《煎茶のはなし》6/4豊橋文協月例茶会 於・三の丸会館今月の一席目は、地元豊橋文化協会茶道部の月例茶席を担当させて頂きました。
お越し頂きました皆様、お手伝い下さった皆様、ご参加ありがとうございました。
しかし、いつも思うのですが、輪番なので仕方なくお付き合いさせて頂きますが…
豊橋公園の片隅で誰の目にも触れず、関係者以外誰も来ない様なお席を掛けて意味があるのか?
しかも、この会の会費は600円とどなたでもお越し頂けるお値段で…
裾野を広げるべく計画されているのですが、身内でまさにお茶を濁して居る状況が勿体無いです!!
唯、緑に囲まれた情緒ある茶室で、本当にノンビリとお茶が楽しめる会なので…
お越し頂きました皆様の満足度は高いと思われます(笑)。
私自身も、文句を言いつつも、自分で主催する会とは違い、プレッシャーや緊張も無いので…
良い感じに力も抜けて、和やかに、楽しませて頂く事が叶いました(笑)。
そして、祖父が書いたの「清風」の軸を拝見させて頂きながら、どこか冷めた自分があるので…
改めて初心に帰って、勉強し直そうと一日自分に言い聞かせながら眺めさせて頂きました。
先日テレビを観て居りましたら、フランスから沖縄に空手の修行にきた女性が紹介されていました。彼女は、世界チャンピオンにまで上り詰めた超一流の選手なのですが、勝ち負けだけに拘るフランスの空手ではなく、空手を通じて人としての成長を目指す日本の空手道に憧れを持っての来日だったそうです。そして、死ぬまで空手を続けたいと言う彼女の純粋な願いに、私自身も大切なものを思い出させて頂きました。
私の場合、家元として、財団の理事長として、常に利益を求める事が要求されて居ます。そして、家族を養っていかねば為りません。今の時代に於いては、それは、難しい問題として立ちはだかってます。しかし、物心つく前から、家元に為るのが夢だった訳なので、プロの煎茶家としてではなく、その頃の純粋な思いで一煎のお茶を淹れたいなぁと、改めて思って居ります。穏やかに煎茶を楽しめる日が来るのか?道程は、遠そうです(笑)。
床飾り
床飾りは、「万里清風起」初代家元筆を掛けさせて頂き、鉄線を生けさせて頂きました。花器は、《昭和55年度芸術文化に活躍された人びととの懇親の集い》と為って居りまして、時の総理大臣鈴木善行首相から拝領致したものらしいです。天候にも恵まれ、掛け軸の如く、爽やかな風が吹き抜ける一時に為りました!!
道具飾り
道具飾りは、杉の木に竹垣風の透かしが施された炉台や、駿河の線筋細工のお盆を使い隙間越しに見える風景に涼しさを演出させて頂きました。「涼」と名付けられた毛氈を始め、寒色系の涼やかな色合いでまとめ、夏らしい網手のお茶碗や、真っ白な白磁の急須で、初夏らしい席飾りで遊んでみました(^^)v
席中風景。
席中風景ですが、今回は、わざとらしく並んで頂き撮らせて頂きました。まるで、パンフレットの様な画に為りましたが、こんな穏やかに優雅に流れる時間は、贅沢な一時ですね。畳みに正座して、障子越しの柔らかな日差しに照らされて、美味しいお茶とお菓子を頂きますと、日本人に生まれて良かったと心底思います(笑)。
今日のお菓子!!
みんな大好き!今日のお菓子は、紫陽花をイメージして地元の「童庵」に作って貰いました。銘を《七変化》とさせて頂き、キラキラと光を浴びて輝く様に仕上げてあります。外側の寒天と内側の柔らかな餡子の食感の違いも楽しめる甘さ控えめのスイーツです。それを、久留米絣を挟み込んだガラスの器に盛り付けてみました。
Special thanks♪
本部火曜教場の皆様です!!私の一番身近で頑張って下さる親衛隊の様な方々です。段々と人数が減って淋しく為って居りますが、それでも一所懸命に松月流の煎茶道をお守り下さる同志です。今回は、女房殿にSENAも応援に駆け付けてくれて、和気藹々な一日を凄く事が適いました。そんな仲間を増やしたいものです(^^)v ご来場ありがとうございました♪一日楽しく過ごさせて頂きました。また、お越し下さい!! by so-kei♪ |
煎茶のはなし
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《煎茶のはなし》第62回全国煎茶道大会:松月流煎茶席黄檗山万福寺を会場に、毎年恒例の全国煎茶道大会も、62回を数える伝統の行事と為りました!!
