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新しく文化ホールなどがオープンしたとしたら、 そのセレモニーとなるその「こけら落とし」はたいてい、 翁と三番叟が行われます。 これらはお目出度いときに行われる儀式のようなものです。
元日に行われることもあります。
「翁は能であり、能でない」と言われます。
どういうことかというと、「翁」は能役者によって演じられる神事であり、 儀式であります。
能を格式という点からみれば、特別な位置にあるのがこの「翁」です。
面は普通の能面と大きく違って、口の部分で上下に別れていて、 紐でむすんである。眉はぼうぼうで長い髭という特徴がある。
この面を箱に入ったまま、舞台上に持ってきて、 何んと舞台の上で面を箱から取り出して装着する。 その瞬間に能役者は‘神’になると言われています。
すべてにおいて古式でおおらかな面である。
「とーとーたらり、たらりらー、たらり、たらり、たらりらー 」と謡います。
ストーリーはありません。
動画:八坂神社に正月能として奉納される翁 (全員正装しています)
翁は勿論おじいさんという意味です。
「尉」(じょう)とも言います。
「黒色尉(こくしきじょう)」という面もあって、狂言方による三番叟で使われます。
尉の字には鎮めるという意味もあります。
能は日本が世界に誇る仮面劇です。
日本文化よ、永遠にあれ!
(能へのお誘い シリーズは「伝統芸能」書庫にあります)
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[再掲]の記事
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>よろしければこのシリーズまだまだ続けます。
楽しみにしています。
ナイス
2014/1/1(水) 午前 8:21
カマちゃん様、
実はこのシリーズは、あまり人気ないのですが、
見て下さる方があるなら喜んで。
ボチボチとやってゆきます。
ないす!ありがとうございます。
2014/1/1(水) 午前 9:50
watchさん、明けましておめでとうございます。
をみています。今年は番組が減ったような気がします。
今年もよろしくお願い致します(*^^*ゞ
新春というと母がテレビにかじりついて邦楽
義姉のお友だちのおうちが能をされている家だそうで、
「終い(しまい)」と普段つかう言葉は、仕舞いからきている、と聞きました。能をされる方には当たり前のお話かと思いますが。
伝統芸能から由来する言葉が多いのは、民が芸能に親しんでいたのだなと、かつての文化環境を羨ましく思います。
蒼
2014/1/1(水) 午後 9:19 [ - ]
蒼さん、明けましておめでとうございます。
仕舞には大きく2つあって、能の中の一番見せ場の部分を切り取ったものが「クセ」、終わりのテンポの速い部分を切り取ったのが「キリ」です。
ピン(1)からキリ(最後)までのキリでもあります。
義姉様のお友だちのおうちの方がこのブログをみられたら、何んていい加減なことばかり! と、呆れられると思います。
2014/1/2(木) 午前 5:54