くにしおもほゆ

羅針盤を見誤ることなかれ

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ペットショップに言っても日本猫は売っていません。 日本猫のブリーダーというのも聞いたことないです。 洋猫が徐々に家猫の主流になりつつあるのでしょうか。 一般に洋猫は高価なので、 交雑を防ぐ意味でも外に出さずに家飼いか。
逆に野良猫には日本猫が多い気がする。日本猫は交雑によって、 洋猫はブリーダーによってそれぞれ数を保っているのかもしれない 。
もし、そうだとすると・・日本猫は数は減らなくても、 遺伝的には今後どんどん変遷してゆくかもしれない、と思います。
もともと猫は自由な動物で、気ままに暮らすからです。
 
これって私が以前(2/27) に書いた国鳥キジの記事の内容とちょっと似ている。
つまりキジ(らしい鳥)の個体数は心配ないが、 コウライキジの影響を受けない純粋な種であるかどうかは別問題だ ということです。(この記事「日本の国鳥キジを守ろう」 のURL:http://blogs.yahoo.co.jp/ watch_compass/3598104.html
 
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日本画に見る日本猫
 温和な猫はときどき絵に登場しています。
菱田春草イメージ 2
  竹内栖鳳
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速水御舟
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猫の歴史を覗いてみた
 ネット上をあちこち行ったり来たりして、流れを見てみた
 発生〜古代
ミトコンドリアDNAの解析結果により、 イエネコの祖先は約13万1000年前に中東の砂漠などに生息し ていたリビアヤマネコであることが判明しています。
私の連れ合いが古代エジプトマニアで、 関連の催し物があるとお付き合いで出かけますが、 もう既に猫は美術品となって存在しています。 これは猫が大切にされていたことの証です。
イメージ 5
 
古代エジプトの美術品
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
弥生時代の遺跡から猫の骨が出土長崎県医壱岐市勝本町にある弥生時代の環濠集落遺跡「 カラカミ遺跡」で、 旧石器時代及び弥生時代中期から後期にかけてのものといわれてい る。ここでネコの骨が出土している。ただし、 ヤマネコなのかイエネコなのかも分かりません。もし今後解明されて、仮にイエネコだとしたらこれは凄いことです。

 平安時代の文学に登場
宇多天皇の日記には、 太宰府から献上された墨のように真っ黒い唐猫の様子が、 詳しく記述されているということです。
枕草子には、天皇に可愛がられる猫とその近くに侍る「翁丸」 という名の可哀そうな犬のお話があります。 清少納言さんのブログ記事の中でも「傑作」だと思います。
他にもいろいろ日記文学に登場しているようです。

 鎌倉時代
多くの書物が宋から輸入され その船に乗っていたネズミ捕り上手な猫たち、 そのほとんどが尾が短く、中には三毛もいたそうです。
ちなみにこのころ日本では、猫又と呼ばれる化け猫伝説が、 広まり「体が大きく尾が長く毛色が黒や黄色の猫は、 歳をとると尾が二股に分かれ老婆に化ける」 といわれ猫の長い尾を切る風習ができる。
 
 江戸時代
まだまだ猫は大事な存在で、 よそへ行かないように紐を付けて飼っていたのが、 有名な徳川綱市吉による「生類憐みの令」 の期間は紐が禁じられて猫が自由に行動できたので、 ネズミが一時減ったそうです。
ところで欧米では1800年代にシャム猫やペルシャ猫が交配によ ってほぼ出来たようです。(機械ではありませんから、種が 正確にいつ出来たとは誰にも言えません)
 
 明治
「吾輩は猫である」の主人(猫)公は多分日本猫でしょうね、 捨て猫が転がり込んだという設定だから。
 
 終戦後〜現在まで
1960年代に大流行したシャム猫が放し飼いされ、 近年ではペルシャ猫やそのほかの血統猫が輸入されたことで、 混血猫が増え、伝統のある日本猫が少なくなりました。 特にシャム猫の混入は多く見られ、日本猫の約1/4には、 その血が入っていると伝えられます(もっとも、 大半の日本猫は血統図が確立されていないのですから、 血統を証明するのも難しいようです)
最近の傾向では、日本猫らしい猫「 中間的で特徴の少ないポッテリした猫」よりも、 ペルシャ猫とのハーフのように「目がまん丸で大きい、 毛がフカフカして丸い体型、尻尾の曲がっていない猫」、さらに「 日本猫には無かった珍しい毛色の猫」など、 強く印象に残る猫が好まれているようで、残念なことですが、「 古来の日本猫の純粋性を守ること」と「猫愛好者の好み、 美的な追求」を一致させるのは難しいようです。
 
 
ジャパニーズ・ボブテイル
米国人によって、日本猫としては珍しく種が固定されています。イメージ 7
短い尾が特徴で、長毛種のものも同じく固定されています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最後に付録(?)として登場、我が家の長寿猫
見た目もあきらかにポッテリ顔の白黒で、 仔猫のときに迷い込んできてそのまま家族の一員になっています。 御年24歳で、近くの獣医(かなり大きい) にかかっている中で最も高齢で、人間でいえば「きんさん、 ぎんさん」的な存在らしいです。 愛猫の長寿は他に何のとりえもない我が家にとって、 唯一の自慢です。イメージ 6
長生きしても「猫又」になったり尾が裂けたりはしていません。 ほとんど寝ていて、 ゆっくりとした時間の流れの中に身を置いて生きています。
私は日本猫も洋猫も全部好きです。ただ、 日本猫は時代とともにゆっくり変遷してゆくのかなあと寂しい思い もします。