土日両日に渡る煎茶道の祭典とも言えるお祭りですが、今回は我が松月流の煎茶席の紹介です(^^)v
今年は、先に紹介させて頂きました通り、アレコレと盛り沢山の内容でしたが…
矢張り、一番のメインは煎茶席と言う事なので、今年も各流派力の籠った席作りが為されて居りました。
唯、毎年参加流派とお客様の減少は、どうにも歯止めが効かず、今年は特に静かな苑内でした。
そんな中、どう言う訳か?我が流派の茶席は、いつでも満員のお客様に恵まれて賑やかにさせて頂きました。
家元の人気だと思いたいものの、特製のお菓子に釣られての事でしょうね(笑)。
しかし、申し訳ない事に、途中で用意したお菓子が終わり、代わりのものに為りました事お詫び致します。
口に入らなかった皆様、誠にもって私の不徳致す所です、ごめんなさいm(__)m
事前に伺って居た茶券の販売枚数から、十分な数を用意した筈でしたが…
それを大幅に上回るお客様に起こし頂く事と為りまして、嬉しい誤算でしたが、申し訳ない思いで一杯です。
叱られそうな話ですが、どこかに「どうせ沢山は来ないでしょ…」と言う思いもあったのも事実で…
事務的な勘定では無く、期待を込めた数を用意すれば良かったと唯々反省致して居ります!!
これは、今回のお菓子の数に限らず、私自身、弟子が増えない事を、どこか時代のせいにして…
逃げ腰なところがあるのも事実なので、もっと自信を持って強気で攻めていかなくちゃ行けませんね(^^)v
一所懸命に頑張って居る姿は、見てくれて居る人は、見てくれて居ると信じて…
もっと謙虚に、それで居て自信満々に、煎茶の美味しさと煎茶道の良さを伝えていける家元に成りたいです!!
さて、そんな反省もありますが、お手伝い下さった西三河支部の皆さんのお蔭で…
素晴らしい茶席だったと思いますので、悪い所は直して、良い所はより伸ばして参りたいと思います。
煎茶席全景!!
茶席風景
今回は、風薫る5月と言う事で、緑の風が爽やかに吹き抜ける様な席作りをさせて頂きました。床の間には、黄檗山万福寺第60代の官長を務められました仙石泰山猊下の「遠山無限碧層々」を掲げ、「紫球琥珀」と題したアジサイとビワを生けさせて頂きました。氷列棚から透かして見える緑の水注が、清らかな風を表現してます。
お家元方をお招きして…
お席の方は、終始和やかで笑顔の絶えない楽しい時間を過ごす事が出来ました。今回も、大勢のお家元にお越し頂く事が適いましたが、この3人組は「理事長・副理事長・前理事長」と煎茶道連盟の重鎮の大先輩なんですが、皆さん祖父の代からのお付き合いなので、ありがたい事に息子の様に可愛がって頂いて居ります(笑)。
第23回日本煎茶工芸展文部科学大臣賞受賞作品
今回の一番の主役が、こちらのお茶碗です♪今から8年前に成りますが、文部科学大臣賞を受賞した作品に成ります。その時に、お祝いの茶席を計画して居たのですが、生憎新型インフルエンザで煎茶道大会が延期になってしまいました。この春に、縁あって私の所にやって来たので、改めてお祝いさせて頂く事が適いました!!
清川加奈子先生とツーショット♪
受賞されたお茶碗に加えまして、嘗て作って頂いた「50種の花の絵替わり」のお茶碗を数茶碗に使わせて頂きまして、花満開の茶席と為りました。また、蝶々の絵柄の急須も加奈子先生の作品です。そして、父上の初代吉兆先生、母上の二代吉兆先生の作品も見守る様に飾らせて頂きました。加奈子先生とは、娘が小さな時に一緒に富士山に登ったり、仕事でも若い頃からお互いに切磋琢磨してきた中なので、受賞時の喜びも一入でした。
「お菓子・雫シリーズ最終章:又新」
お茶席で一番大切なのは、「お茶じゃなくて、お菓子」と、いつも冗談で言ってますが、案外本気だったりします。フレンチの小皿料理にヒントを頂き、今までに無い和菓子を作ろうとアレコレ試行錯誤して、今年で3年目を迎えました。昨年は、トマトの餡子を入れたのですが、今年は、白小豆を混ぜた葛饅頭にお汁粉を掛けると言う大胆な発想で、お客様参加型のお菓子を提案させて頂きました。これが、大人気で、来年もお楽しみに…(笑)。
これで全国煎茶道大会、三部作終了です。ご参加、ご協力、ありがとうございました!! by so-kei♪ |
《煎茶のはなし》第62回全国煎茶道大会【番外編】宇治茶BAR先日、行われました全国煎茶道大会ですが、今年は様々なイベントが同時開催されました!!
