《煎茶のはなし》第62回毎日慈善茶会@興正寺・竹翠亭
平成30年12月2日(日)に開催されました「毎日慈善茶会」にて、今年の大きな行事が終了致しました。
皆様のお陰で、今年も無事に過ぎ去ろうと致して居ります。ありがとうございました!!
今年も、大小様々なお茶席を設えさせて頂きましたが、其々に想い出があります(^^)v
毎日文化センターは、初代家元が名古屋に初めて教室を開いた場所で…
父からもその当時の祖父の喜びを聞かされて居ましたので、私に取りましても大切な教室です。
以来、この毎日慈善茶会も62回を数えるに当たり、親子三代でお世話に成って居ります。
ここ数年は、当時の様に中々人数も集まらず苦戦を強いられ…
教室の玄関を元気よく、「こんにちは〜〜!」と入ったら誰も居なかった事もあります(笑)。
しかし、この頃では、若い方もお稽古に通って下さったりジワジワと人数が増えて居るので…
月に一回、お稽古にお邪魔させて頂くのが楽しみに成って居ります(^.^)
出来れば、名古屋駅直結と言う利点を生かして上手に人が集まってくれる事を願うばかりです!!
夜の教室も作りたいとイベントを仕掛けたりとしてますが、中々に道程は遠いです(笑)。
こんな時代だからね…
でも、こんな時代だからこそ、俺んとこ来いよ☆
茶席全景
今回は、名古屋・八事にあります興正寺さんの「竹翠亭」と言う茶室で、席を持たせて頂きました。格調高い作りの茶席に感激致しまして、今年を締め括る意味でも、いつも以上に気合を入れて席を作らせて頂きました。お蔭様で、天気にも恵まれまして、ポカポカ陽気の小春日の中での茶席に、幸せ一杯な時を過ごさせて頂きました。
床飾り
掛軸は、相国寺派管長(128世)橋本独山猊下の「寒山拾得」の画賛を掛けさせて頂きました。挨拶にも紹介しましたが、寒山が巻物(経)を開き、拾得がほうきを持つ禅の画題です。禅画ですので、見た方各々が、この二人に思いを寄せて頂ければいいのですが、私の中では、年末の大掃除に引っ掛けて、身の周りだけでなく心も清らかに新年を迎えて頂ければと言う思いで掛けさせて貰いました。花jは、珍しい四季咲きのベルテッセンです。
文房具飾り
脇床も立派で、久し振りに「文房具飾り」をさせて頂きました。煎茶道は、別の見方をすると「文人趣味」とも呼ばれます。茶の湯の流れと文房のお茶・自娯の世界とが上手に重なり合って生まれた日本の伝統文化ですので、この様に、炭や硯、筆や諸々の文房を彩る道具を愛でる「文房清玩」と言う風流な嗜みとなってます。こちら「竹翠亭」にちなみまして、翡翠の硯を中心に、広東緑・孔雀石等々緑色に拘った文房具で遊んでみました(^^)
道具飾り
道具飾りも手抜き無く、格調高く組ませて頂きました!!鉄刀木(たがやさん)と呼ばれる銘木で作った四方棚に、京焼で石亭作の仙盞瓶(せいさんぴん)と呼ばれる水注で、落ち着いた中に華やかさを演出してみました。この赤と藍色の彩りに、金襴手の豪華絢爛な姿に惚れ惚れと眺めて居りました。ペットボトルのお茶は、便利で良いのかも知れませんが、それだけじゃ味気ないと思います。本物のお茶の味と道具にも拘りたいものです。
お庭の風景
茶席の外には、この様な素敵な景色が広がってまして、気持ち良くお庭が出迎えて下さいます。我が家は、残念ながら庭が無いので、こう言う風景に出会うとチョッピリ羨ましくも、心躍る一時を迎える事が出来ます。陽気も良く、紅葉も綺麗に色付いて見頃でした。今年の夏は、酷暑に加え台風の被害もあったりとで、今年の冬の穏やかな訪れは、ありがたいものです。落ち葉の落ちる音すら聞こえて来そうな、風情豊な景色を堪能出来ました。
茶席風景
お茶室では、穏やかに、和やかに、清風の一時が流れていきます。私も、頂いた写真なんですが、こんなに楽しそうな笑顔で写って居て嬉しく思いました。素晴らしい一年の締め括りが出来ました。最近では、着物も畳も遠慮される方が多いのですが、矢張り、日本人ならここを忘れちゃ駄目だと思います。今年も、楽しいい事、辛い事が沢山ありましたが、皆様に支えられての一年でした。来る年も、こんな満面の笑みで迎えたいものですね(笑)。
無事終了。今年も、沢山の行事に、ご参加、ご協力、感謝申し上げます。ありがとうございました!! |
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2018年12月07日
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