「はじけろ煎茶道」

「愛と勇気の煎茶」を目指す松月流家元渡辺宗敬のblogです。煎茶の心は、和のこころ。超保守的解釈で煎茶道を志して居ります。

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亡国のイージス

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イージス、即ちギリシャ神話の無敵の盾の名を持つ、「イージス艦」こそが専守防衛のもっとも具体的な形でさえあると…しかし、あえて言う「国としてのありようを失い、語るべき未来の形ないこの国を守る盾に何の意味があるのか?」
久しぶりに、いい映画を観ました。
誰もがこの国の未来には大きな不安をいだき、希望の見えない時代に衝撃の作品です!

海上自衛隊の最新鋭「イージス艦」が15人のテロリストに奪われます。
意思持つものが乗り込めば無敵の要塞と成りえるこの船も、
最新の防衛システムも、危機感無き者が持てば唯の宝の持ち腐れに成り下がります。

戦争を起こすも、治めるも、
最後は人間の意志に委ねられるということです。

戦後60年の平和に浮かれるあなた方日本人は、
今後新たな脅威が現れた時、どのような対応をしていくのですか?
そんな問いかけの映画です!

一見平和な国のように思える日本にも問題は山積しています。
そして、問題をすり替え、先送りにしてきた私達日本人への警告を発しています。

今朝のニュースでは、隣国が竹島周辺に対し海洋調査に乗り出すと告げられていました。
かの国では、独島と呼ばれ、軍隊の駐留が行われるなど自国領としての既成事実作りが進められています。
駐留といえば言葉がいいですが、本来の言葉に直せば占領です!

もう一つの隣国とも海上の排他的経済水域の問題も決して日本政府の対応はいいとはいえません。
そして、極めつけは、拉致被害者問題で戦っている人が未だに存在します。

映画の中井喜一演じるヨンファの台詞を借りるならば、
「日本人は、これが戦争だといつになったら気づくのか…。」

戦争はイデオロギーの戦いであり、領土、財産、食料、燃料そして人民を奪い合う戦です!

飛行機が飛んで、戦車が大砲を打つだけが戦争じゃありません。この国が抱える問題に、我々は決死の覚悟を持って臨まねばなりません。この決意無くば、死をも恐れぬ国の人たちとは対等に戦えないことは自覚すべきことだと思います。拉致被害者家族会の皆さんはこの覚悟を持って戦いを挑んでいるんだと思います。この決意を日本政府、そして、我々日本人が持つべきです。戦うのは自衛隊ではなく我々一人ひとりであるということです。

さて、映画の方は、先任伍長仙石を演じる真田広之がイデオロギーを乗り越て、人間としてのヒューマニズムを全編に渡って演じきっています。理屈じゃない大和魂といいましょうか、乗っ取られたイージス艦を奪い返し日本を救います…素敵です!その真田広之さんを助け、この映画のキーパーソン「如月行」を演じるのが勝地涼さんです。この彼がこの映画の鍵を握ります!

適役革命家ヨンファを演じる中井喜一も憎たらしい役ですが、その憎たらしさを好演します。二枚目は何をやっても絵になります。吉田栄作や真木蔵人といったトレンディードラマを飾った役者さんも一昔前なら勿体無いと言われかねない使われ方ですが、いい役どころで登場します。

内閣総理大臣役には、有りえないと思われる原田芳雄も、有事には強そうなイメージが良かったですね!
寺尾聡、佐藤浩一、岸辺一徳とオールスターで二時間緊張感で一杯です。

実はこの映画は、ローレライを見たいといっていたら妻が気を利かせて録画しておいてくれました。我が家ではテレビのチャンネルは奥様の専任事項です。本人は間違いに気がついていませんが、いい映画に出会えたので感謝です。家庭も平和が一番です♪2005年上映なので、既にご覧の方も多いと思いますが、まだの方は是非見てください。考えさせられることが一杯です!エルビスに浮かれるこの国の首相はどんな感想を抱いたのでしょうか?

備えよ常に…日本は平和なだけの国じゃないですよ!「はじけろ煎茶道」by so-kei♪
※福井晴敏の三作品、「戦国自衛隊1549」(まあまあ…)、「亡国のイージス」(良かった!)
残るは「終戦のローレライ」楽しみ!

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もうDVD出てたんですか?これ劇場で見損ねました(>_<)いい映画だと聞くと余計に見たくなりますね!!ん?既にTV放送されてるのですか??最近邦画コーナーを気にしてなかった(>_<)是非見てみます!、「戦国自衛隊1549」は確かにまあまあでしたね(^^;)ちょっと期待し過ぎてしまったもので…

2006/7/3(月) 午後 5:39 ハチ 返信する

これ、評判良いですねぇ〜今度是非、見て見たいですねぇ。

2006/7/3(月) 午後 6:39 hide813 返信する

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私もこの作品はいいと思いました!面白かった!邦画も捨てたもんじゃない!って思えました。平和ボケした日本人への警告とともに、こんごの進むべき道をも考えさせられる映画でした・・・ トラバします!

2006/7/3(月) 午後 7:46 ジョン主 返信する

ハチさん>DVDはとっくに出てました。調べた所、昨年の12月22日でした。12月8日ではやり過ぎだったのでしょうか(笑)。妻がWOWOWでチェックしてくれました!戦国自衛隊1549より、10倍?お金を払っても損のない映画です!

2006/7/3(月) 午後 9:07 so-kei♪ 返信する

hideさん>評判どおりです!私は偶然目にしたのですが、これより評判のいいローレライは凄く楽しみです(笑)♪

2006/7/3(月) 午後 9:09 so-kei♪ 返信する

ジョンパパさん>トラバありがとうございます。平和ボケ万歳と叫びたい所ですが、この映画を見るとそうも言っていられませんね!戦争の本当の意味を考えさせられます!

2006/7/3(月) 午後 9:22 so-kei♪ 返信する

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見応えのある話でしたね。先に原作も読んでいたのですが、映画も楽しめました。今の時期、いろいろと考えてしまいますよね。日本人はやっぱり危機感がないんだな〜と思いました。TBさせてくださいね♪

2006/7/9(日) 午後 3:14 choro 返信する

Choroさん>TBありがとうございます。原作を読んでないので登場人物の背後関係がいまひとつ見えませんでしたが良かったです。妻との会話で、「佐藤浩一演じる役人は結局何の役にも立ってないじゃん!」という意見が出ましたが、あれは東大出の切れ者より実践で鍛えた一兵卒のほうが最後は、日本を救うのだ!がんばれ一般国民!というエールのように勝手に思っています。その為の大物俳優の起用だと信じていますが、どうでしょうか?

2006/7/9(日) 午後 9:36 so-kei♪ 返信する

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