来場者数の減少に歯止めを掛けるべく、アレコレと策を練って色々を工夫を凝らし頑張って居ります。
親子体験煎茶席の開催や、ゆるキャラの「おうじちゃま」を呼んだり…
宇治市観光協会とのジョイントで観光案内や、お茶の京都博「宇治茶BAR」のブースも展開されました。
現在では、お茶と言えばペットボトルに取って代わられ、急須の無い家庭が8割を超えたそうです。
お茶離れは深刻で、農家さんも一所懸命丹精したお茶は売れず、安いお茶ばかりに需要が集中するそうです。
この辺りは、正直者は馬鹿を見る社会が反映され…
本物が駆逐され、偽物ばかりが幅を利かせる日本全体の問題の様に思ってます。
唯、現実問題と致しましては、私が学生時代に就職活動をした20数年前の初任給よりも…
今は、明らかに安いと言う事で、世界経済の中で取り残された現実が、立ちはだかって居ります。
しかも、変な意味で「平等」が徹底されて、皆で足を引っ張っている世の中です!!
私なんて、「お仕事は?」と聞かれて素直に答えますと、「家元」って何ですか?言われて…
どう答えていいものかと返答に困る訳ですが、そんな時代に為っちゃいました(笑)。
「家元がナンボのもんじゃい!!」と言われれば、その通りなんですが…
でも、兎に角世知辛い世の中に成ってしまいました。
だからこそ、と申しましょうか?意地になっても、この忘れられそうな煎茶道を…
何としても、日本の伝統として、文化として守りたいと心に願って居るものの、思案に暮れる日々です(^^)v
お茶の京都博「宇治茶BAR」開催!
お茶の京都博とコラボで、宇治茶BARのブースが展開されました。ここ20年デフレ不況に苦しむ我が国で、贅沢の上限は「ハーゲンダッツ」のアイスクリームと言う持論がありますが、「特別な宇治茶体験」と銘打ちながらも、この300円と言う値段が、説を裏付ける結果ですね。今の時代、お茶席って、贅沢過ぎなんですよね…。
湯冷ましを使って…
急須を使い、お茶を淹れてくれます♪
お茶とお菓子
茶葉
叱られそうな話ですが、味はあまり期待はしてませんでしたが、チョー美味しかったです!!宇治茶の農協さん提供と言う茶葉は、見た瞬間に興奮する仕上がりで、湯冷ましを使い宝瓶(ほうひん)と呼ばれる急須で淹れてくれる正統派でした。正確な出所は教えてくれませんでしたが、恐らく100g4千円から5千円以上の超高級茶葉です。これは、誰が淹れても、それ相応に出るお茶の葉ですが、どこにでも手に入るお茶では無いので、もし他で、この体験が出来るなら、お茶好きなら絶対に試す価値があります。これで300円は、安過ぎですわ(^^)v
SENA発見!!
娘のSENAに、「勉強の為に、試してらっしゃい」と言うつもりで探して居たら、ナント!イケメンの若宗匠と一緒に、会場に居ました(笑)。彼女曰く、「玉露は、それ程好みじゃなかった」そうです。小さな頃から、美味しいお茶に慣れ親しんでいる彼女の意見なので、恐らく事実でしょう。煎茶の一番の悲劇は、中々に上手に淹れられない事なんですが、玉露は、更に100%の味を引き出す事が難しい事です。本物の味を楽しんで欲しいものです!!
「お茶の京都博」今後の展開
【お茶の京都博HP】http://ochahaku.kyoto/
この先、来年の3月まで、あちらこちらでイベントが開催予定です!!煎茶道連盟も、プレミアム大茶会と致しまして、10月に再び黄檗山万福寺で「月見茶会」を開催させて頂きます。そして、今後の課題と致しまして、こうやってサポーターと言う名のスポンサーを獲得するのが、生き残る為の大切な手段の様に思って居ます。
ご馳走様です。美味しかったです!次回は、いよいよ松月流の煎茶席をご紹介致します(^^)v by so-kei♪ |
《煎茶のはなし》第62回全国煎茶道大会終了!!今年も、煎茶道の祭典「全国煎茶道大会」が、5月19日・20日京都・黄檗山万福寺にて開催されました!!
