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陸奥掃部助 さまのブログ『皇国の興廃懸りて原子力にあり』より転載させて頂きました。
(以下、転載記事)
原子力による脱原子力 --- 森本 紀行アゴラ 6月29日(水)16時10分配信
原子力発電をやめるためにも、原子力発電を継続しなければならない、そうした構造的な矛盾があるのではないか。この矛盾は、原子力反対派と原子力推進派の立場を超えて、共有されなければならないのではないか。
原子力による脱原子力とは、仮に、脱原子力の政治決定が行われたとしても、経済的、また技術的諸制約からする論理的な帰結として、その完了までには極めて長い時間、例えば50年以上というような長い時間を想定せざるを得ず、その間、原子力発電所は厳然として存在し続ける以上、現実的には、その稼働を継続し、場合によっては、新しい原子力発電所の建設すら行われねばならないだろうということである。 再稼働できなくなっている原子力発電所は、必ずしも、物理的に稼働できないわけではない。稼働しないのは、社会的な制約としての新規制基準への適合性について、あるいは、新規制基準の合理性そのものについて、社会的な合意が形成されていないからである。
所詮、社会の合意の問題である。現時点で脱原子力に踏み切ることも可能である。しかし、それに伴う社会的費用があまりにも大きければ、実質的意味において、可能といえるかどうか、まさに、ここが議論の焦点である。 確かに、直近の事実として、かなり長い期間にわたって、日本国内の全ての原子力発電所が稼働を停止していたということは、現時点において、原子力を除いた電源構成によって、十分に電気の安定供給を行い得るとも考えられる。 しかし、原子力発電は、科学技術の利用と電気事業の経済性に関するに政治の問題である。全ての原子力発電所の稼働を永久に停止する、即ち、原子力発電を廃止したときには、少なくとも、三つの論点を検討する必要がある。 第一は、原子力発電の廃止にともなう電源構成のゆがみは、一時的に他の電源を稼働させることによって補わなければなければならず、場合によっては、大きな費用負担となること。 第二に、原子力を抜きにした電源構成の再構築が完了するまでには相当な時間を要すると思われるが、その間の電気供給は、不安定なものにならざるを得ないこと。 第三に、原子力発電所の廃炉作業については、財源がなく、かつ消滅に向かう事業について技術者を確保するのは困難だろうということ。また、その費用負担についても、社会的合意が必要であること。
以上の課題は、即座には、解決できない。故に、脱原子力は、長い時間をかけて、いかに原子力と付き合うかという問題なのである。
森本紀行 原子力発電は否応なくここ当面50年くらいは使わざるを得ないのだ。
いずれは核分裂ではなく核融合する原発に代わって行くだろうが、それまではやっぱり半世紀くらいかかるだろう。
第一の課題はやっぱり貿易収支の悪化でしょうね。
現実に年間3兆8千億円が燃料費として無駄に流出しているのだし。
その金を国内で循環させる事が出来れば経済効果はその3倍くらいにはなるでしょう。
それが空しく失われています。
安倍さんもアベノミクスを成功させたければ、奇声委員会に丸投げはやめて腹を括らねばなりません。
第二の課題は代替電源ですね。
前回の記事でも書きましたが、脱原発論者は代替電源を示していません。示していたとしても空想みたいなものばかりです。例えば再生可能エネルギーで賄えるなんて夢物語ばっかり。
kWとkW/hの違いすら解っていないのに電気を騙ってんじゃねえと失笑すら浮かんできますがねw
今動いている原発は九州電力の川内原発だけです。それでも安定供給されているではないかという猿もいますが、それは老朽化した火力発電所を無理矢理動かしているからです。
いつ何時トラブルが生じて停まってしまっても不思議はないのですが、脱原発猿は発電所と冷蔵庫を同じように考えています。ノーメンテで使い続けられるって事w
もしも幾つか停まってしまえば大停電に発展するかもしれません。
特に、東電管内よりも北海道電力とか地方の比較的体力の無い電力会社が危ないですね。
再生可能エネルギーが増えれば、供給は間違いなく不安定になります。
第三の課題は人材の確保ですね。
支那や韓国が工作員を送り込んだり国会議員を買収したりして日本の脱原発を煽っているのは、日本の原子力技術者を囲い込みたいがためです。
10年3億円で日本の技術者を引き抜こうとしている話もあります。
(原発の正しいやめさせ方 PHP新書 P88〜)
日本の原子力技術は世界的に見れば優れたものである証拠なんですね。でなきゃ引き抜こうなんて思いません。
日本製鋼という会社がありますが、圧力容器や蒸気発生器では世界のトップメーカです。日本製鋼が停まれば世界中の原発が停まります。そこの技術を支那が狙っています。
六ヶ所村再処理施設の技術も韓国が欲しがっています。自分のところで再処理してエネルギーの安定化を図りたいのと、何れは核を持ちたいのでしょう。
国内での新規立地が難しい以上、輸出に活路を見出さねば世界の原発が停まる事になるか、支那あたりの危険なオカラ原発が林立する事になります。
猿はそれで良くても、世界はそれでは困るのです。
さて、明日にでも停めろと騒いでいる共産党系猿はこういう課題を克服できるのでしょうか?
聞くだけ野暮だねwww
エネルギー政策は国家百年の計といわれます。
長い年月をかけて日本の頭の良い人たちが積み重ねてきた方針や技術を簡単に手放す事は自殺行為です。
改善は良いですが革命はダメです。
脱原発というのは一種の革命です。
革命起こして幸せになった歴史は地球上にはありません。
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