|
私が初めて軍歌「抜刀隊」を知ったのは、今でもとても尊敬する愛国の作曲家 黛敏郎先生が司会されていたテレビの音楽番組「題名のない音楽会」です。
この軍歌は西南戦争の激戦地「田原坂(たばるざか)」の戦いを元にしています。
西郷隆盛を押し立てて反逆の狼煙をあげた薩摩軍に対して。政府軍(官軍)が討伐に向かいました。政府軍は農民が主体なのに対して、薩摩軍は士族からなる軍で、白兵戦になると、めっぽう強いです。
そもそも薩摩と言えば、関ヶ原で西軍が破れて、東軍に囲まれた際には、藩主を守って文字通り死にもの狂いで包囲を突破した精強な士たちです。
これに対して政府軍は元士族の中でも剣の使い手を集めて「抜刀隊」を編成したのです。
この軍歌「抜刀隊」は日本最初の本格的な軍歌であるとともに、古今東西の軍歌の中でも極めて特徴的なのです。
それは敵の将と兵を讃えていることです。死を恐れない敵に恥じるな!と自軍の兵を鼓舞する進軍の歌なのです。
|
軍歌と戦時歌謡
[ リスト ]