一年に一度、最大の行事と為りまして、煎茶道のお祭りなので、目一杯楽しんで参りました(^^)v
残念ながら、アレコレと手は打って居るものの、参加者数の減少に歯止めは掛からず…
例年以上に淋しい会とは成りましたが、それでも懐かしい人に逢えたり、この大会ならではの喜び満載です。
私にとりましては、家元継承以前より、もう20年以上毎年参加して居りますが…
煎茶道連盟に育てて貰った思いが強いので、毎年、毎年、特別な思いを持って挑ませて頂いて居ります。
しかし、時代ハズレな仕事を選んだばかりに、成果の出ない日々に…
プライドは、ズタズタに引き裂かれ、心はポッキリと折れ曲がった人生でした(笑)。
そんな時に、病弱だった幼少期に思い描いた強い自分…
高校生の頃に、夢見たトライアスロンに挑戦する機会に巡り合い、現在チャレンジして居ります!!
どんなに頑張っても、弟子は減り、手足をもぎ取られる思いで、昨日出来た事が今日は出来ない日々の中…
5km走れる事、25m泳げなかったのが泳げる様に成った時の喜びがどんなに嬉しかったか(笑)。
そんな思いでトレーニングを続けた結果…
逢う人皆に、「茶人らしからぬ体格」「マッチョ過ぎ」「胸デカ」とからかわれて居りますが、ゴメンなさいm(__)m
でも、これで、仕事が順風満帆だったとしたら…
世間をバカにして、人を見下す、豪そうで居丈高なホリエモンの様に為って居たと思います(笑)。
そんな鼻持ち為らない奴よりも、謙虚に、無駄に一所懸命な自分で良かったのかも知れません!!
唯、こんな愚痴ばかりの人生よりも、そんな自信満々の自分を見てみたかった気もして居ります(^_^;)
開会式テープカット
一昨年から、こちら万福寺天王殿にて開会式が取り行われて居ります。官長猊下、京都府副知事、宇治市長他、ご来賓の来場を賜り、祝辞の後、テープカットで全国煎茶道大会の幕が開けます。
親子体験煎茶席
宇治茶BAR
今年も、ゆるキャラの「お茶王国のおうじちゃま」も来場してくれて場内を賑わしてくれました。今回は、親子体験煎茶席は、幼稚園児を対象に開催させて頂き、可愛い園児達が体験してくれました。また、現在開催中の「お茶の京都」とのコラボで、”宇治茶BAR”もブースを展開して頂き、美味しいお茶を淹れて下さいました。
大献茶式「黄檗弘風流」
全国煎茶道大会のメインイベントとも言える「献茶式」第一日目は黄檗弘風流の高鳥真堂宗匠が担当為さいました。晴天に恵まれ照り付ける太陽の下、厳かに粛々と本堂へと一煎をお献茶下さいました。そして、終了後、記念撮影も終わり、最後のご挨拶を為さると参加者一同から盛大な拍手が起こりまして、私も精一杯の拍手とエールを送らせて頂きました。今後、益々の流派のご繁栄と宗匠のご活躍を願うものです。愛されてますね(^^)v
茶席風景「二条流」
茶席風景「静風流」
お茶席の無かった第一日目は、事務局のお手伝いで「写真係」で各席を回らせて頂きました。普段と違う目線で、全国大会を覗かせて頂き、非常に勉強に成りました。本当は、全部の席をご紹介したいですが、こちらの席の写真を張り付けて置きます。どちらのお家元も、私からすると大先輩なので貫録の煎茶席でした!!
SENA実行委員会デビュー♪
今年から、私の娘のSENAが実行委員会(若宗匠の会)デビューを果たしました。ついこの間までは、小さな女の子で、こちらのブログではアイドル的存在だったのですが、いつの間にやら女子大生です。志を同じくする先輩の皆様に可愛がって頂き、立派に煎茶道の家元として松月流の跡を継いで貰いたいと願って居ります。
松月流の茶席風景は、近日公開予定!!