閉じる コメント(13)

こんばんは。

猫ちゃん、大好きです!
大変興味深く読ませていただきました。
私も子どもの頃、飼っていたんです。
雄猫だったのですが、ある日突然、自分の子どもを連れて帰ってきて、ビックリ仰天@@@
い、いつの間に??
可愛いので仔猫も飼うことにしました。
1年くらい経って、突然親子で家出してしまいました。(涙)
悲しくてそれ以来、猫を飼うのを止めました。
でも今また猫を飼いたい気分なんですが・・・。

傑作

2012/6/9(土) 午後 6:35 [ - ]

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江戸時代には幾多の招き猫の伝説がありますね。

傑作

2012/6/9(土) 午後 6:54 アメブロにタイトル同じで移行。

琴鈴さん、こんばんわ、
それは何と風来坊のようなお父さん猫だったのですね。

ウチのは若いときにはしょっちゅう脱走しては遠出したり木に登ったりのやんちゃ猫でしたが、今はゆっくり歩いてあとは(少しずつ)食っちゃ寝だけです。(^^)
傑作ありがとうございます。

2012/6/9(土) 午後 6:58 watch_compass

カマちゃん様、
なるほど、それも書けばよかった!
またの機会に残しておきます。
傑作ありがとうございます。

2012/6/9(土) 午後 7:10 watch_compass

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うぅむ、勉強になります!

今度は常滑焼で有名な招き猫も記事にしようかな?と思いました(笑)

傑作☆

2012/6/9(土) 午後 9:33 [ ちびっこライダー ]

ちびっこライダーさん、こんばんわ、
ほう、常滑の招き猫ね、
それいいですね♪
マジで楽しい記事お願いします!
民芸品も日本の大切な伝統ですものね。

傑作ありがとうございます。

2012/6/9(土) 午後 9:44 watch_compass

平安時代だと日記文学以外でも『源氏物語』にも出てきますね。
私も好きな柏木と女三宮について、柏木が光源氏の姪で正室の女三宮に横恋慕したとき、女三宮の飼い猫が動いて御簾が上がって柏木が彼女の美しい容姿を見られたり、彼女のことが大好きで大好きでたまらない柏木が彼女の飼い猫を手に入れてそれを可愛がって我慢しようとしたり。
でもそんなことで満足できるわけもなく柏木は女三宮と密通してふたりの間には(表向き源氏と彼女の子として)薫が生まれる、ということになりますが。
こういう退廃的な話があるから『源氏物語』は戦中敬遠されたのですよね。
私は好きですが。

2012/6/10(日) 午後 8:45 理瀬

理瀬さん、こんばんわ、
そうだっけ源氏物語はあまり知りません。柏木と女三宮のいけない恋をニャンコが取り持ってしまったわけですね。
いやぁ、偶然が作った運命なんですね。
それにしても流石理瀬さんは詳しい!
ご訪問ありがとう!

2012/6/10(日) 午後 10:00 watch_compass

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ねこネタ発見!!
すいません、いまさらですが食いついてしまいました^^;
日本ネコの歴史、とても興味深く拝読いたしました。
わたしのHNは、キレるネコ、つまりわたしの愛すべきツンデレ姫からきています。もうすぐ2歳になる黒猫ですが、まあ気性が荒くて。
それはさておき、動物をお金で買うとか、愛好家の好みを反映させた種を作り出すとか・・・傲慢な所業だなぁといつも思ってしまいます。
24歳のにゃんこ先生にはびっくりです
うそうそ、絶対ヒト語をしゃべっているでしょう!!(笑)
お元気で、いてくださいね^^

2012/7/21(土) 午後 10:26 [ キレネコ ]

キレネコさん、
いまウチのにゃんこは獣医通いで注射でもってます。
この夏を頑張って乗り切らなければいけないのですから、そこから写真の猫に念力パワーかけてくれますか。

2012/7/21(土) 午後 11:01 watch_compass

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そうでしたか・・・
体力の落ちた小さな体には夏の暑さは堪えますでしょうね
でも、watchさまご家族の愛情を一身に受けて
にゃんこ先生もきっと乗り切ってくれると思います。
幸せなねこさん。
すてきなご主人さまに恵まれて、よかったね^^

2012/7/21(土) 午後 11:31 [ キレネコ ]

猫ずきにはたまらん記事ですね〜、拝見しました〜。

猫をこうして語る記事もあまり無いので興味深く読ませて頂きました。

ありがとうございます

にゃんこ先生も、お元気でお過ごし下さいニャ(=^ェ^=)


2013/11/5(火) 午後 10:47 [ - ]

蒼さん、どうもです。
記事を気に入ってくれて良かったです。
にゃんこ先生は、ずっと毛布の中で姿が見えません。

2013/11/5(火) 午後 10:57 watch_compass


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