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記事の再利用、その7です。
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【2005年2月28日の記事】
「花粉暦」の新年を憂う前に。
僕は20年近く前から花粉症だ。
小学生のころはブタクサのみであったのに、歳を重ねるにつれアレルゲンが増え、
いまではありとあらゆる花粉に反応するようになってしまった。
真夏と真冬以外は鼻をクシュクシュさせている。
中学・高校のころの定期テストは鼻水との戦いでもあった。
イネ科の様々な植物の花粉が時間差攻撃を仕掛けてくる。春も初夏も秋も。
1学期と2学期の中間テストの時期はとくにひどかった。
当時はまだ、現在のように花粉症が「国民病」となっていなかったために、
テストのたびに風邪を引く奴と認識されていた。
テストの問いに回答するためには下を向かねばならない。
しかし下を向けば粘度の低い鼻水がたれる。
かといって上を向いたままで回答するのは至難の技だ。
正直、高校の定期テストでの点数はどうでもよかったので、
テスト自体に対してではなく、
高校生にもなって「鼻たれ」の汚名をうけないようすることに力を注いだ。
大学受験の頃にはスギ・ヒノキの花粉にも反応するようになっていた。
人生を左右する大学受験のときにはなりふりかまってはいられないので、
机にタオル敷いて鼻水たらし放題でもかまわない状態にしたうえで、
鼻水ボタボタさせながら、口呼吸ハアハアで臨んだ。
隣の席の受験生にはさぞ迷惑をかけたことであろう。
「こ、こいつやばい」と思わせるには十分すぎる状況で、
もし自分の隣の席にそんな奴がいたら、集中力の半分は持っていかれる。
今日の東京地方は暖かいらしいが、僕が住んでいるところはいつもと変わらない。
まだ、大丈夫。
でも、春の訪れとともに必ずそれはやってくる。
スギ・ヒノキ・ブタクサ・イネ科の花粉による波状攻撃は「夏休み」をはさんで、冬まで続く。
「花粉暦」なるものがあるのならば、新年はもうすぐだ。
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2005年は2月28日でもまだ、
「花粉暦」の新年を迎えていなかった。
2009年は2月17日の時点で、
「花粉暦」の新年三が日が終わっている。
こういうふうに、年ごとの比較ができるのはブログの効用だ。
{06年〜08年は違う地域(寒くて「花粉暦」の新年が遅いところ)で暮らしていた。
05年と09年は同じ地域で暮らしている。}
目がかゆいので“アレルギー専用”とかいう目薬を買った。
科学(化学?薬学?)技術が、この4年のあいだに発達したということか。
まあ、需要があるから。
鼻水が出て出て出て、たらたらたれてくる。
つまるのではなく、粘度が低いのがきりなく出る。
ふとしたきっかけで、くしゃみが止まらない。
通勤電車のなかで10回以上連発するのは、
恥ずかしいというより他の乗客の迷惑だ。
たまにお仲間がいるけど。
また今年も、
発症する前に耳鼻科へ行って先手を打つことができなかったなあ……。
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