《煎茶のはなし》平成31年2月の賣茶忌@松風流毎月16日は、煎茶道の祖と言われる「賣茶翁」の月命日に当たりまして…
黄檗山万福寺にあります「賣茶堂」にて、法要が営まれ、遺徳を忍ぶ茶会が開催されて居ります。
1月はお休みだったので、今年最初の賣茶忌のお参りに伺って来ました(^^)v
この2月は、一般社団法人としまして、合わせて家元総会が開かれますので…
今回は、いつもよりも大勢のお家元方が参加されまして、賑やかに開催されました!!
会計担当と致しましては、常任理事会から理事会へと上げて練った来年度の予算案を…
事業計画と共に今一度説明の上、審議と承認を頂く大仕事が待って居ります。
先日、自分の流派では内閣府の立入検査を受けまして、準備に忙しい日々の中…
漸く終わりホッと一息付く間もなく、こちらでは予断を許さない予算状況を皆様へとお願いせねば為りません。
貧乏暇なしとは申しますが、どこもかしこも難題課題が山積なんですが…
煎茶道と言う、この素晴らしき伝統を次の世代へと上手に繋ぐ方法を模索中です。
しかし、私自身、常任理事会・理事会では一番の若手なんですが…
気が付けば今回の総会では、嬉しい事に若手の家元も段々と増えてまして世代交代の波が起こって居ります。
その若い力と柔軟な考え方を、ベテランの家元方の経験と知識とを上手に結び付けて…
その橋渡しの役割を果たしていきたいと、改めて思った次第です。
賣茶忌風景
今回の賣茶忌担当は、松風流の仙田梅豊宗匠です!!こちらの宗匠は、同じ愛知の家元と言う事で、支部活動を通じてもお世話に成って居ります。ご社中さんも顔馴染の方があり、いつも以上に親しみを持ってお参りさせて頂きました。この時期、京都の冬は底冷えする寒さなんですが、今日は穏やかな天気で助かりました(笑)。
茶席風景!!
お楽しみの煎茶席は、季節に合わせて黄檗四十三代管長紫石猊下の豪快な「梅」の軸を掛けての開莚です。今回は、黄瀬戸の「茶閉(ちゃっぺい)茶碗」での温かいお茶のおもてなしでした。この茶碗は、急須と茶碗が一体となり、お茶の葉とお湯が一緒に入って居ります。この蓋を奥に押して、蓋で茶葉を押さえながらお茶を啜ります。なので、京都では「すすり茶椀」とも呼ばれて居ります。ちなみに、中国では「蓋碗・がいわん」です(笑)。
寒い中、温かな美味しいお茶をありがとうございました!!寒い時には温かに、おもてなしの基本です♪ |
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「茶閉茶碗」とは初めて知りました
2019/2/16(土) 午後 10:59 [ 百八庵 ]
家元総会・・・会計担当さんとしては、予算案を作りその承認を取らねばならず大変ですね。頑張って下さい。
2019/2/17(日) 午前 8:49 [ 行雲流水 ]
とても堂々とした梅の画ですね。
私は豪快さがまるでないもので、素晴らしい。
すすり茶のお話も面白いですこと。
2019/2/17(日) 午後 10:05 [ 空詩de久眠 ]
> 百八庵さん
「茶閉茶碗」って、凄く美味しくお茶がでます!!
一人分のお茶を淹れるのって、難しいのですが…
これなら確実に一杯でも美味しく頂けます。
実に不思議な話なんですが、見付けたら試してみて下さい(^^)v
2019/2/18(月) 午後 5:38
> 行雲流水さん
黒字の会計なら予算でも決算でも如何様にも処理出来るのですが、そうじゃないので苦労が絶えません。先日も、営業に出掛けまして、広告を頂いて参りました。こんな時代ハズレな文化でも、応援して下さる方があるので頑張れます。いつも、ありがとうございます!!
2019/2/18(月) 午後 5:40
> 空詩de久眠さん
そう言えば、絵描きさんでしたね!!
私は、幻想的な雰囲気の絵で素敵だと思いますよ(^^)v
さて、「すすり茶」なんですが、愛知県では「茶閉」と呼びます。これは、本来なら「蓋碗・がいわん」と呼ぶべきものを恐らく中国語の「茶碗・ちゃぁぺい」とごちゃ混ぜに解釈され訛って「ちゃっぺい」と言う呼び名に変化したものだと考えて居ります。似た様な事例で、我が国ではお茶を淹れる道具を「急須」と呼びますが、中国では「茶壷・ちゃぁふう」です。そして、日本で「茶壷」と呼べば、「お茶の葉を入れる壺=茶入れ」を差します。この手の話は、面白いですね(笑)。
2019/2/18(月) 午後 5:48