“遂に”と言うべきか、いや「やはり」と言うべきであろう。パキスタン最大のイスラム過激組織「パキスタン・タリバン運動」のスポークスマンは、先月28日にパキスタン北西部の都市ペシャワールで中国人女性が銃殺された事件に関し、犯行を認める声明を出した。その内容は、明らかに宣戦布告とも取れる内容だ。
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中国人殺害 過激派が認める
パキスタンで今週、中国人の女性が銃で撃たれて殺害された事件について、パキスタン最大のイスラム過激派組織が、中国政府が国内でイスラム教徒を弾圧している報復だとして犯行を認めるとともに、今後も中国人を襲撃すると警告しました。
パキスタンでは、先月28日、北西部の中心都市ペシャワールで、中国人の女性がパキスタン人の男性と一緒に歩いていたところ、オートバイに乗って近づいてきた男に銃で撃たれて死亡しました。
これについて、パキスタン最大のイスラム過激派組織「パキスタン・タリバン運動」のスポークスマンは声明を発表し、「中国政府が新疆ウイグル自治区でイスラム教徒のウイグル族を弾圧していることへの報復だ」として犯行を認めました。
そのうえで「中国政府が弾圧をやめなければ今後もパキスタンにいる中国人を襲撃する」と警告しました。
これを受けて地元の警察では、イスラム過激派による犯行の可能性が高いとみて捜査しています。
中国の新疆ウイグル自治区は、イスラム教を信仰するウイグル族が多く住み、中国政府の政策に抗議するデモや暴動がたびたび発生している地域で、中国政府は、分離独立を主張するイスラム過激派の犯行だとして取り締まりを強めています。
一方、パキスタンの日本大使館は、今回の事件に加えて先月29日には南部の都市カラチで韓国人を狙った誘拐未遂事件も起きていることから、パキスタンに住む日本人に対して注意を呼びかけています。
(2012/03/02) -NHKニュース-
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(「ウイグル族を弾圧していることへの報復」と明言。)
いにしえの昔から「帝国の墓場」とも呼ばれてきた地域が、ユーラシア大陸の一角に割拠する帝国である中国共産党(Red-China)へ、その牙をむき始めた。歴史は繰り返すというが、例外なく中国共産党(Red-China)体制も、自らがその巨体のまま、この渦へと飲み込まれてゆくのであろう。つまり、数々のウイグル族への蛮行が、ブーメランとなってそのまま北京を直撃するということである。
【ブレジンスキーが提唱する「ユーラシア・バルカン」概念】
(「帝国の源泉」と「帝国の墓場」。帝国はここで必ず致命的な大失策をする。)
私の過去のエントリ群が大的中ということなのだろうか。まあ、当然といえば当然なのだが、米国がこの地域から撤退するということは、こういう対立構図が必然的に浮かび上がるのであろう。「逃れられない地理」の典型例のようなものだ。既にシナリオは用意されていると見ていい。
( ↑ 当ブログの過去エントリ予言が的中へ!)
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(X) 中国共産党(Red-China)によるイスラム勢力抑圧方針(2011年-)
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中国共産党(Red-China)体制の終焉、ウィグルとチベットの独立、そして北朝鮮も連
鎖体制崩壊へ
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今回の銃殺事件の遠因となったのは、中国人民解放軍の軍事基地をパキスタン北部に建設し始めたことと関係している。異教徒が土足でこの地に踏み込むことへの警告とも受け取れる。今後10年間、中国共産党(Red-China)は、この地域へのハードパワー拡張志向へと向かわざるを得ない。やめてしまえば、北京で国家の中枢幹部同士が粛清合戦という顛末に至ってしまうからだ。そして、それに対抗しようとするのは、地元ムジャヒディン勢力に加勢という形で米、英、ロシアによる対立軸が構築されるであろう。この地域では、ムジャヒディン勢力と連携した側が有利になるという鉄則があり、これに逆らおうとすれば、いかなる帝国であろうとも、敗北・崩壊の憂き目に遭うという歴史的事実に注目せざるを得ないであろう。
「懸念すべきは、残存勢力による東方移動・浸透」
ここで日本国にとって留意すべきことは何か、という最重要課題が浮かび上がる。「それなら、中国共産党(Red-China)体制崩壊でバンザイじゃん!」なぁ〜んて考えは大間違いだ。留意すべき点は、崩壊過程で分裂した残存勢力が、断末魔的に“東へ、東へ”と向かってくることにあると言っていいだろう。かつてのソ連崩壊でモスクワの残存勢力が、北朝鮮やオウム真理教を使って、日本への浸透工作を謀ってきたことを忘れてはいけない。これは十分にありえるシナリオだ。特に震災後で耗弱しかかっている日本人たちには、心の隙間がいっぱいある。これが狙われないはずがないだろう。しっかりと、一人ひとりが警戒すべきだ。
【中国共産党(Red-China)体制崩壊で残存勢力の東方移動】
(断末魔的に“東へ、東へ”。ところてん式に押し出してくるのか?)
