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レアアースはこれまで、世界の需要のうち約95%が中国から供給されています。
我々日本人は忘れもしません。2010年9月7日、 中国が尖閣付近にて計画的に漁船を衝突させ、日本の外務省と総理官邸などを使って司法に工作し、
さらにレアメタル・ レアアースの価格を暴騰させて日本を締め上げました。
一連の事件は日本に祖国の弱点を改めて認識させました。
なぜ、レアメタル・ レアアースが中国など一部の国に偏在して日本は恵まれていないか というと、それは地球の歴史と大いに関係があります。
例えば中国南部の地域は、ヒマラヤ山脈が海底から隆起して、 地球の深い部分が地表の近くに出てきたのです。
他のレアメタル・レアアース産出国も同様です。
日本人は資源に恵まれない祖国の不遇を悲しみました。
しかし流石は不屈の日本人の精神です。
その後、日本の各種の研究がどんどん開始されています。
○これら希少資源を使わずに代替の元素で有効な方法を探す
○廃棄物から回収(いわゆる「都市鉱山」)する方法
また、いますぐの需要に応じるために、日本は世界数か国でレアアースの鉱山の開発を行っており、本年中にどんどん稼働できると思われます。
さらに昨年あたりから関連のニュ−スが続々と報道されています。
【松山市の山中からレアアース・レアメタルでできた新鉱石】
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120506/scn12050601380001-n1.jpg
レアアースとレアメタルでできた新鉱物「高縄石」 が表面に点在する花崗岩 レアアース(希土類)とレアメタル(希少金属) でできた新鉱物を、 東大物性研究所と愛媛大の研究チームが松山市内の山地で発見した 。大量に存在すれば資源化できる可能性があり、 鉱床の有無や埋蔵量などを調査すべきだとしている。
この鉱物はレアアースのイットリウムとレアメタルのタンタル、 ニオブの酸化物。褐色の板状または放射状の結晶で、 大きさは数ミリから1センチ。 国際鉱物学連合から新鉱物と認定され、「高縄石」と命名した。
レアアースは花崗岩などに含まれ、 日本の花崗岩は含有率が低いためレアアースは採掘されていないが 、高濃度で大規模な鉱床が見つかれば国産化できる可能性がある。
同研究所技術職員の浜根大輔氏(鉱物科学)は「 レアアースの国内分布を調べる手掛かりになる。 産出条件を解明して地質が似ている場所を探せば、 未知の鉱床を狙い撃ちできるかもしれない」と話している。
【タヒチ沖の海底に巨大なレアアース資源を発見】
昨年7月には 東京大学の加藤泰浩准教授ら研究チームは4日、 太平洋中部および東南部の3500− 6000メートルの海底の泥に大量のレアアース資源が含まれてい ることを発表した。埋蔵量は陸地の1000倍にも及ぶという。
英紙ザ・デイリー・テレグラフは10日、「 中国は永遠にレアアースの分野における主導的地位を保つことはで きない」と報じた。
しかし残念なことにこの海域は公海です。
中国にあるレアアースはあと20年で枯渇する(中国商務省) との話もあって、これは輸出規制を正当化するための故意のリークとも受け取れます。
【沖縄海底からレアメタルを含む熱水が噴出】
【南鳥島沖の海底の泥に高い含有、しかもEEZ内】
昨年1月の日本経済新聞によると、石油、天然ガス、 金属の採掘を行っている日本の企業が調査したところ、 南鳥島近海の鉱床にハイテク産業に欠かせないレアアース( 希土類)やマンガン、コバルト、ニッケル、プラチナ、 ネオジムといった鉱物の埋蔵が確認されていましたが、量的な調査はまだ行われていませんでした。
そして今回その結果が出たというものです。
2012.6.28 19:07 サンケイ
南鳥島周辺でレアアースの泥 EEZ内で初http://sankei.jp.msn.com/images/news/120628/scn12062819070002-n1.jpg
南鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ) 内で採取された高濃度のレアアースを含む海底の泥 日本の最東端の南鳥島(東京都小笠原村)周辺の排他的経済水域( EEZ)内の海底に、ハイテク製品に欠かせないレアアース( 希土類) を大量に含む泥の大鉱床があることを東京大の研究チームが発見し た。同様の泥は南東太平洋の公海上などで見つかっていたが、 日本のEEZ内では初。 国内の年間消費量の200年分を超える埋蔵量とみられ、 採掘が実現すれば中国からの輸入依存を脱却できる可能性がある。
発見したのは東大大学院の加藤泰浩教授(地球資源学)ら。 東京都内で開催中の資源地質学会で28日、発表した。
国際共同研究などで採取された南鳥島周辺のEEZ内の海底ボーリ ング試料を分析した結果、島の南西約310キロ、 水深約5600メートルの海底の泥に最大約1700ppm、 平均約1100ppmの高濃度でレアアースが含まれることを突き 止めた。
濃度や層の厚みなどから、 周辺のレアアース埋蔵量は約680万トンと推定され、 日本のレアアース消費量の約230年分に相当するという。また、 島の北約180キロでも1千ppmを超える濃度の泥が見つかって おり、加藤教授は「分布は広く、 周辺には何千年かかっても使い切れないレアアースが眠っていると みられる」と話す。
採掘技術の確立やコスト競争力が今後の課題だが、 公海上ではなくEEZ内で見つかった意味は大きく、加藤教授は「 さらに詳細な調査が必要だ」と話す。
本日(29日)このニュースを読売も報じていて、こちらには調査のポイントが図示されているのが分かりやすいです。
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自民党が資源確保推進法案を提出しています。
自国の有益なる資源を他国に奪われないようにすべきです。
いいね
2012/6/29(金) 午前 7:38
さくらの花びらさん、お早うございます。
いま日本はいろんな面でとても苦しいですが、
ここが踏ん張り時ですね、しっかりやってゆきましょう。
E!ありがとうございます。
2012/6/29(金) 午前 7:44
だんだん日本も資源大国化してますね。嬉しい変化です!
