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茨城県のいばらぎもの知り博士より転載させていただきました。
先ずはこの時代、カンブリア紀がどんなに凄いかを実感してください。
年表はこちらのサイトからお借りしました。 http://www1.plala.or.jp/CUE/cmap_chisitu.html
恐竜はジュラ紀〜白亜紀です。
茨城県常陸太田市の茂宮川最上流部古生代・カンブリア紀の地層を茨城県常陸太田市で発見!茨城県常陸太田市の茂宮川最上流部で、日本で最も古い5億1100万年前の地層が発見されました。発見したのは、日立市郷土博物館特別専門員で茨城大学名誉教授の田切美智雄(たぎり・みちお)さんの研究チーム。田切さんたちは2008年にも茨城県日立市小木津町の山中で5億600万年前の地層を確認していましたが、2010年に行われた調査で、さらに500万年さかのぼる地層が発見されたのです。この調査では日立市内に5億7000万年前の地層があることも判明し、古生代・カンブリア紀の地層が約30平方キロにわたって広がっていることも分かりました。
田切美智雄茨城大学名誉教授
田切さんは以前からこの地域を調査しており、サンゴの化石などから約3億5000万年前の地層があることが分かっていました。そこで今回は、さらに詳しく調べるため、化石ではなく物理的な年代測定を実施。オーストラリアで開発されたシュリンプ(SHRIMP)という高精度の測定装置で、採取した岩石の年代分析を行いました。
分析には、岩石に含まれるある物質を利用します。それは、岩石に含まれるジルコンという鉱石の中のウラン238。このウラン238には、長い時間をかけて一定のスピードで壊れて行き、最終的には鉛に変化するという性質があります。そこで、岩石の中のウラン238と鉛の割合を正確に調べることで、採取した岩石がいつごろ誕生したのかを知ることができるのです。この方法で割り出された年代は、ウランが放射性物質であることから、放射年代と呼ばれています。
この方法で明らかにされた世界で最も古い鉱物は、約44億400万年前のもので、オーストラリア西部で発見されました。また、世界で最も古い石はカナダで発見された約42億8000万年前の岩石。グリーンランド南西部では、約38億年前の堆積岩が発見されています。地球が誕生したのが約46億年前と言われているので、これらの年代には驚くべきものがあります。
しかし、茨城県で発見された日本最古の地層は5億1100万年前。この数字の開きには理由があります。それは、日本列島には火山が多く存在し、地殻変動が激しいこと。地殻の隆起や陥没、また火山の噴火活動などで、古い地層が残りづらい環境にあるのです。日本で発見される恐竜などの化石が断片的で、全身がきれいな形で発掘されることが稀なのも、この激しい地殻変動が原因ではないかと言われています。このような条件にも関わらず5億年以上も前の地層が発見されたということは、日本列島の歴史を知る上で大きな意味を持っています。
日本列島は、茨城県から始まった !?では、茨城で発見された5億1100万年前の地層から、いったいどんな事が分かるのでしょう。それは、日本列島誕生の秘密です。現在、地球上には、ユーラシア、北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、オーストラリア、南極大陸の6つの大陸があります。しかし、5億年前の地球は違います。南アメリカやアフリカ、オーストラリア、南極大陸などを含めた、ゴンドワナ大陸という超大陸があったと考えられています。このゴンドワナ大陸が分裂することで、現在の6大陸が生まれた。つまり、大陸は同じ場所にあるのではなく、少しずつ動いているのです。
大陸の移動は、地球科学の分野でプレートテクトニクスと呼ばれています。地球はプレートと呼ばれる固い岩板で作られていて、このプレートは対流するマントルに乗って互いに動いているという学説です。この学説に従えば、今回発見された地層と同じ地層を持つ地域と、茨城県は繋がっていたのではないかと考えることができます。
その繋がっていた可能性がある地域とは、中国東北部やロシアの極東部。どちらからも、約5億年前の地層が見つかっています。つまり茨城県は、ゴンドワナ大陸の東の端にあった火山地帯であり、それが日本列島の始まりではないかと考えられるのです。
その後、2億4000万年前ごろに茨城県は新しい大陸バンゲアの一部となり、そこに海底の移動とともに運ばれた堆積物と陸から運ばれた岩石などがはり付きました。その一部が地底の奥深くで圧力と高温で固められ、日本列島の土台になったと考えられます。そして、約2500万年前に大陸の縁が割れ始め、2000万年前ごろに日本列島の原型が形作られたのです。
茨城県で発見された地層が作られた5億1100万年前は、古生代・カンブリア紀に分類されます。この時代には「カンブリア大爆発」と呼ばれる現象が起きました。その現象とは、アノマロカリスやオパピニアなど非常に奇妙な姿をした生物が大量に現れたこと。まだ、この地層からは、このような物の化石は確認されていないので、今後の調査での発見が大いに期待されています。
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日本列島の地層は比較的新しいのではと昔は考えられていたのですが、ついに古生代、それもカンブリア紀の地層が見つかっています。
日本は国の起源が古いだけでなく、古い地層も存在したわけですね。
このあたりは銅の鉱床がありますが、金属は古い地層に偏在するものです。
もしかして別の地域にも古い地層があって、さらにもしかして貴金属が見つかるとかだといいですね。
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地質学ってすごいですね。
2015/3/7(土) 午後 1:11 [ 告発の行方 社会正義を求めて ]
> 心に生きるさま、
地味な学問分野ですが、なん億年とかスケールがデカいですね。
コツコツと研究されている学者諸氏に敬意をはらいます。
2015/3/7(土) 午後 1:45
素晴らしい発見ですね。面白くてワクワクします。
鉄器などが朝鮮半島から伝わってきた事はきっと嘘だと思うので
日本が如何に特別な国かを地学からも証明出来たら凄いですね。
2015/3/7(土) 午後 5:04
alohaさん、こんばんは、
いろんな物や文化が旧説をくつ返して日本から朝鮮半島に伝わっていたんですってね。
朝鮮半島の地質については、私は情報も関心もないので何も言えませんが、少なくとも日本人の自信を高めることにつながるでしょう。
2015/3/8(日) 午前 0:12