「はじけろ煎茶道」

「愛と勇気の煎茶」を目指す松月流家元渡辺宗敬のblogです。煎茶の心は、和のこころ。超保守的解釈で煎茶道を志して居ります。

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《ヲシテ日記》第40回「まとかなるやまとことは講座」

現在の私にとって、至福の時間「まとかなるやまとことは講座」が終了致しました。
お茶席とは違う緊張と興奮の連続に月一回大阪まで通わせて頂いて居ります。
 
この講座も早40回を数えると言う事で、講師の平岡憲人先生も感慨深げに講義が始まりました。平岡先生とは、ご存知の方も多いと思いますが、Yahoo!ブログ「オノコロこころ定めて」で知り合いまして、以来「エドマンド・バークの保守主義」、日本の伝統、政治・経済に至るまで様々な事をご教授頂きました。
 
そして、極めつけがこの「ヲシテ」と呼ばれる文字と文献でした。日本には、漢字伝来以前には、文字が無かったとされて居ますが、どうやら在ったみたいです。私自身も、最初は疑心暗鬼でこの古代文字と付き合い始めましたが、勉強すればする程に、この「ヲシテの世界」に心奪われて居ります。
 
この「ヲシテ」には、大まかには「ホツマツタヱ」「ミカサフミ」「フトマニ」の3つの文献が存在して居ます。この中の「ホツマツタヱ」は、恐らく「古事記・日本書紀」の原書であろうとされる歴史書で、天照大御神を始めとする神様が実存する人間として、皇室のご先祖様として、実に生き生きと描かれているのが特徴です。
 
そんな「ヲシテ文献」の中から、今回の講義では「オロチとハタレ」と題されまして、所謂「八岐大蛇」事件の真相についてお話がありました。唯、残念ながら、前半と言う事で核心の「ヤマタノオロチ」にまで辿り着きませんでしたが、どうやら化け物が飛び出したのではなく、恨みと嫉妬に狂った末の狼藉だったみたいです。
 
そして、この物語の主人公であります「素戔男尊・スサノオノミコト」でありますが、古事記・日本書紀でも荒くれ者として描かれて居りますが、その暴れん坊がどんな事件を起し、そして改心していったのか?記紀では描かれる事の無い、心模様がヲシテによって鮮やかに映し出されるみたいですが、ここは次回のお楽しみです!!
 
「オロチ」とは…
大蛇の別名であるが、オロチの語彙は愚かなるチ(力・ちから)と言う意味。
 
平岡先生は、講義の冒頭で今話題の「Isis・イスラム国」によるテロも、この「ハタレの乱」「オロチ事件」も根っ子は同じで、人間の恨みつらみが原因だとお話下さいました。私も同感で、恐らく、この感情こそが諸悪の根源であって、これを抑える事が人間としての成長であり、宗教で言えば「悟り」や「救い」だと思います。
 
ところが、その宗教自体がテロや戦争の原因と為ってしまって居て因果な話だなぁと、人間の業の深さを改めて思い返してます。この「恨み・つらみ・妬み・そねみ」と言う感情を上手に洗い流して来たのが私達日本人の先祖の英知に為ります。「オロチ」に落ちぬ様、八百万の神々に守られし日本の伝統を学び直したいものです。
 
私の愛する一煎のお茶には、「洗心」の境地と呼ばれる世界があります。辛い事、悲しい事、嫌な事全部忘れて、清風風雅な世界を楽しみたいものです。嬉しい時には、より一層嬉しく、そして、こころが疲れた時には、元気に回復させる様なお茶を淹れるのが私の夢です。
 
平岡先生が最後にボソッと「妖怪のしわざかも…」と、確かに、世の中理屈じゃないですよね。…by so-kei♪

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