いいね!
2012/6/29(金) 午前 10:29 [ 鳳山 ]
私は日本には昔から多くの資源が眠っていると信じてました。
しかし、欧米の圧力により、世界のエネルギーバランスが
崩れてしまうため、日本の無限の資源は封印されていたのです。
世界最強の技術を誇る日本が資源を持てば
それは最強の国家となります。
今こそ日本は封印をとかなければいけません!(半分妄想)
2012/6/29(金) 午後 4:28 [ たかお城 ]
こんにちは。
嬉しくなる話題ですね。
早く資源大国が実現なりますように。
メタンハイドレードは、いかがなのでしょうか?
ある女性がブログに書いていて、
「原発を停めて、早くこちらを電力にすればいい」とのことでしたが、私は、
いや〜、それが出来るならすぐにやっているはず。
と思いました。
それがすぐに行われていないのは何故か?という思考や情報が欠落していると感じました。
資源の問題はよくわかりませんが、関心はあります。色々知りたいと思っています。
蒼
2012/6/29(金) 午後 6:02 [ - ]
鳳山さん、こんばんわ、
ここへきて急に資源づいてきましたね。
ここで我々はこの大きい変化に決して浮かれることなく、地道に進んでゆきましょう。
レアメタル・レアアースの備蓄も増やしましょう!
E!ありがとうございます。
2012/6/29(金) 午後 7:42
たかお城さん、こんばんわ
松山の新鉱石は中央構造線の場所で採れたそうです。
たまたまではなくて、なぜその場所かについて今後研究が進むと面白いですね。
私は有用なお宝はまだまだ今後、(陸地ではなく)海で見つかるのではないかと楽しみです。
2012/6/29(金) 午後 8:14
蒼さん、こんばんわ、
この話題嬉しいですね。
>「原発を停めて、早くこちらを電力にすればいい」なんてブログに書いていた人がいるのですか?!
余りにも無知な方もおられるのですね・・
蒼さんの、「できればとっくにやっている筈」という感じ方は正しいですよ。
メタンハイドレートは太平洋側側では砂に混ざって、日本海側では純度の高い塊で存在していますが、どちらもまだ工業的に(つまり大規模かつ安全、かつ経済的に)採取する方法が完成していません。
私は必ずこれらができると思っています。
原発はまた全く別の問題であって、既に日本は世界に冠たる技術を持っているのですから、どんどん再稼働し、新規の原発も着工すべきと考えています。
資源とエネルギーは国を動かす両輪です。私はエネルギーについてもいろいろ書いていますので、資源・エネルギーの書庫の記事を見てください。
2012/6/29(金) 午後 8:35
転載させて頂きます。
イイ ポチ凸
2012/6/29(金) 午後 10:35
hito様、E!と転載ありがとうございます。
2012/6/29(金) 午後 10:52
傑作!
転載させて下さい。
2012/6/30(土) 午後 3:58 [ tearface ]
tearfaceさん、
E!と転載ありがとうございます。
2012/6/30(土) 午後 5:50
tearfaceさまのところからきました
転載させてください
E!
2012/6/30(土) 午後 9:05 [ デバイス ]
こんばんは
資源大国日本になることを支・露・朝鮮?は危惧してるのでは?
☆
2012/6/30(土) 午後 11:37
日本が資源大国になりそうですね。
これを絶対に、他国に奪われないように死守せねばなりません。
イイね!
2012/7/1(日) 午前 0:13
デバイスさん、初めまして、
E!と転載ありがとうございます。
2012/7/1(日) 午前 5:16
あまのじゃくさん、お早うございます。
周辺国は間違いなく危惧していると思います。
タヒチ沖も南鳥島沖も水深5000メートル以上で、
こういう場所に質量の大きい(つまり重い)物質が長い歴史の時間をかけて移動してきたのかなと思います。
南鳥島沖のようにEEZにこういう深い海を持っているのは、もしかして日本だけかもしれません。
沖ノ鳥島(この海域も深い)などでも調査してほしいですね。
E!ありがとうございます。
2012/7/1(日) 午前 5:37
Saraさん、お早うございます。
この資源は他国にはまず奪われることはないと思います。
海から採取する技術と設備は海底油田を持っている国だけ、それもこんな深海では簡単には盗れないでしょう。
今回は単にボーリングによって資料を採取しただけであって、日本が本格的にこれを採取するまで、あと何年かかるかわかりません。
中国のレアメタル売り惜しみに対して、日米欧はWTOで歩調をそろえて対抗するようです。
強い圧力をかけて、中国にどんどんレアメタルを採掘させ、枯渇を早めることも重要です。
E!ありがとうございます。
2012/7/1(日) 午前 5:50