています。そこで子供らがどろんこになって飛び跳ねています。
 
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ジャンプして着地した瞬間。見事な王冠ができました。子どもの頃家の周りでどろんこ遊びやったなー。懐かしくなりました。最近の保育所はビルの中。こんな遊びができる環境はないんでしょうね。
 
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すっぽんぽんになっている子もいます。
 
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堺市の清掃工場へ。
 
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巨大な施設です。
 
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所長さんから説明を聞きます。
 
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ホッパーから焼却炉へ運ぶクレーン。24時間自動運転だそうです。
 
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ゴミ焼却の発熱を利用して蒸気発電しているだけでなく、ガス発電もしているとのこと。当然ゴミ焼却場でガス発電をするのかという質問が出ました。要を得ないお役所答弁でしたが、プラントメーカーの押し売りのようでした。
 
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堺市泉北ニュータウン西公園内の小水力発電所。堺市はポンプアップされた府営水道から浄水を買っています。
 
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公園の下に受水槽があります。そのときの落差を利用して発電機を回しているとのこと。
 
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公園の下に受水槽があります。というより受水槽の上を公園にしたとのこと。
 
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公園の下を入ると
 
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発電機がありました。右側の導水管に水車と一体型の発電機が設けられています。左側は発電しないときの導水管。
中小河川に小規模な発電機を多段階に設置すれば、大型ダムのように環境を破壊せず発電ができます。日本は世界有数の河川国。小水力発電が普及させれば新たな仕事と雇用が生まれます。地元の中小企業にも仕事が回ってきます。
 
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最後は大阪市役所へ。
 
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お役所の説明を聞きます。もらった資料ではかなりの施設で自然エネルギーの発電が行われています。
 
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屋上へ上がって太陽光パネルを見学。当初新設施設のみパネルを設置する方針だったのを議会での追及を受けて既存施設にもパネルを設置するようになったとのこと。
 
自然エネルギー利用があちこちで進められていることをあらためて知りました。原発依存から脱却し自然エネルギー利用の発電はもう世の流れ。問題は爆発的に普及すること。政治が原発ゼロを決断することがそれを促進することになります。ずるずると原発を稼働させることは自然エネルギー利用を遅らせることになることを実感した見学会でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
29日の大飯原発再稼働に反対する行動は空前の広がりを見せました。大飯原発再稼働に反対というだけでなく、閉塞状況の日本の社会、政治を変えてく転換点になるような気がします。7月1日大飯原発再稼働のスイッチが入ります。野田首相が今月初め大飯原発再稼働を決断すると記者会見してから再稼働反対のうねりが広がったように、スイッチが入ったら入ったでいっそううねりが大きくなるでしょう。
 
大阪でみた各紙の報道状況は以下の通りです。
 
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毎日は一面トップではないですが、かなり大きく報道しました。
 
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朝日も一面で、毎日ほどではないですが報じました。
 
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読売は一面では無視。社会面で警視庁発表の「1万7千人」再稼働抗議デモとベタ記事で報道。「報道しなかった」という批判を免れるためのアリバイ的な報道です。参加の規模数をいうなら主催者側発表と警視庁発表と両方報道するのが「公平」というものでしょうが、読売は警視庁発表のみです。読売は警視庁発表もので一貫しています。
 
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予想されましたが、日経も
 
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産経も完全無視。相も変わらず橋下よいしょ記事が目につきます。
 
先週は各紙とも無視しましたが、今週毎日と朝日が報道したのはヨシとしましょう。
 
ちなみに政党が出している日刊紙はどうか。日刊で出ているのは公明新聞と赤旗(共産党)のみ。公明新聞は完全無視。
 
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赤旗は一面トップで大きく報道しています。
 
昨日の大飯原発再稼働に反対する行動の報道ぶりをみていると、国民の命や安全を守るのは誰かが見えてきます。
 

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