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オーマイニュース日本版にネタ的な記事を投稿してから12年、定点観測の第13回となります。例年5月1日に開催されている全労連系「中央メーデー」について、開催日は守られているものの内容は「安倍やめろ」だった件を紹介したのが発端でした。過去記事リンクは昨年作成したので前回記事からお願いします(昨年の記事リンク)。なお、Yahoo!ブログが12月で終了になるため、このブログでの連載は最後になる見込みです。
恒例のポスター画像は、一昨年あたりに「細かい文字で戦争法とか共謀罪とかオスプレイとか書きまくってあって縮小したら潰れて読めない」と書いておいたら昨年に直っていた流れで、今年はこんな感じになりました。
中央下寄りにスペースがあるのは「全国版」の方だからで、ここに集会の案内を載せます。例えば東京版では「2019.5.1 WED 代々木公園……」となります。今回は東京版には内容面での差し替えもありまして、「最低賃金いますぐ\1,000→早期に\1,500」の部分が「今すぐどこでも最低賃金\1,500」となっていました。背景としては昨年10月に東京が\985(+27)となり、今年の\1,000超えも既に見えていることがあります。それにしても、記載内容が昨年より後退していて地域格差の追認だと総括されないのでしょうか。
その他は労働条件の方を微妙に大きめに載せる流れが継続中で、小さく消費税・9条・辺野古・原発とさらに小さく年金医療介護再生エネルギーといった感じになっています。3年おきの参院選の年なのに、いつもの年金政局をもっと大々的にやらなくていいのでしょうか(3年前の記事リンク)。
それから、デザイン面は古典的な感じになりました。私が連想したのはこのあたりですが、
もっと近い元ネタがありそうな感じがします。アメリカ方面のような……。
といったところで、関連報道の保管に移りましょう。
米シカゴでメーデーの1日、労働者が待遇向上や少数派への差別反対を訴え、国境を超えた団結を誓った。シカゴは130年余り前、メーデーの起源となる労働紛争があった地。事件の記念碑が立つ現場周辺に労組関係者ら数百人が集まり、ホテル従業員や公務員、通信会社員、音楽家らが次々にマイクを握った。米航空業界の従業員は「時給12ドルでは生活できず、多くの仲間が公的補助に頼っている。巨利をむさぼる大企業への、不当な補助金だ」などと大幅な賃上げを要求。米国で生まれた労働歌「連帯よ永遠に」を合唱して締めた。
米連邦職員が所属する労組で法務を担うディラン・カーソンさん(29)は「労働者や少数者をないがしろにするトランプ政権下で、労組は厳しい闘いを強いられている。メーデーは労働運動の起源に思いを至らせる大事な日だ」と話した。1886年5月1日、シカゴを中心に全米の労働者がストライキを起こし、8時間労働を求めたのがメーデーの始まり。シカゴでは警官隊と労働者が衝突する「ヘイマーケット事件」が起きて組合員が処刑され、現場には記念碑が残る。(シカゴ=江渕崇) 元市民記者の感覚的には、こうやって関係の無い場面にまで少数派や国境を持ち込んで勝手に乗り越えるのは大体ろくでもない活動なのではないかと思われます。一方日本では企業への補助金を前提とした最低賃金一律化を要求されていたりして、何でもいいから現状に異議を唱えて荒らしたいという背景も見えます。
(Yahoo!ニュース/中央日報日本語版、2019/5/1)より抜粋
日帝による強制徴用被害者が大法院(最高裁)の確定判決で押収されていた日本企業の国内資産を売却してほしいと申請した。裁判所がこれを受け入れれば日本の戦犯企業の韓国内財産の売却が行われる。あいにく1日から日本では天皇が長男に譲位した。平成時代が幕を下ろし、令和時代が開かれる日だ。19年前の5月1日は強制動員被害者がメーデーを迎えて韓国内では損害賠償訴訟を初めて提起した日でもある。強制動員被害者の代理人団は日本製鉄(旧新日鉄住金)と不二越の国内資産を売却してほしいと各地裁に申請したと1日、明らかにした。大法院は昨年10月から日本製鉄・三菱重工業・不二越など日本の戦犯企業が強制動員被害者に損害賠償をするよう判決を言い渡した。(※後半略)
というわけで、メーデーは約130年前からやっているのですからその日付を尊重するのは別に構わないと思いますが、国際連帯とか言っている集団の行いはこんな感じだというのは前提条件として共有した方が良いでしょう。それから、近年は恒例となっているフランスです。
