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宇宙開発

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ISSから超小型衛星5機放出=海外留学生ら設計−JAXA


 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7日、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」から、超小型衛星5機を宇宙に放出した。うち3機はガーナ、モンゴル、バングラデシュとして初の人工衛星となった。
 放出されたのは、九州工業大(北九州市)の「TOKI」と、同大で学ぶ留学生らが設計、製作したガーナの「GhanaSat1」、モンゴル「Mazaalai」、バングラデシュ「BRAC Onnesha」、ナイジェリア「Nigeria Edusat1」。
 5機とも1辺約10センチの立方体型で、地球を撮影するカメラや音楽を無線送信する装置を搭載している。各国の留学生が衛星の設計から運用までの技術を学ぶ、同大のプロジェクトの一環で作られた。
 記者会見した駐日ガーナ大使は「独立60周年に宇宙に進出し、大変光栄」とコメント。バングラデシュ大使は「きょう、歴史が作られた」、モンゴル大使館幹部は「宇宙開発という壮大な事業で一歩前進した」と話し、日本側に謝意を示した。(2017/07/07-21:26)

人工衛星は、普通はロケットの最上段に乗せて打ち上げるものですが、ロケットが上昇する際の凄い振動に耐えなければなりません。繊細な機器も多いので、中には目的の軌道で放出されたとき既に宇宙ゴミというのもあります。

イメージ 1

今回「きぼう」から5個のミニ衛星が放出され、うち1つは九州工科大学の学生自身による物です。作成した学生たちは衛星の作成という貴重な経験をきっかけに将来はJAXAに入って即戦力になるかもしれない優秀な学生を育てます。もう既に何回目かになりますが、今回の件はJAXAと九州工大の大グッド・ジョブだと思います。

ミニ衛星の規格:縦10cmx横10cm、1U:高さ10cm、2U:高さ20cm、3U:高さ30cm
*2 50kg級衛星:55cmx35cmx55cm

側とすべての衛星に共通して必須の部分は既存の物が使えます。
学生は若い斬新なアイデアと工夫を機器に詰め込むわけです。

この方法では、衛星は緩衝剤にくるまれて国際宇宙ステーションまで運ばれます。
「きぼう」で宇宙飛行士が、ミニ衛星を点検し、電源スイッチを入れて、放出機構にセットします。

メリット1;打ち上げロケットが上昇する際の激しい振動に晒されることがありません。
メリット2;打ち上げロケットからの放出に失敗するリスクもありません。
  (放出機構に数個詰めてセットして、後ろからトコロテンのように押し出す)
メリット3;普通は衛星の電源スイッチをONにしてからロケットに積み込むので、
何日分もの衛星のバッテリーの無駄な消耗を避けられます。

さて、ガーナ、モンゴル、バングラディシュ、ナイジェエリアの留学生がミニ衛星を組み立て(もちろん大学がかなり助力したでしょう)、さらにJAXAもいろいろ面倒みている筈です。
これまで宇宙とは縁もゆかりも無かった国のミニ衛星が地球を周回する!
宇宙でミニ衛星が撮った自国の画像を見たり、プログラムした音楽が流れて来るのを聴いたり、これらの国の人達がどれ程興奮し、感謝しただろうか、想像に難くありません。

中国は侵略したチベットのパンダを巧みに活用して、いわゆる「パンダ外交」を展開しています。
日本にはこんな汚い手ではなく、持ち前の技術力と優しさで「ミニ衛星外交」を展開するのもいいのではないでしょうか。

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