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くみらぶさまの所で食品の成分表示について書かれていましたので、私も便乗してみました。(笑) 食品の成分表示には、『表示しなければいけないもの』と『表示しなくても良いもの』があります。 例えば、スーパーやコンビニで売られているカット野菜やカップに入ったサラダ。切り刻まれているのに青々としていますよね?!家庭でレタスを切ったらあっという間に切り口が赤茶色に変色しますよね?! 変色しない理由は、殺菌液に浸してあるからです。しかし、成分表示を見てもどこにも殺菌剤らしきものは書かれていません。何故かというと、、、 殺菌液に浸すのは一瞬であり、また、液そのものを消費者が口に入れるワケではない。よって、殺菌液は残留しないものとし、成分表示に記載する必要はない。 そう国が判断したからです。でも、もしも液が残留しないのであれば、切り口が変色する筈ですよね?! 最も、これは一例に過ぎません。他にも様々な方法で『表示しなくても良いもの』があります。他に判り易い所で言うとトランス脂肪酸でしょうか。 2006年にアメリカで、トランス脂肪酸を使った食品の成分表示が義務付けられ、特にニューヨーク市などでは、トランス脂肪酸を使った食品を販売しない旨が義務付けられました。 トランス脂肪酸って2006年当時はしばしばニュースにもなったのですが、今やすっかり見る影を潜めてしまいました。。。って知らない人の為に、代表的な食品であるマーガリンとサラダ油を例に挙げてみましょう。 マーガリンは、基本的に植物油を使っています。コーン油とか紅花油とかですね。勿論、植物油は液体(不飽和脂肪酸)なので天然のままだと固形化しません。そこで、簡単に言うと水素を混ぜて固形(飽和脂肪酸)にしてしまうおうというもの。 この時、一部の不飽和脂肪酸は別の原子構造を持つ不飽和脂肪酸へと変化します。これが、『トランス型二重構造の不飽和脂肪酸』、つまり『トランス脂肪酸』と呼ばれるもの。 この人工的に変化した『トランス型』に対して、天然の不飽和脂肪酸は、『シス型』と呼ばれます。 この天然のシス型も、これもマーガリンを作る過程でトランス脂肪酸に変化してしまいます。簡単に言うと、マーガリン精製の際、シス型が空気に触れて酸化し、過酸化脂質に変わります。それを長時間の加熱処理によりトランス脂肪酸に変化するんですね〜。 つまり、普通の工程でマーガリンを作ると大体10%前後(メーカーの製造過程によって正確な数値は異なります)のトランス脂肪酸が出来てしまうんです。 マーガリンと同じ工程でトランス脂肪酸が含まれる食品は、ショートニング、ファットスプレッド(マーガリンより脂肪分が少ないもの。チョコレート味とか色々ある)などがあります。 次にサラダ油ですが、これは所謂、大手メーカーで作られている大豆油、コーン油、ひまわり種油、菜種油、綿実油などにトランス脂肪酸が含まれていると言われています。 サラダ油はマーガリンみたいに固形じゃなく、植物油をそのまま使ってるのに何故、トランス脂肪酸が含まれるのかと言うと、サラダ油の製造過程に問題があります。 液体の油は牛脂やバターなどと違って原料であるコーンや菜種、綿実を潰して油を絞ります。昔ながらの製法で絞る方法は圧搾法(または玉締め、冷間圧搾法、コールドプレス)と呼ばれ、原料に圧力をかけて油を絞ります。しかし、この方法では原料に対して取れる油の量が少なく、しかも大量の絞りかすが出てしまいます。 そこで大手メーカーが開発したのは、ヘキサンなどの溶媒(勿論、化学薬品です!)を使って高温で精製する方法。これだと原料から沢山油がとれ、絞りかすも少なくて済みますが、マーガリンで既に説明したように長時間の高温処理が必要となる為、シス型の不飽和脂肪酸がトランス型の不飽和脂肪酸に変わってしまう訳です。 トランス脂肪酸というと真っ先にマーガリンが挙げられますが、サラダ油も1〜10%近くまで含まれていると言われています。 所で、トランス脂肪酸は何が悪いんでしょう?どう人体に影響するんでしょうか? 良く言われているのは、トランス脂肪酸を多量に摂取すると悪玉コレステロールが増え、心臓疾患を起こし易くなるということ。それ以外にも、動脈硬化、アトピー、精神疾患、脳溢血、痴呆、糖尿病などにも悪影響があると言われています。 じゃあ、マーガリンやショートニング、サラダ油を使わなければ問題ないでしょ? トランス脂肪酸の含まれている油を使わないのは勿論ですが、問題はそれらの油脂を使って作られる加工品にあります。世の中、いったいどれだけの油が加工食品に使われているでしょう? ざっとあげてみても、クッキー、ポテトチップス、パン、ケーキ、コーヒーフレッシュ、アイスクリーム、レトルトカレーなどなど、幾らでも列記することが出来ます。また、それらは個人商店から大型チェーン店まで、どこでも売られている可能性があります。 何故なら、現在の日本では食品にトランス脂肪酸を含んでいるかどうか、また含んでいるとしたらどれくらいの分量なのか明記する義務がない為、私たち消費者からすれば入っているのかどうかすら確認する術がありません。 一番確実なのは、冷間圧搾法で絞った油を使って自分で全て調理すること。既製品は一切買わない! な〜んてことを実行できる才能と時間を持った人はどれくらいいるでしょう?だったらせめてもの手段で、トランス脂肪酸が入っているかどうかだけでも明記して欲しい。。。と一消費者の立場からすると思うのに、何ゆえ日本はしないんでしょうか? 因みに世界を見ると、トップバッターで法規制を敷いたのは、デンマーク。2003年にトランス脂肪酸の割合を全脂質の2%以下に抑えるという法律を作り、2004年に施行。 アメリカでは、次々に大手菓子メーカーやファーストフード会社を相手に訴訟が起こり、2006年にトランス脂肪酸量の表示を義務付けられました。