フランスの首都パリで、デモ参加者らと当局の衝突があったメーデー(May Day)の1日、一部の過激化したデモ隊が病院に押し入る事態が発生し、政府は2日、過激化したデモ隊を非難した。全国規模での抗議運動の参加者と当局との緊張がさらに高まる恐れがある。現場となったピティエサルペトリエール大学病院の医師らの話では、デモ隊が院内に強引に侵入し、集中治療室にまで入ろうとしたという。
これに対し、半年前からエマニュエル・マクロン政権を揺るがしている反政府デモ運動「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」の支持者らは、同院に入ったデモ参加者らは警察が使用した催涙ガスから逃れようとしただけだと主張している。ピティエサルペトリエール大学病院は、1997年に自動車事故に巻き込まれた英国のダイアナ元皇太子妃が搬送され、死去した病院で、労働組合のデモ行進の終了地点であるイタリー広場に程近い。検察当局は、同院への侵入で30人以上が逮捕されたとしている。(※後半略) 年々酷くなっているようなのですが……。今年はNHK「ブラタモリ」(公式リンク)がパリに行っていて(※)、お約束の地質ネタをやるために確か病院から地下深くへ潜っていったら広大な石切場に出た話があったので、病院が地下活動(物理的な意味で)の拠点だったりしたのかと思いましたが、とりあえず同じ施設ではないようです。さすがにそんなミュージカルのような展開にはならないでしょう。なお、「ブラタモリの呪い」については地質番組なので断層や火山に行くことが多いのとこじつけ中心だとは思いますが、それでも熊本地震は何か憑いていたような……(関連記事リンク)。
(※内容をまとめられていた方のブログ記事)
(ブログ「はぴごろも」、2019/2/25)
今回は国内ネタがあまり無いので、このあたりも回収しておきます。
「働く者の団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう 第90回日比谷メーデー」は5月1日、日比谷公園野外音楽堂で開催され、主催者発表で6,000人が参加した。心配された雨も上がり、陽射しを浴びながらの集会だった。参加した全国一般労働組合東京南部の中島由美子委員長は「私たちの春闘は、『安全で健康で安心して働き続けられる賃金・労働条件をみんなに』というスローガンで闘っています。メーデーは労働者の闘いの伝統を次の世代につなげていくメモリアルデーです。国際的な労働者の日ですから私たちの組合のように多国籍の労働者で集まって組合をつくっているところでは、組合の中もそして外に向かってもインターナショナルでありたいと思います。ですから一国の中で元号みたいなローカルなものは目じゃありません」と話した。
(※途中略) 連帯あいさつは、都労連委員長の西川晋司さん、代々木公園で行われている中央メーデー実行委員会の野村幸裕さん。来賓あいさつでは参議院議員の福島みずほさんが登壇した。福島さんは「最低賃金を上げていく、労働法制の規制強化、そして労働組合と沖縄に対する闘うところへの弾圧をみんなの力ではねのけていこう」と話した。そして「安倍政権に9条改悪をさせないように、参議院選挙でこちらが半分取って安倍内閣を退陣させていきたい」と話し、立候補予定で共に登壇した朝倉れい子さんを紹介した。 アトラクションはカンカラサンシンの岡大介さんで、「聞け万国の労働者」などを歌った。決意表明・訴えとして、非正規で働く地下鉄の清掃労働者を組織する全国一般東京労組メトロセルビス分会、全国一般東京南部のオリビエ・フィリップさん、5.3憲法集会実行委員会の菱山南帆子さん、関西から駆け付けた全日建関西地区生コン支部からアピールがあった。第2部は、ジョニーHさんたちの「みちばたちゃんぷるー」の演奏に送られてデモ行進に出発した。日比谷公園から虎ノ門、新橋を通って土橋までのコースと、数寄屋橋交差点を通って銀座・鍜治橋までのコースだった。私は土橋までのコースを歩いたが、マスコミが伝えるような元号が変わるという祝賀ムードは感じられなかった。〔尾澤邦子〕 インターナショナルと言いつつほぼ韓国なのは相変わらずのようで(そこのニュース一覧リンク)、堂々と参院選の期日前選挙運動をやっているのも伝統ですね(12年前の事例を紹介した記事リンク)。「国際的な労働者の日」なので祝日としている国も少なからずあり、例えば中国では連休にしていたりするのも無視、連休中の日本でほぼ留守なオフィス街から新橋の飲み屋街を練り歩いて勝手に勝利宣言など面白かったので長めに取りました。
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