中央アジアにおける“ユーラシア・バルカン地域”は、帝国の墓場として、旧ソ連や米国など超大国を、破滅、疲弊させてきた。ユーラシア大陸のもうひとつの帝国である中華人民共和国も、例外ではないだろう。歴史的にも、古くはアレキサンダー大王もが、その憂き目に遭っている。今回の事件はその端緒として歴史に残るかもしれない。なぜなら、中華人民共和国の崩壊・解体への第一歩なのだから・・・。そういう意味でもこの地域の動向には、引き続き特段の注視が必要である。
tearfaceさんから転載させていただきました。
世界の動きは実に多様で、出来事の1つ1つを微視的にみると同時に、いろんな角度から巨視的に見る努力も必要です。
タリバンが北京政府に対立する・・・
この起こった事件は明らかにテロの部類だと思いますが、遥かに大規模での虐殺がウイグルで行われている。
仏教世界がチベットに冷淡なのに比べて、イスラムのタリバンはウイグルを支援して攻撃に出た。今後どれだけの力が出せるのか?
ただ、まるで塞翁が馬のごとく、因果が転じて日本に災いするかもですね。
とても良い記事だと思います。
2012/8/4(土) 午後 4:56
良い記事です。
ナイス!
2012/8/4(土) 午後 6:07
Saraさん、こんにちわ、
この記事を書かれた方の見識すごいですね。
ないす・ありがとうございます。
2012/8/4(土) 午後 6:16
転載ありがとうございます。ユーラシアハートランドは、イスラムの故郷トルコも中国共産党に対して、怒り狂っていますね。イスラムはタリバンも含めて、特攻隊などにより、日本人に一目置いているというか尊敬の念を持っていると、軍事史の専門家から聞いたことがあります。
2012/8/4(土) 午後 11:23 [ tearface ]
tearfaceさん、こんばんわ、
ほう、特攻隊のおかげで日本人に尊敬の念を持っていると言われてもねぇ。日本人なら群衆を巻き添えにするなんて絶対にしないですよね。
2012/8/5(日) 午前 3:05
そこがイスラムと日本の違いでね。
良くも悪くも「特攻精神」をイスラム世界は讃えているのでしょう。
2012/8/5(日) 午前 9:26 [ tearface ]
tearfaceさん、
イスラムの連中は日本の特別攻撃を正しく理解していないし、例え説明したとしてもやっぱり理解できないでしょうね。
有難迷惑ですよね。w
2012/8/5(日) 午後 9:05
中国に関してはこの記事世界に拡散してほしいです
すぐ中国政府は都合が悪い事もみ消しますからね
世界の多くの人に知ってもらうべき記事です
2012/8/6(月) 午前 7:00 [ - ]
キムチ排除委員様、はじめまして。
中国は豪雨の災害報道まで握りつぶしてしまう、恐ろしい国ですからね。
2012/8/6(月) 午前 7:40
転載いたします。
2012/9/20(木) 午前 6:37 [ MUGEN ]
MUGENさま、転載ありがとうございます。
2012/9/20(木) 午前 7:30