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アゴラより
大停電に関する北海道民のご意見(3)大停電は“神様からの警告”9/24(月) 18:12配信
“日本初のブラックアウト”を体験された北海道民から連日、率直な思いをご投稿いただいております。
実名で投稿されたものでは、札幌在住の森修さんの「北海道を脱原発の実験場にするな」が反響を呼んでおり、匿名でも航空業界勤務の男性から酷寒のリアルとともに電力確保の必要性を痛切に訴えられています。また、脱原発の立場からも「何でも嫌だ不安だと言っていても、究極の選択と言う意識を国民も持たねば覚悟も持てない」との意見が寄せられました。 今回は、道内のある市で自治体委託でごみの収集事業者につとめている岸さん(仮名)からの投稿です。 大停電は“神様からの警告”と受け止めるべき
その日は朝から大変でした。噂で水が止まるとか携帯電話も使えなくなるとか、食糧やガソリンが無くなる等。そんな中、市のごみ収集は通常通りやる事になりました。信号も機能していない道路を譲り合いの精神、大きな交差点は警察官が誘導していました。ごみ収集も収集物は少ないが、悪天候時の量と同じ程度はありました。収集中にガソリンスタンドやスーパーを見ると、こんな時に仕事していて良いのか?って何度も思いました。自分も買い出しして食糧やガソリンを確保すべきではと。まあ、結果として自分の地区は暗くなる前に電気が復活したので良かったですが。翌朝、仕事場に行くと電気が復活していない同僚達は水のシャワーや暗闇の中でのバーベキュー等の話をしてくれました。
電気があるかないかでは、文明人と原始人なみの格差を感じ、電気の有難みを再認識しました。一つだけ良かった事は星空がとても綺麗だった事。これが今回の停電で感じた事です。 そして、これはこれから訪れる北海道最悪の危機への神様からの警告だと感じます。これから北海道は電力を500万KW〜600万KWを使用する冬が来ます。苫東厚真が完全復活しても供給量が560万KW。それなのに原発再稼働させずに、こんな博打に道民の命を使っている反原発議員。泊原発の安全対策も知らず、対案もなく無責任に原発反対。さらに北電が悪いと責任を擦り付ける高橋はるみ知事。そして、まったく危機感なく泊原発にも触れず、冬の電気需要と供給力には触れない地上波のテレビ。
運良く博打に勝って、この冬を原発なしで乗りきったとして、2020年の電力完全自由化後、もしも弱りきった北電が発電部門から去ったら、再エネの発電したりしなかったりの、シワとりは誰がするのでしょうか? 北海道は電気料金が値上がりして停電が頻繁に起きる可能性があるのではないでしょうか? あります。発送電分離・自由化がその犯人です。
発電会社は今ある設備を使って出来るだけ高く売りたい、しかも自由化で将来の需要が読めないのも相俟って、発電所は作られません。発電所は火力であれ原子力であれ、計画から用地買収・環境アセスメントをクリアして着工してから稼働するまで10年掛かります。その間、プロジェクトファイナンス側は返済を受けられませんので、リスクの高い投資になります。そんな投資、誰がやりますか?
今の体制なら政治家がコントロールできますが、自由化されれば仁義なき戦いです。
結局お手軽に作れるが全く当てにならない太陽光と風力だけが増えていきますが、当然系統は不安定になり停電なんかが頻発するでしょうね。
そして東電がエンロンになる日は必ず来るでしょう。
昨日のカリフォルニアは明日の北海道です。
そして、電力不安から北海道経済崩壊につながります。突拍子も無い想像と言われるかもしれませんが、人口減少が続いて空白地域が大きくなったところへ、組織的な移民が“入植”する……最終的には中国やロシアの自治区になり原発増設になってしまえば皮肉だといったら、笑われるかもしれませんが、たしかに言えることは、北海道のブラックアウトは安全保障の観点からも危機に直結する可能性もあると思います。 ―― アゴラでは、実際に“日本初のブラックアウト”を体験された北海道民の皆様の率直な思いをお尋ねしています。 大停電のあとどのような影響が身近に出ているか? 原発とどう向き合っていくべきか? あるいは結論を出せずに悩ましい思い。 安倍政権のエネルギー政策 高橋はるみ知事へのご意見 など、お待ちしております。 アゴラ編集部 |
[転載]:資源・エネルギー
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