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「はやぶさ2」といえば、宇宙ファンは別として、普通は関心が遠のいていることと思います。
「はやぶさ」が小惑星“イトカワ”からの満身創痍になりながらもサンプルを持ち返るという大成功を受けて、2014年12月に打ち上げられました。機体は「はやぶさ」でトラぶった箇所などをいろいろ改良しています。
2018年夏に小惑星“リュウグウ”に到着して、18ヶ月間ゆっくり滞在し、2020年末に戻る予定です。 “リュウグウ”の乙姫様がお土産をいっぱいくれるといいですね。
さて、太陽による引力と、地峡による引力がちょうど等しくなるポイントが存在していて、「はやぶさ2」が、そのポイントを通過しました。
この場所に未知の小惑星を発見すれば、大成果ですが、発見できなくても、それはそれで「存在しなかった」という事実の発見です。
太陽光パネルを太陽の方向に向けて、底面にあるカメラでの撮影です。
産経 2017.5.5 07:47更新http://www.sankei.com/life/news/170505/lif1705050008-n1.html
はやぶさ2、未知の小惑星探しに挑戦 火星旅行の資源調達拠点に期待 小惑星に向けて航行中の探査機「はやぶさ2」が、未知の小惑星発見に挑むことになった。地球の近くにあり力学的に安定している特殊な場所で探す。見つかれば、将来の火星旅行で必要な資源を調達する拠点となる可能性があるという。
惑星の公転軌道上には、惑星と太陽の引力などが釣り合う特殊な場所が2カ所ある。小惑星がとどまりやすく、木星では数千個も見つかっている。
地球から約1億5千万キロ離れた公転軌道上にも、こうした場所があるが、地球は木星と比べ引力が小さいため、小惑星は長くとどまることができず、ほとんど存在しないとされる。
はやぶさ2は現在、この場所の一つを通過中。平成26年の打ち上げから順調に航行し運用時間に余裕ができたため、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は当初の予定にはない小惑星探しに挑むことを決めた。
4月中旬に搭載カメラで宇宙空間を撮影。数カ月後に画像が地球へ届く見込みだ。30万キロ以内に直径100メートルほどの小惑星があればとらえられるが、カメラの視野が狭いため難しい。
米国の探査機がもう一つの場所で2月に探したが、見つからなかった。JAXAの吉川真准教授は「見つかれば科学的に興味深いだけでなく、いろいろな可能性が出てくる大発見になる」と狙いを話す。
例えば人類が月面基地を中継地とし、火星と頻繁に行き来する時代になれば、地球から物資を運ぶより、重力の小さい小惑星から資源を運んだ方が効率的だ。鉱物や水を採取し、資材や燃料、飲料水として利用できる可能性がある。
探査機が小惑星を発見した例は過去にない。国立天文台の渡部潤一副台長は「野心的な試みだ。見つかれば、太陽系に多数ある小惑星の地球接近や衝突の頻度を探ったり、将来を予測したりする手掛かりになる」と話す。宇宙望遠鏡などに衝突するリスクを考える上でも重要という。
はやぶさ2は来年6〜7月に小惑星「リュウグウ」に到着し、岩石を採取して32年末に地球へ持ち帰る.。 |
宇宙開発
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