今年も、盛り沢山の内容で開催されました全国煎茶道大会ですが、二日目の日曜日に開催されました当流の煎茶席の模様は、後日詳しく公開予定です。終始笑顔の絶えない、和やかな席と成りました。新緑の山々と五月の爽やかな風が吹き抜ける風景をイメージして茶席に設えてみました。暫し、お待ちくだされ!こうご期待(笑)。
5月20・21日と両日共に、ご参加ありがとうございました。楽しい思い出が沢山です(^^)v by so-kei♪ |
《煎茶のはなし》新茶を楽しむ会@静岡中部支部茶会掛川グランドホテルで開催されました「新茶を楽しむ会」にお邪魔して参りました。
天気も良く、最高のお茶会日和の中、沢山の笑顔に囲まれて素晴らしい時間を過ごさせて頂きました!!
そして、このお茶会に合わせまして、「公益財団法人松月流」としての理事会を開催…
理事長と致しまして、事業報告と会計報告をさせて頂きました。
お蔭さまで、昨年度も大きな赤字を出す事のない決算と成りまして、ありがたい1年と成りました(^^)v
しかし、変なものなんですが、「公益法人」と言う肩書なもので、儲けてはいけないと言う建前の元、赤字の決算が求められます。ただし、実際問題としましては、赤字では運営出来ないので、その辺りは収支相償なる原則で、訳の分からない方法で極めてお役所的で曖昧な会計が求められます。
このご時世で、会員数の減少に歯止めが掛からず、それに伴い茶会での収益も上がらずに、何年も赤字運営が続いて居たのですが、ここ2年は「GIVING 松月PROJECT」と銘打った運動へも皆さんの多大なるご寄付のご協力によりまして、一昨年度が9千円、昨年度が6万円と少ないですが、実質的な黒字が出て居ります。
そのお陰で、熱田神宮、出雲大社、そして、今年3月には伊勢神宮へと献茶式を奉納させて頂く名誉にも与り、大きな行事を遂行させて頂いて居ります。私自身の給料は相変わらず7万円と天下り団体の理事長の十分の一以下と決して余裕のある運営とは行きませんが、感謝の気持ちを忘れず真面目に一所懸命に頑張ります!
さて、厳しい現実も、心在る皆さんのお助けを頂きどうにかこうにか凌いで居りますが…
皆さんの笑顔が、お尻に火が付いた状態の自転車操業の中、漕ぎ続ける私の生きる活力に為ってます。
ありがとうございますm(__)m
玉露席「飯田富翠」
煎茶席「川島翠松」
煎茶席「朝比奈久翠」
お茶席は、ホテルでの開催と言う不利な条件にも拘らず、皆さん三者三様に個性を生かして上手に席を飾って下さってました。床の間も無いので、アレコレと工夫を凝らして軸を掛け、花を生けて下さいました。それにしても、驚いたのは人間国宝だった故・加藤卓夫先生の唐三彩の横に、私の下手な色紙を飾って下さいまして、不釣り合いに恐縮の極みでしたが、「家元として、愛されて居るなぁ」と嬉しい気持ちにも為りまして、今後の励みにしていきたいと思ってます。みんな大好きなお菓子の写真も撮って来ました。どれも、美味しそうでしょう(笑)。
おしのぎ席「波多野初翠」
おしのぎは、ホテル謹製のお弁当でした。和洋中折衷料理で、ボリュームも美味しさも大満足でした。ホテルで開催ですので、畳に日本料理とは参りませんが、シャンデリアの下で椅子に座ってのお茶もお洒落なものです。私だけ、特別にビールをご馳走に為りまして、感謝です。これ位の家元特権があっても悪くないですよね(笑)。
煎茶道を日本の伝統文化へ
嘗て、「日常茶飯事」と言う言葉まで生み出したお茶の一時が、いつの間にやらそんな心の余裕さえない国へと様変わりしてしまいました。急須の無い家庭が、8割を超えたそうです。確かに現代は、便利な時代に為りましたが、「お茶もペットボトルと紙コップ」と、どこか?味気ない時代へと為ってしまいました。一煎のお茶で、心通わす一時を演出してきたのが、日本人の伝統です。手間暇かけて、心を込めて、一煎のお茶を楽しみたいものです。
感謝
今回、お茶碗と茶托を特別に作らせて頂きました。お茶道具をデザインプロデュースするのも、家元としての私の大切な仕事です。ご依頼下さった先生と作家さんとアレコレと相談しながら、一つの形を仕上げていきます。久し振りにいい仕事をさせて頂き感謝です。ありがとうございました。現在では、時代の流れに付いて行けず、唯々赤字解消に頭を抱えて居りますが、本当は、こう言う「雅」な仕事を沢山させて頂きたいと願って居ります(^^)v
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