更に、2006年12月。ニューヨーク市においては、同市内の飲食店に対してトランス脂肪酸の使用を全面禁止にしています。 他にもイギリスやカナダなど多くの国で規制の対象となっています。 対する日本の反応は、ニューヨーク市で全面禁止になった際、いち早く、各マーガリンメーカーが『うちのマーガリンはトランス脂肪酸を含んでいます』『トランス脂肪酸はあるけど、他のメーカーより少ないよ!』という成分表示を書くという予防策を打って出たのですが、肝心の政府が、、、 トランス脂肪酸の含有量を調査中!! 、、、を経て、、、 アメリカ人より脂肪を摂取してないから大丈夫、大丈夫!書かなくても良いよ〜! 、、、というスタンスになり、現在では全てのマーガリンの成分表示から『トランス脂肪酸』の文字は消えました。 ええ、恐らく、各業界の働きによるものです。(笑) だって、もしもトランス脂肪酸の含有量を成分表示に記入しなければならないとなれば、油を使用している全ての業界、お菓子産業、外食産業、お弁当産業、冷凍食品、などなど、ほぼ食品業界全域に激震が走りますから。 それに、各会社がメタボ対策に躍起になっている現状で、アメリカ人より摂取してないと言い切れる根拠は何でしょうか?! そんな事を考えつつ、スーパーでマーガリンの箱を手に取って成分表示を眺めていると、政治と経済の裏側が透けて見え、巨額のお金の前には庶民の健康なんてチリも同然なんだなぁと実感しますね。 自分の健康は自分で守らなければ!! 、、、という思いを胸に、購入する油は、玉締めの胡麻油(または菜種油)、バチカン法王庁御用達のバージンオリーブオイル、バターのみと決めておりますが、チョコレートとアイスクリームの誘惑には弱いMARIHAでした。(爆) なお、トランス脂肪酸についてはネットで調べると、私の記事より更に面白い情報が盛り沢山です。
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食の安全
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『食べてはいけない添加物 食べてもいい添加物』という本をこの間、読みました。 私は基本的に自分で調理をするので添加物なしの食材を買うようにしていますが、それでも外食するし、数ヶ月に1度くらいインスタントラーメンやスナック菓子などのジャンクフードが食べたくなるので、完全に添加物を食べないという訳にはいきません。 まあ、人間の添加物については色々な本が出てるから、今更、私が言う必要もないですが、最近、考えているのはペットフードの添加物です。 私自身、ペットは飼っていないし、実家にいた時も、金魚とかセキセイインコとか、それくらいの小動物だったのでペットフードについては考えた事がなかったんですが、最近、友達の飼っている犬や猫が歳をとってボケてくるという話を立て続けに聞いたんです。 夜中に起きて徘徊する、吼える、ご飯を食べた直後にまた食べたがるなど、症状としては人間のボケてる方と良く似ているんです。そして、2〜3年その状態が続き、最後は衰弱して亡くなるそうなんですが、飼い主の方は一日中、面倒を看なくてはならず、もうへとへとだとか。。。 初めにそれを聞いた時は、「ペットを飼うのも大変だなぁ」くらいにしか思ってなかったんですが、幼馴染の友達の犬もボケたと聞いた時には、ペットフードのせいかもと思いました。 何故なら、その友達は子供の時から何頭も犬を飼っているのですが、今までの犬は一頭もボケたりせず、衰弱して数日後には息を引き取るケースばかりだったのです。それなのに、今の犬だけボケてしまったので、何か理由があるのかなぁと考えた所、浮かんだのがペットフードだったんです。 彼女の家は会社を経営しており、大家族(来客も多く、時には社員にも食事を作っていた)だったので、それまでの犬たちは、彼女の家の食卓で出る残飯を餌として与えられていたんです。でも、その後、ご両親が会社を息子さん夫婦に譲り、他の子供たちも独立し、今は彼女と旦那さん、ご両親の4人暮らしなので食事も余り作らなくなったことから、今の犬だけペットフードで育てていたそうです。 そこで、ふとペットフードの原材料を見ると、殆ど書いてないんですよね〜。良く知らないので、何とも言えませんが、恐らく書く義務がないのかもしれません。そもそも、基準すらあるのかないのか。。。 でも、缶詰に入ったものでも、ドライフードでも、添加物なしには作れませんよね?!人間が食べる缶詰だって、スナック菓子だって、添加物が入ってるくらいですから。 人間がボケる場合、一因として血圧を下げるなどの薬の常飲が挙げられます。今の病院では安易に薬を処方してしまいますから。。。それを考えると、例えば、人間より小さな体で朝昼晩と3食、薬(添加物)の入った食事をしていたら??? これは、単に私の感じた話なので、根拠も何もありません。それでも、『人間も食べられる安全なペットフード』がペットショップで売られていたり、『自分で作るペットフード』などの本が売られているのを見て、同じような不安を感じる人もいるんじゃないかなぁと思いました。 人間は、まだ不十分とは言え、添加物表示のあるものを買って食べているし、添加物の恐さを書籍などで幾らでも知る事が出来ます。 それは、ある意味、添加物とその結果を受容していると言えなくもないですが、ペットは自分で餌を選ぶ事が出来ません。言葉で訴える事もできません。ですから、それは、飼い主が気をつけてあげないといけないんだろうなぁと思います。。。獣医ですらペットフードを推奨する人がいるそうですから、難しい話かもしれませんが。。。
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